ニュージーランド移住記録:さいらんガーデン

ニュージーランドの大地でスクスク育つ植物や小さな生き物たち。その愛らしさ、強さ、楽しさを小さな庭からお伝えしています。

家出への道:迷子ではなく

2021-11-10 | クロコロ
コロの姿が見えなくなって
24時間が経過し『これはマズ
』と2日目にネット上のペ
ット迷子掲示板に詳細を掲載

前回の掲載からたった6日後


あの時はびしょ濡れで帰って
来ましたが、今回は帰らず、
外の時間が確実に延びてい
るのをリアルに感じました。


事故やケガで帰れないのか、
自分の意思で帰らないのか、
判断がつきかねるところでし
たが、理由の如何を問わず、
探し出さねばなりません


3日目には迷子猫のビラを作
り、ブッシュ周辺の家に配り
「万が一のために

と小川の向こう側の家にも配
布して周り、60枚以上があっ
という間になくなりました。


もしも小川を渡れたら、探す
範囲が飛躍的に広くなるので
そうではないことを祈る反面
50時間以上ブッシュにいると
も考えにくく、川に沿って上
流か下流に大きく移動した、
ぬかるみにはまって動けない
など新たな不安が募ります。


「裏のお宅を訪ねてみよう
と思った矢先、クルマで帰宅
した奥さんに事情を説明して
庭に通させてもらいました。


このお宅には引っ越し3日目
で、コロが庭に迷い込んだ時
にも協力してもらいお世話に
なっています。理解ある動物
好きの隣人で助かりました。


トロピカルガーデン風にアレ
ンジされた庭を小川まで下り
ていき、そこで目にしたのは







まさかの橋💦





小川が川向こうの家との境界
線になっていると思い込んで
いたら、裏の家は小川の両側
の土地を所有していて、かつ
ての飼い犬や庭の管理に人が
渡れるように、幅の広い板が
渡してあるではないですか


橋を見た瞬間にコロが渡った
と確信しました。とっくに川
の向こう側に出て、さらに遠
くに行っているのでしょう。

(※川はブッシュで見えません)


この時点で、事故やケガで帰
れないのではなく、自分の意
思で帰らないのだと理解し、
これは迷子ではなく家出だ


「いつかやるかも💦」
と薄々気づいて警戒していた
旧居への一大遠征への可能性
が急速に浮上してきました。


(つづく)