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蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

桜散り初む

2025-04-02 23:41:00 | 日記














          桜散り初む 底抜けに 青い空



















          花屑の まだ薄き道 日の匂い




















          地に還る 刻の静けさ 飛花落花

















          桜月夜 咲き満ちるてふ しずけさ


















          八重椿 艶やかなりし 落ちてなお


















寒い日が続く。
先週はじめの、妙に暖か過ぎる2〜3日の後、あれよあれよと咲き始めた桜。

その後、雨が降ったり曇天日和で寒の戻り。
夫と、今年はもしかしたら入学式まで咲いているかもしれないね、などと話したが。

買い物帰りのコンビニ近くの桜並木を写真に収めようと行ってみた。
こちらは、橋の上から眺める道路脇の桜が見事で、毎年必ず見にくる。
ところが、早くも満開を過ぎちらほら散り始めていた。

風の冷たい(昨日より幾分まし)の寒い1日。
けれども久しぶりの青空。
桜は青空が、やっぱり似合うと思う。
(曇天や雨降りの桜は、なんだか淋しくて写真も冴えない。)

落ちた花びら、「花の塵」「花屑」も私は好きだけど。


庭の西にひっそりある、八重椿。
今年は例年になくたくさん咲いた。
いつもは蕾は綺麗だけどひらくとがっかりなのだが(どうやら八重椿は蕾の中で虫が悪さをするらしい)今年は美しいものが多くて嬉しくなる。
もう落ちているものもあるけど、綺麗なまま。

夕方も晴れ、お月さまも久しぶり。




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