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博士脱帽。ハネに2つの蟻を持つハエ「ピーコックフライ」。

2013-11-13 06:04:19 | 日記
NTT 代理店


「まったく非のうちどころがない仕上がりです。参りました。」というのは、
このハエを初めて発見したUAE(アラブ首長国連邦)ザイード大学のハエの専門家、
ブリジット・ハワース博士。

このハエの学名はGoniurellia tridensで、ミバエ科の一種。

透けた二枚の翅に、どう見てもアリにしか見えない昆虫の姿がプリントされています。

アリの6本の足や2本の触角、頭部、胸部、先細の腹部までくっきり。

このハエは5000種類ほどいるミバエ科の仲間で、カラフルな模様をもつことから、
ピーコックフライとも呼ばれており、UAEだけでも、シンプルな模様のものから、
このG. tridensのように精密な模様をもつものまで27種類のミバエが存在するそう。

ハワース博士は、オーマン北部のセイヨウキョウチクトウの藪の中で、
このピーコックフライを初めて目撃。

「木の幹を見ているとき、なにか昆虫が這いまわっているのに気づいたんです。最初、二匹のアリが動きまわっていると思いました。次にハエの翅にアリがたかっているのかと思いました。でも、やけにきれいな左右対称だったんです。顕微鏡で見て、初めて翅に描かれたアリのような模様だということに気づきました」とのこと。

もちろんこの模様はおしゃれ感覚とか飾りとかではなく、
こうした模様をもつハエは、天敵に襲われたときに翅を広げて敵の目を惑わし、
相手が混乱している間に逃げをうつ戦略をとるそう。

生存のための擬態一種で、ほかにもこうした種はたくさんいますが、
自然がつくりあげた見事な精巧アートにただただ驚くばかりです。

まさに脱帽。


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