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終わりなき旅~青年海外協力隊への道~

☆青年海外協力隊への挑戦日記☆
平成20年度1次隊でフィリピンに派遣されてます
職種は獣医・衛生です

現状報告

2007-10-16 23:19:46 | 要請変更できますか?
正直もうこのことを書かないとこうと思ったこともあったけど…
ここだけは自分に嘘つかないって決めたので書こうと思います。
要請変更のことです。

いろんな方に話を聞いてもらったり、アドバイスをもらったりして
自分の気持ちにだいぶおさまりがついてきました。
1ヶ月の研修で十分と聞き、もう一度調査票を読み返し、何が必要なのかを考えた。
うん、確かにこれならできないことはないかな(←すげぇ自信)
と思ったらこの要請でもがんばれると思えるようになりました。
待つ時間や協力隊に参加できなくなるリスクのこと、
休職の期間が決まっていること、
これ以上休職のことでごちゃごちゃさせたくないこと…
いろいろ考えて、再応募はなしかな、と思います。

最後にJICAにも問い合わせてみたんですよ。
断られたらあきらめつくかなって思って。
案の定お断り。
これであきらめつくかと思いきや、断られたら少しくやしくなるもんだね。

ある方のブログに書いてあった19-3の様子をみて
やっぱり専門分野で行きたいな、という思いが蘇ったのも事実。
3次隊からシニアと訓練が一緒。
シニアはもちろん経験豊富な方ばかり。これ当たり前。
しかし協力隊の方も3次隊駒ヶ根に限るのかもしれないが、
若くて経験の浅い人はほんの少しに感じられたとか。
わたしだって今年で27歳。年齢では決して若くはないので気にならない。
でも要請に関する経験は低い…悔しいよ…
わたしだって専門分野だったら…!
病理で勝負してみたいよ…!
今までの経験を生かしたい!
まだ病理をやりたい気持ちは残ってる。
てかすっげーやりたいぞ~!!!!!

でも、あきらめます。

これから受験するみなさん、
特に自分の専門分野にこだわりがある方は、要請を選ぶ時は気をつけて。
受験し始めると何でもいいから受かりたい、と思いがちです。
でも、こだわりもった方がいいですよ。
自分に見合う要請がない時は見送る勇気も必要です。
専門以外の要請では合格する可能性は低いと思ってましたが、
そんなことはありませんでした。
わたしが受験した春募集にはわたしの専門分野の要請はありませんでした。
面接でも本当は病理がやりたい、とつい本音をだしてしまいました。
それでも関係のない要請で合格するもんなんです。
ま、こんな失敗、わたしだけなのかな。
断る勇気と再応募の勇気があれば関係ないしね。

わたしって意気地なし…

こうなったら今の要請、がんばります。
乳房炎に関して勉強して、研究しまくってやる。
行かせてもらう以上は、失礼にならないように知識だけはつめこんで。
経験がないのは本当にごめんなさいだけど…
わたしが行く意味をなんとかしてもたせたい。

協力隊関係者からよく聞く「なんとかなる」という言葉、わたしは好きじゃない。
てか、わたしが発言してはダメな言葉だと思う。
ある程度知識と経験がある人が言うのは許されるけど、
経験のない人が言うと単なる根拠のない慰めにしか聞こえない。
大丈夫だと思いこませる暗示の言葉、無責任な言葉に聞こえてしまうの…
わたしだけ??

「なんとかなる」ではなく
「なんとかしてみせる!!!」

ちょっと復活

2007-10-05 14:01:14 | 要請変更できますか?
今日、知り合いのフィリピンに派遣されていたOVにメールをしてみました。
彼は同じ職種だし、同い年。
新卒で協力隊に参加したので、技術レベルはわたしと変わらない人かなと思い…
これは大正解だった。
ちょっとすっきりしたよ。

1ヶ月程度の技術補完研修でちゃんと活動できるのか?
秋募集の要請に病理の要請があり、再受験も考えていること。
それに対して不快を示したり、今の要請でがんばれと言う人たちが大半であること。
その言葉をなかなか受け止めることができない自分…
とにかく今の不安を全部ぶちまけてしまった。


技術補完研修は1ヶ月で大丈夫だと思うよ。
人工授精業務で直検を身につけなきゃいけない場合だと時間がかかるかもしれないけど、
Sさん(わたしの前任者)の仕事を見ていた限りでは、
技術よりも知識のほうが重要かな、と思います。
知識なら必要な本を持っていけば現地でも対応できるからね。
乳房炎が多い農家に対してどうやって原因を突き止めて、
どうすれば改善できるのかを想定していれば、何を用意すべきかは見えてくるよね。
隊員が一番悩ましい状況なのは「仕事がないこと」だから、
tanさんが行くところはその点は大丈夫だと思います。
(病理検査の要請はベリーズのやつかな?)
逆に、ベリーズの方は、保健所には実際病理サンプルなんて
あまり届かなくて仕事がない、なんてこともあり得る。
フィリピンの狂犬病対策で派遣された人からそんな話を聞いたこともあるよ。
もちろん、ベリーズの要請はtanさんにとってすごく恵まれた条件かもしれない。
簡単に変更できるなら良いけど、待つ時間や協力隊に参加できなくなるリスクを負ってまで
選ぶ価値があるのかは、行ってみなけりゃ分からないよね。
楽しい仕事ができるかは結局のところ自分次第、だと思います


何が私の心のもやもやをとってくれたかって、冒頭の「研修は1ヶ月で大丈夫」という言葉だと思う。
同じ技術者としての意見。
「たぶん」「きっと」「よくわかんないけど」なんとかなるさといった不確定さがない。
ただ心情に訴えるのではなく、事実に近い情報を並べることでここまで安心させてくれるとは。
やるな~

なるほどね。勉強になった。
事実を並べて訴える。この技、使えるな。

ありがとう、Sくん。
もう一度、前任者のSさんにもいろいろ聞いてみることにするよ

技術顧問に問い合わせ

2007-10-01 20:37:07 | 要請変更できますか?
早速、技術専門委員の先生に、派遣先変更について問い合わせてみました。

派遣先変更の可能性の有無は、私の守備範囲外ですので、回答はできません。
ただ、前回の試験の結果は、フィリピンの酪農研究所の要請案件に対して合格ということですので、
この段階で、派遣先変更ということは困難ではないかと思います。
tanさんの業務経験からすると、秋募集の案件も適しているように思われます。
ただ、秋募集の選考では、他に適当な応募者がある可能性もあります。
技術専門委員の立場からは、この程度の回答しかできません。
詳細は、JICA担当者にご相談ください。


秋にわたし以上にベリーズの要請にぴったりな人が出る可能性はある。
そうなんだよねー。
先生が言ってることは的を得てる。

この返事からすると、各要請ごとに合否が決まっている様子。
なぜ乳房炎関連の仕事にたずさわったことのないわたしが受かったのかは軽くなぞだけど…
秋募集の案件「も」適している、と言って下さってるということは、
フィリピンの要請「も」適していると判断してくれたということ?(なのでしょう)
わたしなんぞにありがたいお言葉だわ。
わたしにもできるってことだよね。
頑張ってみよかなぁ。
でもなぁ…

はぁっ…

もうちょい他の人にも相談してみよ

あーあ…

秋募集

2007-09-29 18:16:31 | 要請変更できますか?
リンクさせてもらっているトモチョフさんのブログで
秋募集の要請が公開されていることを知り、ちょいと見ることに。

家畜衛生は今回も6件。
春は誰も希望しておらず、秋もあるはずのネパールの要請がなくなっている…
どうしたんだろう。
あれ、かなりレベル高い内容だったもんなぁ。
大学で大動物診療の指導から学生の研究の指導まで。
そんなの大学の先生やシニアに近い人ではないと無理なのでは…と思ったっけ。
だれか見つかったのならばよいのだけど…

そんなことより、今回の要請にはわたしのやりたいことに近い要請が1つあったのよー
いいなぁ
ベリーズの要請。

「農業保健所で全国畜産農家から収集した病理サンプルの検査、疾病診断のほか、畜産農家への巡回指導および家畜伝染病についての啓発活動を行う」
という要請。

春募集の面接のとき、面接官に
「あなたがやりたいのは大動物診療なの?」
と聞かれ
「ほんとは病理がやりたい」
とつい本音をこぼしたわたし。
2007年7月22日の記事参照)

ほんとは病理やりたいの…
学生の頃から病理一筋。
今だって病理でおまんま食べてます。
病理の要請だったら会社の人だって納得あーんど喜んでくれるだろう。

あーん、なんで春にこの要請でてこなかったのよー
これも運命なの?
神様のいじわる…
それともフィリピンに縁があるの?

まぁ、このベリーズの要請もよくよく見たら病理だけではなく
細菌検査にH.I.Test、できればPCRもできなければならず
やっぱり補完研修は必要な感じがぷんぷんする要請なのですが…
でも今のフィリピンの要請よりもお役に立てそうな気がします。

面接官のN先生、わたしのこと覚えてたら
もし覚えてたら少し考えてくれませんか?

まぁもうフィリピンに愛着わいてきたし
なんせ小型二輪の免許もとっちゃったんで
今のままでも良い気もします。
でも要請変更、いつでも承りますのでー

まぁ、これが縁だと思って受け止めるしかないのかしらね。