昨夜はたいへんだったらしい。
昨夜息子が水が濁っているのに気づき水道局へTELして初めて断水のことを知ったらしかった。
世間では防災放送で17時頃から水を求めての水活をしていたのに、うちはまったく気づかなかったのだった。慌てて溜め水をしたらしい。
9時過ぎに起こされた気がするけど、ボクは稲の水たまりのショックで起きていかなかったらしい。
ただ、ラッキーなことに息子は昨日の運動会の代休で休み。
ということで、あちこち出かけ水やらお茶やらを買ってきてくれた。さらに嫁さんの実家に行ってガスの復旧や掃除なども。おかげでボクは稲刈りに集中できたわけ。
水の溜まった一角をよく診てみると、深いところでは向こうずね辺りまでの水深。
でも畦際は柔らかいけどコンバインは入りそう。
ということで、手刈りでコンバイン脱穀を選んだのだった。
時間がかかりそうなので、昨日の分の籾すりはいつもより早い目に8時過ぎから始めたのだった。
10時頃から田んぼ作業開始。
まずは畦際をコンバインで刈る。1カ所グラリと傾いたけど、なんとか3条刈ることができた。これだけでも大違い。
次に手刈り。写真の残ったところを手で刈る。
1時間も刈れば刈ってしまうだろう。昔はこの広い田んぼを全部手刈りをしていたこともあったのだ、と言い聞かせて。…。
刈ってる間、よく聞こえてきたのはヘリコプターのエンジン音。多分、崩落した水管橋を取材に来ているのだろう。…。
予想通り。約50分で手刈りを終えることができたのだった。
12時頃、東側の田んぼに行きコンバインで刈り取り。
こちらはよく乾いているのでスイスイ刈ることができた。先ほど手刈りしたところは水がまだ残っていたので稲の色が青々しい。それに比べこちらは黄金色。
最後に、手刈りのところへ。
慎重にコンバインを進め、刈った稲を手でコンバインの中に入れる。
少し進んでは手で稲を入れ、を5,6回繰り返し、全部の稲を脱穀することができた。
やれやれ。16時20分終了。