さて、総会。
最後の活動報告、してきました。
「あおいちゃんに頼めば、大使館でやってくれるに違いないって言ったんだけど」
そう、他の人に言われたけど、このプレゼンは
どうしても、大使館ではなく、総会でやりたかった。
最後に伝えたい相手は、大使館の人ではなく、隊員だったから。
余計な人間(失礼ですけど)のために説明している時間はなかった。
毎回あった30分枠が、今回はなく、全員15分だったため
その短い間に思いを詰め込むことは、とても難しく、
はしょったことも多く、伝わったのか心配だったけど
あとで頂いた感想は嬉しいものばかりだった。
すごく良かったと言いながら、感想カードを手渡してくれる隊員もいた。
「想いのつまったプレゼン」
「あおいの伝える力にいつも感服します」
「僕もカウンターパートが嫌いなので共感できる部分が多かった」
「色々なことを正直に話してくれて、ほっとしたり、安心したり、共感したり」
「任期が終わる直前で、大切なことがより具体的に分かってくるのはなぜでしょうね」
「あおいさんがtoo seriousだったなんて、想像できないですねー」
「あおいちゃんのそのバランスの良さ、他人にはなかなかマネできないと思う」
「わたしの中で、葵さんは素敵フィリピンJOCVナンバー1です」
色々なメッセージを頂いたけど・・・
まぁ・・・みんなすごい褒め上手なんだね
言いたいことはたくさんあった。
“辛い時こそ笑うんだ”
わたしの周りのフィリピン人はいつもそう言ってた。
フィリピン人のその強さはどこから来るんだろう。
そう思いながら、わたしもいつしかできるようになったキープスマイル。
フィリピン人と付き合うのに一番大切なことだと今では思う。
「わたしはフィリピン人じゃないから、ゆっくりゆっくり仕事なんてできません!」
そう言ってたわたし。
でも2年たって見てみると、やっぱりフィリピンでは、
フィリピン人のスピードでしか仕事は進まなかった。
自分だけで暴走することはできるけど、周りを巻き込むなら、フィリピン人のスピードに合わせるしかない。
だから、こんなことに1年かかってしまった、2年でこんなことしかできなかったなんて
言わないで欲しいし、思わないでいい。
「2年間でこれだけのことしかできなかったの?
それだけのことのために、2年間休んで、フィリピンにいたの?」
日本の職場の人は、そう言うかもしれない。
でも、そんな人たちの言葉を気にする必要はない。
ここでの活動は、ここで活動したものにしかわからない。
そして、活動うんぬんよりも、まずはフィリピンのいいところをいっぱい見て
フィリピンのことを、フィリピン人のことを好きになるということが、一番大事。
わたしは大嫌いなカウンターパートのために働きたいとは思えなかった。
でも大好きな農家さんや、まわりのスタッフのためなら
どうしたらいいだろうか、どうしたら仕事が楽になるだろうかと
惜しまずに努力することができた。
報酬がないボランティアであるからこそ、人を好きになり、この人のために何かやりたい!
って気持ちになることが一番大事。
短い間に伝えられたことは、こんなところだろうか。
でも、わたしの言いたいことは、他のJOCVも言っていて
結局最後にみんなが思うことは一緒ってこと。
そして同期の発表に泣きそうになるわたし。
どうせそんなのしたって、そんなの作ったって、みんないつか忘れちゃうよ。
そう任地の人に言われて、それはほんとにその通りかもしれない。
忘れられても仕方ない。
でもほんの少しの人の記憶に残ればいい。
少しでも自分の足跡を残し、ここにいた日本人が、何かしてたという記憶が
誰かの心に残ればいいんじゃない?
そして総会中の同期との時間。

今回はドミに全員泊れず、わたしたちのバッチはホテル滞在となった。
みんなそれぞれ用事があるから、出る時間がばらばらだったりするんだけど
「行ってきま~す」
「気をつけてね~」
そう言いながら、出て行ったり、見送ったりする姿は、ほんとうの姉妹のよう。
委員会のミーティングで疲れて帰ってきたら
食事ができてるありがたさ。

家族です。家族。
ほんとに2年の間にそういう関係になってしまった。
ウノや大富豪だけで、なんであんなに盛り上がれちゃうんだろう。
なーんであんなに大笑いできちゃうんだろう。
あと1ヶ月で帰国。
寂しいです。
こんな時間、もう二度と戻ってこない。
最後の活動報告、してきました。
「あおいちゃんに頼めば、大使館でやってくれるに違いないって言ったんだけど」
そう、他の人に言われたけど、このプレゼンは
どうしても、大使館ではなく、総会でやりたかった。
最後に伝えたい相手は、大使館の人ではなく、隊員だったから。
余計な人間(失礼ですけど)のために説明している時間はなかった。
毎回あった30分枠が、今回はなく、全員15分だったため
その短い間に思いを詰め込むことは、とても難しく、
はしょったことも多く、伝わったのか心配だったけど
あとで頂いた感想は嬉しいものばかりだった。
すごく良かったと言いながら、感想カードを手渡してくれる隊員もいた。
「想いのつまったプレゼン」
「あおいの伝える力にいつも感服します」
「僕もカウンターパートが嫌いなので共感できる部分が多かった」
「色々なことを正直に話してくれて、ほっとしたり、安心したり、共感したり」
「任期が終わる直前で、大切なことがより具体的に分かってくるのはなぜでしょうね」
「あおいさんがtoo seriousだったなんて、想像できないですねー」
「あおいちゃんのそのバランスの良さ、他人にはなかなかマネできないと思う」
「わたしの中で、葵さんは素敵フィリピンJOCVナンバー1です」
色々なメッセージを頂いたけど・・・
まぁ・・・みんなすごい褒め上手なんだね
言いたいことはたくさんあった。
“辛い時こそ笑うんだ”
わたしの周りのフィリピン人はいつもそう言ってた。
フィリピン人のその強さはどこから来るんだろう。
そう思いながら、わたしもいつしかできるようになったキープスマイル。
フィリピン人と付き合うのに一番大切なことだと今では思う。
「わたしはフィリピン人じゃないから、ゆっくりゆっくり仕事なんてできません!」
そう言ってたわたし。
でも2年たって見てみると、やっぱりフィリピンでは、
フィリピン人のスピードでしか仕事は進まなかった。
自分だけで暴走することはできるけど、周りを巻き込むなら、フィリピン人のスピードに合わせるしかない。
だから、こんなことに1年かかってしまった、2年でこんなことしかできなかったなんて
言わないで欲しいし、思わないでいい。
「2年間でこれだけのことしかできなかったの?
それだけのことのために、2年間休んで、フィリピンにいたの?」
日本の職場の人は、そう言うかもしれない。
でも、そんな人たちの言葉を気にする必要はない。
ここでの活動は、ここで活動したものにしかわからない。
そして、活動うんぬんよりも、まずはフィリピンのいいところをいっぱい見て
フィリピンのことを、フィリピン人のことを好きになるということが、一番大事。
わたしは大嫌いなカウンターパートのために働きたいとは思えなかった。
でも大好きな農家さんや、まわりのスタッフのためなら
どうしたらいいだろうか、どうしたら仕事が楽になるだろうかと
惜しまずに努力することができた。
報酬がないボランティアであるからこそ、人を好きになり、この人のために何かやりたい!
って気持ちになることが一番大事。
短い間に伝えられたことは、こんなところだろうか。
でも、わたしの言いたいことは、他のJOCVも言っていて
結局最後にみんなが思うことは一緒ってこと。
そして同期の発表に泣きそうになるわたし。
どうせそんなのしたって、そんなの作ったって、みんないつか忘れちゃうよ。
そう任地の人に言われて、それはほんとにその通りかもしれない。
忘れられても仕方ない。
でもほんの少しの人の記憶に残ればいい。
少しでも自分の足跡を残し、ここにいた日本人が、何かしてたという記憶が
誰かの心に残ればいいんじゃない?
そして総会中の同期との時間。

今回はドミに全員泊れず、わたしたちのバッチはホテル滞在となった。
みんなそれぞれ用事があるから、出る時間がばらばらだったりするんだけど
「行ってきま~す」
「気をつけてね~」
そう言いながら、出て行ったり、見送ったりする姿は、ほんとうの姉妹のよう。
委員会のミーティングで疲れて帰ってきたら
食事ができてるありがたさ。

家族です。家族。
ほんとに2年の間にそういう関係になってしまった。
ウノや大富豪だけで、なんであんなに盛り上がれちゃうんだろう。
なーんであんなに大笑いできちゃうんだろう。
あと1ヶ月で帰国。
寂しいです。
こんな時間、もう二度と戻ってこない。