夢の向こう側 

一度あきらめた水球への夢を再び追いかけ、母校での全国制覇を達成。
第3の水球人生を経て、新たなステージへ…

2020 東京

2013-09-09 16:31:56 | 思い
2020年の東京オリンピック招致が決まった。
現在の所、自力でオリンピックに出場できない、女子水球界は少し盛り上がっている。
なんせ、予選なしでオリンピックに出場出来るのだから。
全日本にさえ入れば、それでオリンピックに出場できるのだ。

でも、はたして、それでうかれていていいのだろうか?
オリンピックに出場する、逆に言えば、出場しなければいけないと言うことは、
それなりに、チームの仕上がりが必然とされてくる。

今のままの全日本では、到底、戦うことなど出来ず、恥をかきにいくようなものだと私は思う。
オリンピックが決定して、今の現役選手の中には、あと7年間続けようと思った選手も多いと思うが、
それなりの覚悟をして、続けてもらいたいと思う。

長年、藤村をそして日本の女子水球界を引っ張ってこられた永田先生が59才という若さで亡くなられた。
この東京オリンピックの決定を待たずして。。。

永田先生が全日本を率いておられた時代、つまり、私が現役だったときは、
オリンピックに女子の水球はなかった。
それでも、FINAカップで6位には入賞していた。

だから、オリンピックのある現在がうらやましい。
そう思っているのは、私だけではないだろう。
おそらく、あの時代にオリンピックがあれば、、、
だけど、無かったんだから仕方がない。

オリンピック種目になったのは、2000年シドニー。
それ以来、もちろんオリンピックには出場したことがない。
2001年、福岡での世水。
開催国なので、出場は出来たが11位。
その2年後の2003年の世水。
これも11位。
2002年に始まったワールドリーグ。
これには、2007年以降、毎年参加させてもらっているが、いずれも予選ラウンド敗退。

このチームが、あと7年でどれだけ変われるか?
いや、変わってもらわないといけない。

大学出て一度はやめた水球。
だけど、またやり始めた水球。

日本の女子水球が強くなるために、自分もなんかの形で力になりたいと思う。
それが、なんなのか、今は分からないけど・・・

オリンピックが決まって、今最年長26歳の現役日本代表が、全員続けるつもりで頑張ってほしいと思う。
そして、そこに、若い力が食い込んでくる。
上の人たちが引退したから、繰り上がりで全日本に入るんじゃなく、自分たちの実力で勝ち取る全日本。
ベテラン選手は、自分たちの体力・技術を維持しながら、ベテランらしくさらに磨きがかかる。
そうやって、下剋上の世界を作っていく。

そうなれば、今よりもっといいチームになっていることだろう。

その時、私は何をしてるんだろうなぁ。

とりあえず、今は、目の前の日本選手権に向けて頑張るか!!