蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

土曜日、稽古終わりは

2023-04-23 00:47:00 | 日記









       これよりは 駐車禁止と 躑躅かな




















       マカロンの 皿のイラスト 夏隣























       朝に見て 夕べほどける 富貴草


















       夕牡丹 消えいりそうな 繊い(ほそい)











中2の孫娘の、書道教室の駐車場の端にある小さな花壇。
彼岸桜を囲み、躑躅と著莪の花が満開。
彼岸桜は、とうに散り青々とした葉が美しい。
著莪の花は先週見つけたけれど、帰り、迎えの時に写真を撮るつもりでいたが、すっかり忘れてしまった。
本日は、そのほとんど枯れてしまっていた。
その代わり、躑躅が満開。なんて綺麗。我が家のとは又違う色で、写真を撮らねば、と車を降りる。
ぐるっと回りたいところだが、とにかく狭い。
こちらの公民館、レトロで雰囲気は好きなんだが、とにかく駐車場が狭い。
どこかにぶつけそうで気を使う。

四時に稽古を終えた孫、お腹が空いたと言う。
それなら近くのマックへ行こうか、と、小腹が空いたばあばの提案に、大喜び。
四時ちょっと過ぎだけど、五時に帰れば大丈夫。

こんな時間でも、そこそこ混んでる店内。
おやつだから、あまりガッツリいかないでね、というばあばに、「ほんとはチキンタッタ食べたいけど、じゃ我慢する☹️」
とシャカシャカチキンと、ポテト。あっマカロンも食べたい!」

ばあばは、桃のナントカフラッペ。

マカロンふたつ乗せたお皿、可愛いイラストが、チョコペンで描いてある。
「可愛いけど、これマカロンに付けて食べるんだ。
食べない人もいるみたいだけど。」
美味しく完食して、急いで帰宅。

朝少しほころび始めた牡丹の花が、咲き始めている!
驚いた。
急に陽射しが強くなったからね。
気温は下がってきたものの、陽射しはもう初夏。
花は、春から夏へとバトンタッチ、というところ。

昨夜は、全く見えなかった月。
本日は、月齢1.9歳。
目を凝らして探す。
なにがなんでも見つける。(笑)
なんだか、このくらいの月齢の繊月を見つけるのが、いつの頃からかやめられなくなってる。(笑)

一度諦め、夕飯したくを始める。
段取りの区切り良いところで、再度、庭に出て西空を凝視。(笑)

あっ見つけた!
細い細いお月さま。
か細くて儚げで…
うっとり。スマホ写真は、夜の月は正確な形にならない。
今しかないのだ。(夕飯、途中でほったらかし😱)
なんとか写っている。
牡丹も薄暗くなった庭に、ほんのりピンク色が可愛らしい。
明日はもっと大きく開いているだろう。

蕾もいっぱい。これからしばらく牡丹の庭を楽しめそう。



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早くも夏??

2023-04-21 11:08:00 | 日記












       クレマチスの 蕊に優しき 風ありて




















       棘のない薔薇 垣埋むる 家主は留守




















       風のまま 揺るるも自由 春惜しむ




昨日は、予想通り最高気温29度の蒸し暑い一日となった。

前日、転院した義母の、新たな入院必要物品を求めて、買い物に奔走(少し大袈裟💦)
途中で、中ニの孫からLINEがはいり、その用事もして…
急ぎ帰宅し、夕飯を作り孫たちの元へ持って行く。

じっとり汗ばむ忙しい一日だったけど、急いだ甲斐あり、夕方少しだけ、ご近所散歩ができた。

気になってた、クレマチスとモッコウバラ、楓の花…など。
早くも盛りを過ぎた感。
季節の進みについていけない💦

だけど、クレマチス、モッコウバラ(薔薇)は夏の季語。

季語はもう先取りしてもいいかな、と感じさせる暑さでもある。

独学、自由自己満俳句を始めて6年余り。
もう一度、歳時記を読み直し勉強もしなければ、と思う。

我が家の、一応畑としている(笑)空間の野菜たちは今年は全く収穫されないまま、花がいっぱい咲いている。
地域の区長、2期目に就任した夫、全く畑の世話をしない、する暇がない。(私は土いじりは苦手、花壇の花も小さな畑も全て夫まかせ。草むしりもしない。)

私はむしろ、野菜の花に興味深々。こんなに可愛い綺麗な花が咲くんだ、驚く。
特に、春菊の花の美しさは。
今年初めて知った。
その春菊の花裏に、てんとう虫がとまっている。
割と強い風に吹かれながら、動こうともしない。
ここが気に入ったのかな。

因みに、てんとう虫(天道虫)も夏の季語。
長い事、春の季語と思い込んでいた。
やっぱり歳時記は、きちんと開かねば。(電子辞書は、少し季節が違うものもあったり、あまり詳しくない。電子辞書も新しい、もっと良いものが欲しいのだが。)

本日は、少し気温が下がり、今現在涼しい風が心地よい。




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伯母の三回忌〜花ま白〜

2023-04-18 22:05:00 | 日記













       小手鞠の 揺れてみ空の 青ふかし
















       収穫のされぬ 大根の花 ま白

















       風止まぬ夕べ 躑躅の白 透ける















       二人静 長女の役目 終えし伯母






(ネット画像お借りしました。)





伯母が亡くなって、もう二年も経つとは。

人の悪口を言わない人だった。
他人の為、自己を犠牲にしてかまわない。

利他主義。
世界一優しい心の持ち主。

戦争で、新婚間もない夫を失い、両親をたった一人で介護し看取り、その後、妹(我が母親)とその子ども達(我々兄弟)の為、影に日向に世話をし、援助してくれた。
(その財産の多くは、我々に費やされたものと思う。我が為のものを買った、という記憶が私にはないから。)

そんな伯母だから、神様はこれ以上ないほど、健康な身体を与えたのだと思う。(最後まで脳も健康そのものだった。)
医者知らず。薬など滅多に飲まない。

だからなのか病弱な妹が、心底心配だったのだろう。
母が93歳で旅立った時、伯母は99歳。
お葬式の日の伯母は、小さく小さくうなだれ、言葉もなく…。
それなのに、お別れの会食の時、甥か姪か誰かが心配してかけた言葉に
「元気でーす!99歳!」とおどけて見せた。

一緒に暮らす弟は、目に見えて衰えて行く伯母を、それでも楽しげに、この上もなく、誰よりも幸福に、それから五年間お世話をすることになる。
最後の最期の道を、二人だけの「終末計画」に向けて歩んで行った。ケアマネジャーさん方とチームを組み細心の計画を立て…。

それは、コロナ禍最盛期の思わぬ困難も乗り越えて。

母の命日の、五年と10日後、伯母は、大好きな家の我がベッドの上で、息を引きとった。
隣で、終始付き添って眠る弟に、気づかれないように、そっと。
春の早朝のこと。

どなたが手向けてくれたのか、二人静。
伯母の、お別れ式に参列する為、この年二度目の帰省をした私が初めて目にしたその花は。

花は枯れてしまっていたけど、その風情は、伯母と母のようだ、と思った。
生涯、母を心配し寄り添った伯母。
長女の役目を終えた伯母を、子煩悩の優しい父親(おじいちゃん)は笑顔で迎えてくれた事だろう。





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日曜は

2023-04-17 20:28:00 | 日記

































       物産展 あれこれ欲しや 蝶の昼














       胡麻団子の 餡うますぎて 春愁














       のどけしや 餃子外せぬ ランチセット




日曜の昼前、中二の孫と出かけたモール。
「王将のランチと胡麻団子食べたら、もう用事はないの。 速攻帰ろうね!」

内心、せっかく出かけたんなら、他のお店とか見てまわりたいのに。
と、思いつつ、まぁ日曜のモールの人出の多さは疲れるから、それも良い。
4、5日前から、無性に胡麻団子が食べたくなったと、言っていた孫。
それも「王将の胡麻団子」限定。
久しぶりだし、餃子も食べたいね。

友だちとの約束も、どうやらこの土日はないらしい。
こちらも久しぶりに孫と二人だけのランチ、楽しみにしていた。

車で15分ほどのモール。前日までの雨も上がり青空が広がってきた。
モールの立体駐車場の二階に停める。
入り口からエスカレーターで降り中央広場を見ると、北海道物産展が開催されてる。
しかも最終日!
孫、大喜び。
最終日だからか、商品によって品薄のものもある。
孫は、一番好きな「六花亭、マルセイバターサンド」をまず探す。(笑)
あったー。うん大丈夫。売り切れないよね。ランチから行こう。
でもその前に、母親にラインする。(笑)
北海道物産展やってるよ、お母さんが好きな生チョコ、いる?
ビター?それとも…
他にリクエストは?と。
なんやかや、いろいろ。

(あなた食べる人、私支払う人。)
とセコいことは言いますまい。
私は、ささやかに、「山わさびのジャガイモおかき」だけ。と決める。

買い物は後にして、一番の目的、王将のランチ。
もちろん胡麻団子を忘れずに。
あつあつの、胡麻餡がたまらないんだそう。
二皿注文して(笑)さすがに「ばあば、ひとつあげる。」
あー美味しい〜。これを食べるために一週間頑張ったんだ〜。

美味しい顔は、見ていて幸せ
又一週間頑張って。
胡麻団子と餃子ならいつでもOK。だからね。

(北海道物産展は嬉しいんだけど予定外ちと予算オーバー。であった。)



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春霖

2023-04-15 22:10:00 | 日記


















       花躑躅 土曜は元気な日と決める






















       雨粒の かがやき 牡丹咲くを待ち


 











       雨のにおい 四月の窓に 満ちてくる




































       「明日爪切りなさい」 子に言う春夜






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