Anteeksi.

すみません、ちょっといいですか。フィンランド留学の見聞録。

まとめー旅行編

2010-01-09 | 後記
もともと、ヨーロッパを旅してみたいというのが、留学先にヨーロッパの国を選んだ動機の一つだった。で、その目的はかなり達成。

2009年4月~2010年1月に訪れた国と街のリスト(少なくとも、数時間以上滞在したところ)。

アイルランド―ダブリン
イギリス―ロンドン、バース
イタリア―ローマ、フィレンツェ、ミラノ、ヴェンティミリア
エストニア―タリン
オーストリア―ザルツブルク
スウェーデン―ストックホルム
チェコ―プラハ
デンマーク―コペンハーゲン
ドイツ―ベルリン、ドレスデン、ミュンヘン、ライプツィヒ、オーバーアマガウ
ノルウェー―オスロ、ベルゲン、フロム
バチカン
フィンランド―ヘルシンキ、トゥルク、ユヴァスキュラ、サヴォンリンナ、クオピオ、ミッケリ、ロヴァニエミ、ヘイノラ、ラハティ、テルヴォラ
フランス―ニース、カンヌ、サントロペ
ポーランド―ワルシャワ、クラクフ
モナコ
ロシア―サンクトペテルブルク

実に16カ国(バチカンやモナコも国としてカウントすると)。これほど短期間に出かけて回ることは、それこそ放浪の旅にでも出ない限り、まずなさそう。というか、ある意味、この一年が放浪の旅だったか。
ちなみに、これら地図上で表したのが下図。



旅行中は、各種の感覚が研ぎ澄まされるから、どの場所も、とてもよく覚えている。どこが一番良かったか、とよく聞かれるのだけど、なかなか選ぶのは難しい。それぞれ違う目的で旅行するわけだし。それでも、あえて特に印象的だった場所を幾つかあげてみます。

文化・芸術―イタリア、ドイツ
自然―ノルウェー、フィンランド
リゾートー南仏
異文化との遭遇―ロシア

ヨーロッパはほとんど初めてだったので、とにかくこの機会に浅くでも広く見て回ろうと思った。どんな場所でも、そこに行くだけで得られる、そして行かなければ得られない何か、というのが必ずある。そういうものをそれぞれの場所で見て感じることができたのは、何事にも代え難い経験。
だけど、やっぱりその国、その土地のことをより深く知るためには、もっと腰を落ち着けて滞在してみたい。それに、上記リストでも一目瞭然であるように、何かと滞在のしやすい首都が優先的になってしまったけれど、実は首都でない街の方が、それぞれの伝統のようなものが感じられて満足度が高かったりもする。海外に行ってまで、東京と同じ景色を見ても仕方ないし。
というわけで、三十代くらいからは、そういうゆったりした、味わい深い旅のしかたがいいかな、と考えている。ヨーロッパのあちこちに、ぽつぽつと知り合いも出来たし。で、この一年の経験は、その将来の旅行プランにも大いに参考になりそう。というか、実はそういう目論見もあり、この一年は、とにかく、浅く広く回ってみた。

ああ楽しかった。

最新の画像もっと見る