終わりなき旅~青年海外協力隊への道~

☆青年海外協力隊への挑戦日記☆
平成20年度1次隊でフィリピンに派遣されてます
職種は獣医・衛生です

最後のショッピング

2010-06-13 17:51:59 | ホームステイ
ホストファミリーと、最後のお買いもの。
わたしのデシピ(お別れ会)用の料理の買いだし。
土曜日に、「何作る?」と相談して
ゲストが食べたがっていた、カルデレータにメヌード、カレカレ、
わたしが作る豚の角煮にとんかつ、それからフィリピン人にも認識の高い日本料理の鶏の照り焼き、
それからわたしの大好きなサゴベをデザートに。
レチョンバーボイ(豚の丸焼き)に、それから発生した血を使って、ディヌグアン(血と臓物の煮込み)もオーダー。
いつも工場にご飯を作ってくれてるテスから、ラプラプの料理も届く予定。
本日料理用に買った豚肉75kg!
それにプラス、豚の足を4本追加購入する予定。
おーい、こんなに食えんのかいな。
あと鶏肉にお野菜に調味料、ガスにお酒も一気にどーんとお買い上げ。
最初は自分のデシピを考えるだけで、めんどくさいなーと憂鬱になってたけど
メニューを考え始めると楽しくなってきた。
とにかくみんなにいっぱい食べてもらって、いっぱい飲んでもらって
満腹になって幸せな気分になってほしい。

新たな命

2010-05-26 17:37:54 | ホームステイ
サマカナから帰ってきたら、隣の家のテラスにホストシスターが座ってた。
「Hi! Aoi!」
お隣さんは、ホストファザーのお兄さんのお家。
「ちょうど良かった。ご飯できたところよ」
別段いつもと変わらない風景。
しかし、いつもと違ったのは
「今、ドナ姉さんが産気づいたの」
うわぁ~
そっか、そろそろだと思ってたけど!
ってか、自宅分娩かー

そしてご飯後、サマカナの疲れでうとうとしてたら
「あおい~、バスケット見に行く~?」
うーん・・・行きたいが・・・体力もつかなぁ
「あっ、無理しなくていいよ。じゃ、お母さんと、赤ちゃんが出てくるの一緒に待ってたら?」

しかし、隣の家に行ったら、外で座って待ってる子ども達が
「もう産まれました。白いんだよ~」
とな。
「産まれたの!?」と、部屋に駆け込むホストマザー
わたしも一緒に駆け込んでみる

産まれたての赤ちゃん。

疲れふっとんだ。

お産もみんなで見守る。

この子のお姉ちゃんとなる、4歳のティンティンもじっと見ている。
子どもが産まれる瞬間、自分が産まれてきたということがどういうことなのかを
身をもって体験している。
ただし、中に入れるのは、自分の家の子だけらしく、
妹の子どもでさえ、外で待たせていた。
また、男性は入ってはだめな風習なのか、父親でさえ外で待つ。
1歳の男の子でさえ、中に入れず、うちで預かってた。

しかし、ここでフィリピン特有の問題が。
出血多量のため、ドナは病院へ運ばれることに。
ところが輸血できる血がない。
O型の血がラグナ州にないと言う。
輸血できそうな身内はみんなB型。
結局ホストファザーが、さっきまでわたしのいた、ケソン州の州都、ルセナまで車を飛ばすことに。
無事3袋の血を手に入れてきてたけど、朝起きたら、ホストファザーはくたくただったのでした。

B型にO型。
ふむふむ。フィリピンっぽい。
ちなみに私AB型。
AB型の血、あんのかな。フィリピン・・・
そう言えば、ある隊員がデングになった時、これ以上容体が悪くなったら
同じ血液型の隊員は輸血のために、マニラに来てほしいとかいう
お願いメールが来たことがあったような。
結局その隊員は持ちこたえてたけど。
あと、1ヶ月、何事もありませんように・・・

夜な夜な集まる

2010-04-17 00:54:02 | ホームステイ
なーんか最近ブログを書くのが億劫に。
理由は自分でもわかってんだけど・・・ね。
ま、あと2ヶ月だし。
気持ちを奮い立たせて、書くことにしよ。
後で見返したら、思い出になるからな。

最近ね、ホストファザー側の親戚連中の間で、あるものがブームに。
これなんだけど。

いやぁ、アリス姉さん、楽しそうですわ

これですわ。


これ、ビンゴ。
お手製のビンゴの紙を持って、夜な夜な、ホストファザーのお母さん家に集まる。
実は昼にもやってるらしい。

ビンゴって、フィリピンで人気で、ビンゴホールなんかが、普通のモールにあったりする。
カジノでも、週に1度、ビンゴやってたりするらしい。
もともとギャンブル大好きな国民。
おとなしいうちのホストファミリーだけど、ボクシングの試合でも、すぐに賭けを申しでてくるし
人がなくなったら、お墓に入れるまでの間、家の外では、
葬式代を稼ぐために、ギャンブルが行われる。

でも、このように毎日ビンゴが行われるようになったのは、この1週間の間の話。
どうもねー、みんな、暇らしい。
学校は今、お休み。
ホストマザーの会社も、ただいまお休み中。(無給のため、けっこう困る)
もともと仕事のない女どもは、もちろん暇。
そんな暇な人たちが、なんとなくビンゴやろーぜーみたいなところから始まったっぽい。

「やることないなら、今夜一緒にいかない?」

そんなホストマザーの一言から、ご一緒することに。
賭け金は一回1ペソと大変リーズナブル。
しかし、15人くらい、参加するため、勝つと15倍に膨れる。
けっこう満足感高い。
その他、ディキャットと言って、別途、1ペソだか2ペソだかを賭けると
最初に2つ、横に揃えた人が、そのお金をもらえる。

日本のとはちと違う。
ナンバーは5×8のマスの中に書かれる。
1~40まで。
だから、読み上げるナンバーがない!ってことは、絶対にない。
穴をあけるのではなく、乾いたトウモロコシを番号のところに置く。
最初、このトウモロコシはつまみかと思い、食べようとして、
みんなに大爆笑された。
食べ物だと思うだろ!普通。
そして、4つ揃えれたら勝ち。(タテ、ヨコ、ナナメ、そしてボックス)
場所によっては3つで上がれる場合もある。
だから、日本のビンゴよりも、ゲームの流れは早い。

最初、あっという間に、14ペソなくなり
ホストマザーと、終わっちゃったね~、と言ってたら
ホストマザーの妹の旦那さんが10ペソくれ、再度試合開始。
「葵、ぜんぜんそろってないわね~」と、周りから高笑いされ、
ちょっとムッとした瞬間、一気に大フィーバー到来。
結局21ペソ勝ちに。

大人も子供もけっこう真剣

いやぁ、けっこうよかった。
ここの人たち、女性はお酒を飲まないので、
こうやってみんなで囲むことがなかったから
コミュニケーションとしてもいいこと。
初めてこんなに近くで話した人もいたし。
ギャンブルって敬遠してたけど、任地の人たちとのものは
意外と楽しいものですな。

言ってることがようわからんが

2010-03-16 21:01:35 | ホームステイ
わたしが不在だった日曜日の夜、ホストマザーの弟、オーマン兄さんがヘビにかまれたんだとか。
「コブラよ、コブラ!」
えーまじかい。

「フィリピンではね、ヘビに咬まれたら、10分15分で死ぬ場合もあるの。
 でも、オーマン兄さんは強かったから、大丈夫だったのよ」

ん?そんなことってあるんかい・・・?

「ヘビに咬まれて怖がったら毒がまわるのが早いの。
 でもね、怖がらなかったら毒がまわるのが遅いのよ。
 オーマン兄さんは勇気があったんだわ」

・・・そうなの・・・?そういう問題なの・・・?

事件現場は、わたしもよく遊びに行く、オーマン兄さんとアモール姉さんのお家の間。
やーだーなー・・・
わたし絶対死んじゃう。

教会に行くことで

2009-12-20 14:26:06 | ホームステイ
わたしがSimbang gabiに行きたがったからか
はたまたSimbang gabiに行ったのがうらやましかったのかはわかりませんが
ホストファミリーも今年はSimbang gabiに行き始めました。
Calauanの教会が20時にもミサをやってるというのがわかったせいもあるんだろうね。
いつもは教会に行かず「お父さんはほんとに怠けもので・・・」なんて言われているホストファザーまでもが
「今年はコンプリートさせるぞ、おー!」とはりきっております。
そんなわけで、ホストファミリーと毎日夜に教会へお出かけ。

Calauanの教会では、その日のミサの内容が書かれた紙が売られていた。

聖書の言葉を覚えてないわたしでも、これを読めば参加できる。

地元なだけあって、知り合いが前に立つのも楽しい。
隣のアリス姉さんが聖書の一部を読んだり


これまたお隣さんのテディ兄さんが
洗礼を受けた人だけがいただける、白いうすいおせんべえのようなものを配ったり

頂いた信者は、口に入れたまま、席に戻ってお祈りをするのです

ここでも毎日プレゼンテーション。
2日目は、スピリチュアルソング独唱。

びっくりするくらい音をはずしてて、あーあ、やっちゃったねーって感じ

3日目はPPを使って


昨日は、手話を使った歌が披露された。

前にカンペ(人)あり

Calauanの教会のAltarは工事中で

いつもこういう白い幕が垂れ下がっていた。
なんとか、クリスマスまでに完成させたい神父様は、とうとう自ら歌を歌い、寄付金を集めることで

恥ずかしそうに歌う。あまりに恥ずかしそうなので、サビの部分はみんなで歌うのだ。

その甲斐あって、昨日ようやく、幕が開かれた。

でもまだ完成じゃない。まにあうかな?

毎日教会に行くことで、もっとフィリピン人に近づきたい、クリスマスというものを理解したいと思ったわたし。
最近、理解とまではいかないけれど、
少しずつ教会に行くのもいいものだな、と感じるようになった。

特にね
教会で見知らぬ人と、手と手をとる瞬間が大好き。

それから
「Peace be with you」と、見知らぬ人にも声をかける瞬間も。

わたしはカトリックではないけれど
教会のそんな瞬間が好きだ。
こうやって、隣の人と手と手をとりあっていったら
争いなんて起こらないのにと思うんです。

普段はわたし、blessなんてしないんだけど
ミサが終わったあとだけは、ホストファザーとホストマザーにblessする。
二人が「Bless you」「God bless」と言ってくれる。
ホストマザーはホストファザーにキスをして、「I love you」と言う。
そして腕を組んで、ホストファミリーと帰る。
家族なんだなぁと思うんです。

これをあと1週間続けます。
今年のクリスマスは、去年と少し違う思いで迎えそう。


みんなで手をつなぎ、歌おう

台風一過

2009-11-05 19:40:14 | ホームステイ
台風の影響で、なかなかネットが復旧しませんでした~
まだ不安定でおっそいけど、なんとかつながるようになってきたよ

わたしの住んでる地域には、真夜中に台風が来たんだけど
強い風の音と寒さに目が覚め、ふと窓を見ると、すこーし開いてて・・・
その隙間から雨がちょこちょこ入ってたんですな
急いでぎゅっぎゅっと閉めて、布にくるまって再び眠りについたわけです

朝、起きてみると、台風は去っていました。
外がめちゃくちゃだったけど、まぁこのあたりは大きな被害になることなく過ぎたようです。
屋根の一部が壊れたり

木が折れたり


雨漏りがあったり、ドアが壊れたりした人たちが
うちの家に避難してきてて、朝からにぎやかな食卓でありました。

ただ、隣町に住む活動先のスタッフたちは、昼まで出勤してこず。
事務所はわたし1人。
膝丈まで洪水があったそう。
わたしの住むCalauanはMahirap (貧乏)Areaだと、みんなに言われるけど
大雨をもたらした前回の台風でも、洪水はおこらず
土地的には恵まれているほうだなーっと改めて思います。
「なんでCalauanやPagsanjanは洪水が起こらないのかしら・・・
 田んぼが多いからかもね」
と、英語の先生は言ってました。
ほんと、そうかも。山もあるしね。
NTCでテクニカルのクラスメートがそういうプレゼンをしていたのを思い出す。
田んぼの保水力(っていうのかな?)はすごいんです。

結局一日中、電気は復旧しませんでした。

うちはわたし含めて3人の家庭。
ちょっとこういう時はさびしく感じます。
ということで、寝るまでの間、隣近所をまきこんで、3世帯で過ごしました。
電気がなくても、小さい子どもがいると、笑いが絶えなくって、場が明るくなります。
子どもの威力はすごいです。

台風の翌日はAll Saints Day。
日本のお盆に相当する日でした。

お墓にお供えするお花を、ロウソクの下、近所の人たちと準備中。

今日は何の日?

2009-09-17 00:06:57 | ホームステイ
とうとうニュースの終わりに、クリスマスまでのカウントダウンが開始されました。
いやぁ、今年も絶好調に気の早いフィリピンです。

そうそう、今日はクリスマスまであと100日の日~
というのもあるけれど、今日はリセットの誕生日でもあり~
彼氏を連れて、昨晩、家に帰ってきた。
初登場以来、ホストファザーの誕生日とか、ちょこちょこやってくる彼氏さん。
ホストファミリーも、うちの配属先スタッフも、全員が彼のことをこういう。
Tahimig
ほんっとーにしゃべらないの。
でもだんだん口数が増えてきたかな。
まだわたしには話しかけてくれないけど。
「じゃ、仕事に戻るね」って、わたしが今日言った時も、目で合図のみ。
いつになったら話してくれるんだろう。
まっいい人そうだけど。
3年後二人は結婚予定。
今朝も仲良く二人で教会に行った。
誕生日って、教会に行ってお祈りをするもんなんだね。
フィリピンに来て、初めて知った。
「なんのために?」って聞いたら、
なんでそんな当たり前のこと聞くの?って感じで
「生きてることに感謝するために」だって。
そっか。
そうだね。

今回は、ゲストを招くことはせず、
ホストファミリーと、彼氏さんと、わたしとの5人だけでランチ。
フィリピンの誕生日って、誕生日を迎える人がたっくさんのゲストを招いて
ごちそうをふるまうスタイルで、何かと豪華なイメージがあって、それはそれで素敵だけど、
たまに見栄をはってるようにしか見えない人もいて
どうしてそんなところでいつもお金をいっぱい使っちゃうんだろうと
ちょっと疑問に思ったりもしていた。
わたしのご近所さんたちは、そんな派手なことはしない。
スパゲッティだけとか、パンシットに何か1品とかをふるまう程度。
背伸びしない、見栄をはらない、身の丈にあったバースデー。
そんな任地の人が好き。
次の自分の誕生日は、フィリピンスタイルに派手にやろうかと考えてたけど
やっぱりわたしもリセットと同じように、家族だけでお祝いして
配属先にご飯をもっていく、任地スタイルにしようかな。

ホストファザーとマザーから、ケーキのプレゼント。

願いをこめてふーっとね。

Happy Birthday, Lisette.
Wish you all the best
Love
Tatay & Inay

ケーキ一面に書かれたメッセージに愛を感じた。

わたしはランチが終わると、また仕事に戻り。
リセットと彼氏さんも、夜勤のために、昼過ぎには帰って行った。

そうそう、今日はうちの父の誕生日でもあり。
明日は英語の先生の息子の誕生日。
そしてそして4日後は・・・と
なんだか誕生日ラッシュ中。
みんなHappy Birthday!

はっぴーはっぴーばーすでー

2009-08-15 19:33:38 | ホームステイ
昨日はホストファザーの誕生日なのでした。


うちの配属先・活動先の人も招待してくれたので
昨日は16時には活動先を出て、帰宅。
男どもは飲み、歌い、
女どもは働くか、おしゃべりか、ただ座って男どもの様子を見る・・・
わたしも19時半まではさー、我慢してたのよ。
配属先のコリンおばちゃんの隣に座って、活動の相談をしたり、
一緒に歌を聞いたりしてた。

でもさ、2時間も経つと、もう我慢できなくね?
なんで人が楽しく飲んでるのを見てなきゃだめなの?
こちとらぜんっぜん楽しくありませんけど。
最初はちらっ、ちらっと見てたお酒。
いかんいかんと気をまぎらわせてたけど
いつのまにかわたしの視線はお酒にくぎづけ状態に・・・
見るだけならいいやんけ。ねー。いいよねー・・・・
いいよねー・・・ごくり・・・
一心不乱に酒を見つめる女。怖いよねー
「ぐすとこいのむ・・・ぐすとこいのむ・・・」
飲みたい飲みたいとタガログ語でぶつぶつと呟き始める。怖いよねー

ふと後ろを振り返ると、ちょっと離れたところで飲んでた男集団のうちの1人が
人差し指をたて、手まねきした。
あれはうちの工場スタッフではないか。
「1杯飲め。こっちこい」ってことだよねー・・・
行きたい!でも行っちゃだめ!!行っちゃだめ~・・・家族見てないからいっか・・・へへへ
ホストファザーもこっちで歌ってるし
ホストマザーも娘のリセットも家の中にいるし
今のうち・・・と思い、そっとコリンおばちゃんの隣を離れる。
ぬきあし さしあし しのびあし~
わたしがホストファザーにプレゼントしたワイン。
「1杯ください!!
「おし、飲め飲め~」
「もう1杯!!」
「おっ、いけるねー。ここ座れよ!」
あぁ、座ってゆっくり飲みたいわー。
でもさすがにそれは・・・
「お母さんに怒られるから無理」
「はっ!?大丈夫だよ。俺達、仕事仲間だろ!」
活動先スタッフ3人に座ることを促される。
そ・・・そうだよねー。うーん、でもー・・・
ちらっと奥を見ると、ホストマザーのお兄さんが首を横に振る。
座るなのサイン。
やっぱだめだよねー
いや・・・少しくらいなら・・・
「Aoi・・・何やってるの。男の人と飲むのはバッドマナーよ・・・」
ひぃーリセット登場。
あえなく家に連れ戻される。
まだ飲みたりねーぞー!!くそー、フィリピンのばかー!!!

「なんで男と女が混ざって飲んじゃだめなのさ!」
配属先のドライバー、ボーイ兄さんに怒りをぶつける。
「マニラだったら大丈夫なんだけどねー。それにコリンおばちゃんの家も大丈夫だろ。
 次、コリンおばちゃんのところで、一緒に飲もうな」
ボーイ兄さんになぐさめてもらってたら
家から一つ机が運びだされ
「Aoi、飲むならここで飲みなさい」とリセット。
うわぁい特設会場設置!
お付き合いくださったのはリセットのいとこ連中+そのボーイフレンド、All10代。
ワインに手を伸ばしたわたしに
「Aoi、こっちの方がおいしいわ」と取り出したは
マタドール
ブランデーですわ。
これ、きっついの。
これをグビッと飲み干し、チェイサーで流す。
そして隣の人にグラスを渡す。
渡された人は、やはりグビっと飲み干し、それを隣の人へ渡す。
これを永遠に続ける。
タガイタガイと呼ばれる、フィリピン流の飲み方。
わたしマタドール大っきらい。
でもなぜかこの日はおいしー
なぜだ?なぜだ?やっぱ久しぶりの酒はうまく感じるのか?
「おいしいでしょ?わたしとマリスのfavoriteなの
 このボトルがたったの75ペソ(150円)!」
とにっこり笑うボクナイは弱冠17歳!
うーんステキすぎるわ。
そうして1本を飲みほすころには、わたしはすっかりできあがり
「トマトみたいです」と10代のガキどもにからかわれ
2本目に突入したころ、トイレに行ったついでに、部屋に帰り、2秒で就寝。
そして朝起きて鏡を見ると、わたしの顔は、なぜかネコの毛だらけなのでした。
ネコをひっつかみ、すりすりしてたらしいですが
そちらの記憶がございません。
そしてちょっぴり胃と頭に違和感あり。
日本ではけして味わったことのない、この感じ。
微妙な二日酔いってやつみたいです。
二日酔いなんて日本でなったことないのに。
まったくフィリピンってところはわたしにいろいろ新しい経験をさせてくれますわ。
しかしゆかいであった。
さけまじっく。
酒を飲みかわすと、なんで通じあっちゃうんだろう
ま、今朝も「男と飲むな」と説教くらいましたが・・・えへ

今夜飲んでもよろしいでしょうか

2009-06-28 22:32:05 | ホームステイ
ホストマザーともめた。
来比1周年記念に飲んだビールのこと。

まず、わたしが飲んでる理由がわからなかったということ。
ホストマザーが仕事から帰ってきた時
ホストファザーは確かに説明してた。
「Aoiがフィリピンに来て、今日ちょうど1年なんだって」と。
でもホストマザー、聞いてなかったらしい。
ってか、みんな酔っ払ってて、お怒りモード入っちゃってて
聞く耳もたず状態だったらしい。
しかもわたし、男に混じってるし。
「みんな酔っ払ってるし、1人知らない男がいた!」ってさ。
どうも男と女が一緒に飲んではいけない理由は
酔っ払って何か間違いがあってはいけないから、
というところにあるようだ。

なんかねー、ここの人、異様に心配すると思ってたのさ。前から。
「あそこの男たちがAoiがどこに住んでるのかと聞いてきた。
 rapeしようとしてるに違いないと思ったから
 あの子はうちの子だ、うちの娘なんだって説明しに行ってきた」とか。
1人でどこか行くとなると「rapistがいるから」「kidnapされる」とか。
パンツが見える、男が見てるとかいう理由で、スカート禁止令だされたし。
ということで、先日日本に帰った時、ロングスカート持って帰ってきた。
これなら文句言われまい。
ってか、そもそもわたし、この任地でそんな危ない目にあうと思えない。
少なくとも日の上がってるうちは大丈夫。
すごく心配してくれるのも、娘のように扱ってくれるのも嬉しいんだけど
心配しすぎなんじゃないだろうか、と思ってたら・・・

先日、134バッチのデシピで、わたしのタガログ語の先生とJICAフィリピン人スタッフとわたしとの3人でしゃべってた時のこと。
タガログ語講師「この子んところさぁ、rapistがいるらしいって」
JICAスタッフ  「だってさ。*☆@#*★・・・」
わたし      「・・・んっ?なんて」
JICAスタッフ  「あなたのところのMayor、rapistなのよ」
・・・・・・はっ!?初耳ですけど!!??
JICAスタッフ 「誰も言わなかったの?あぁ・・・だれも言いたくなかったのね、きっと。前のMayorの話だけどね。kidnapしてさぁ。」

・・・そう言う話は先に教えてぷりーず
なーんか、みんなが心配する理由がわかった。

ま、そんなわけでさ、ホストマザーが酒の席で異様に心配するのも理解できるんだわね。
とは言え、わたしだって飲みたい時もあるわな。
今まで飲んだりしたことなかったけど。
今後飲みたくなることもあるかもしれないわな。
ということで

飲みたい時はホストマザーに事前に連絡するべし

というところで、落ちつきました。

「今日飲みたいです。おビール買って帰ってもよろしいでしょうか」
なんてテキストするのもあほらしいですが。
ま、仕方なし。
妥協点を見つけていかなあかんからね。

ホリデーはいいね

2009-06-21 23:13:42 | ホームステイ
任地でのーんびり、日曜日。

6時に起きて、UPでジョギング。
やっぱり適度な運動が、わたしには必要だ。
体調がすこぶる良い。
体があったまると、肩こりもなくなる。

ジョギング後は、ロスバニョスのカフェでアイスカフェラテ。
しばらく音楽聞きながらまったり。
汗だくで、しかもジャージでごめんね、って感じやったけど。

帰ってシャワー浴びて、朝食にパイナップル。
任地はパイナップルの名産地なのでね。
そろそろ食べおさめかな??

今日はすっごくいいお天気だったから
ベッドシーツとか、枕カバーとかも含めてお洗濯。
あっという間に乾いちゃった。
今日はおひさまのにおいする、ベッドで寝れる~

今日は日本食作ろうと思ったから
近くのトレーディングセンターに、
ホストファミリーの娘のリセットとお野菜買いに行って。

その後は、音楽聞きながら、お茶を飲みながら、外でのんびり読書。
初めて、洋書を読破したぞーい
時間かかっちゃったなぁ

タイトルがくさすぎて、本来なら興味のでないところなんだけど
この本を選んだのには、理由がある。
ま、一つはベストセラーだったから。
もう一つは・・・
これがわかるあなたは、わたしのことをよく知っている人ですね。
どうせこうなるんでしょーなんて思いながら読んでたけど
ラスト、予想をはずしました。
すがすがしい終わり方だった。
映画化もされてるので、DVD入手できるようなら、見てみたい。
原作とは設定が違うようだけれど。

なんかね、今日は充実でした。
週に1度の休日。
1週間のリセットに、やっぱり大切です。

明日はJICAからカメラマンさんがやってきます。
重点職種のボランティア募集の広告?用の写真を撮りに来るらしい。
でもねぇ、うちの職場の人、みんな、人見知りするからなぁ。
おまけにJICAアレルギーだからなぁ。
ボランティア以外のJICA関係者には、みんな警戒しちゃうのね
大丈夫かなぁ。
ちょっと心配。