過日、勤めていた会社の同僚が住職の滋賀県にある阿弥陀寺を訪れた。池田温泉を8時20分に出発し関ヶ原ICから八日市ICまで名神高速道路を走るコースである。途中、紅葉狩りと思える渋滞、道路工事などで予定していたより時間を要したが10時過ぎに到着した▼写真1は寺の全景である。806年、伝教大師により近くにある擽野寺(らくやじ)の塔頭(たっちゅう)の1寺として建てられた由緒ある寺である。本堂は戦国時代の戦火で消失している。現在の建物は50年ほど前の建立のようだ▼写真2、3、4は国の重要文化財に指定されているご本尊の阿弥陀如来座像で109.1cmの像高である。一木作りで螺髪の一つ一つが丸くなく先が尖っている。平安時代10世紀頃のものと言われているが今まで見た像であまり記憶のない顔立ちである▼写真3、4は薬師如来立像そして写真5、6は聖観音立像でどちらも100cmほどの像高である。先の阿弥陀如来座像と同じく穏やかなお顔立ちで魅力的である。造像期を10世紀とする説があるが頷ける▼寺の話ではないが帰り際、住職の話で写真1の山の反対側が大甲賀CC神コースと聞かされた。現役時代、何度かプレーしたコースである。あの時に阿弥陀寺を知り参拝していれば好スコアを出せたのでは・・・、と今更ながら思う。腕のことは忘れている・・・。
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