ゆうじ

司祭館の前で

いつも膝を抱えて

たばこをふかし

たわいもない会話の中に

ズバッと本質を投げ込み





わがままに

自分に素直に

まっすぐに







ちょっと猫背気味で

つかみ所のない雰囲気を持って

でも人に対して

高い壁を作ることなく

その実、ダレにも超えられない

強固なシェルターに囲まれてて



でも扉は開けっ放し




そんなヤツ








ふわふわといってらっしゃい。