坂の下から見る 右側は駐輪場の入り口
朝、この駐輪場へはたくさんの自転車が走りこんでくる
車のすきをぬって走りこみ慌しく駅に向かう
1分1秒が大事な出勤時
働き方が多様化してラッシュの時間も幅が広がり
朝9時過ぎてもたくさんの自転車がとびこんでくる
日吉本町1丁目の開発工事は2つともすべての車は
この坂を往復する
何千台かの10トンダンプカーコンクリートミキサー車
が駐輪場入り口の横の坂を行き来する
晩秋の青い空は澄んですっかり葉を落とした
木の枝にとまる烏までまるで絵のように
美しい
コーエービルの工事が始まるとまっさきに邪魔に
されそうなでも微妙な位置にある木
先日、コーエーが依頼した調査会社がまず工事の
影響の少なそうな家に家屋調査に来たそう
日吉と箕輪の林も落葉樹の木の葉が舞い散り
すっかり黄葉し静かに秋の終わりを迎えている
(株)成建との約束はまだはたされていない
最近マンションなんだかずいぶん安くなった
ような気がするね
こんなにどんどん建ててそんなに売れるのかしら
なんて話していたけれど
やっぱり・・と思うようなニュースが連日
そしてこうなると
擁壁の強度計算だって心配だと思う
山を削れば擁壁だらけなのだから
綱島街道から見える日吉と箕輪の林
ここがコーエービルの建設予定地
東横線に沿って緑の林の変わりに
見上げるような大きなビルが建つ
たくさんのトラックやコンクリートミキサー車
10トン車にブルドーザー、ショベルカー
振動と騒音と塵埃と今多くの人を不安に
おとしいれている
建設予定地が平らな土地で広い道路に
面しているなら
近隣はこんなに悩まなくてすむのに
ここがコーエービルの建設予定地
東横線に沿って緑の林の変わりに
見上げるような大きなビルが建つ
たくさんのトラックやコンクリートミキサー車
10トン車にブルドーザー、ショベルカー
振動と騒音と塵埃と今多くの人を不安に
おとしいれている
建設予定地が平らな土地で広い道路に
面しているなら
近隣はこんなに悩まなくてすむのに
日吉本町1丁目1717,1718にあるのは
開発計画の歴史かもしれない
昭和40年宅地分譲された住宅地である
日吉本町1丁目1717、1718番地の特徴は
平地ではないこと 入り口の一部を除けば東にも南にも
急斜面の山林
かっての持ち主はこの地形のまま山荘として樹林の
中に暮らしていたと聞いている
大きな建物の建築の前にまず山を崩すことから始めなけ
ればならない形状である
入り口となる道路幅5mの坂道でL字型の曲がり角
曲がり角の中に1段低く産婦人科医院があるという
ダンプカーやコンクリートミキサー車にとってはまことに
都合の悪い地形である
日吉本町1丁目1717番地この地にビル建築が計画された
のは初めてではない
昭和40年マンション建設の計画に始まって
昭和58年日吉箕輪の森全山開発の計画
平成3年ワンルームマンション計画
いずれも計画の段階で断念された
そして10年前
平成6年6月22日建築業者が近隣住民宅を突然訪問した
ことから始まった建築計画
(株)光栄による事務所ビル建築工事のお知らせであった
中高層建築物であるにも拘わらず標識もなかったため建築
業者の来訪まで誰も何も知らなかった
戸別に説明されたことを突き合わせてみると各戸によって
説明に違いのあることがわかった
調べてわかったことだが、1年以上前平成5年3月30日に
建築の確認をしており 又平成5年3月12日づけで横浜市に
対して 「誓約書 関係住民と工事協定を締結してから工事に
着手します。尚、この建築物に対し紛争が生じた場合には責任を
もって解決に当たり、横浜市には一切迷惑をかけません」を
提出していたこともわかった
住民に建築業者からついぞそんな話しはでなかった
この時の建築計画は台形の土地に柄杓の柄のような長い土地が
ついているという変形の敷地に 地下1階地上4階第一種低層
住居専用地域には3階の一部であるという倉庫が計画されていた
住民が釈然としないと思ったことを建築士弁護士に依頼
横浜市に対し平成6年8月18日行政不服審査請求をした
横浜市建築主事は同年11月28日建築確認がなされて
1年以上経過していることを主な理由に棄却を求めている
住民はこれを不服として平成7年2月23日当時の建設大臣に
再審査請求をした 現在に至っている
斜面緑地と箕輪の森を守ろうという多くの人々の運動で
3200人余の署名を市長と横浜市会に提出した
それから丁度10年
(株)光栄は箕輪の山林と土地の交換をして変形だった敷地を
おおきな台形に変えてビルの計画は
さらに高く大きくなって再び提示された
住民は10年前に引き戻されいる
(株)コーエーの戸別説明
11月12日
事業者側 コーエー3人清水建設2人設計2人
住民側 戸別3軒 5人
住民側の意見
200人収容のビルに駐車スペース2台分は
あまりに少なすぎ 路上駐車の恐れがある
コーエーの回答
かなり急な坂道であるがその坂の傾斜に添って
駐車スペースを増やし約5台位のスペースにする
結果道路側の植栽を減らすことになるが、やはり
空地が必要かということになった
日影に関しては 条例をクリアしているが、各戸別
に作成している
(役所に届けるための日影図は平均地盤面によって作成される)
平均地盤面の説明と各戸の宅盤は黙視で作成したと
説明された
住民側の意見
住宅街の夜間は非常に静かである 24時間稼働すると
思われる空調の室外機(ビルの屋上に林立する)による
低周波騒音は防音壁で防げるのか疑問である
コーエーの回答
騒音については横浜市の規制が時間帯によって決まって
おりそれをクリアできるものと考える
また、防音壁は設計によっても効果がかわる
(デシベルで説明されてもわからないが)
住民側の意見
建物が高いため西側に集中している窓はそのままでは
見下ろされ観望の恐れが強い
窓の反射も予想される
壁面の素材によっては強い反射をする
コーエー側の回答
コーエーとして西陽対策及び夜間の照明漏れを防止する
ため外側に「ガラリ」をつける
室内にはブラインドをつける したがって観望の心配もない
壁面については白色系である
隣地の開発についてのコーエー側の発言
同時期に開発を行う場合は境界から1mは現況でおかな
ければならないと条例でさだめられているが
隣も道路と同じ高さで掘るのだから境界上に細い現況の山が
残るより 両方で平らにして緑地帯を造った方がよいと思うが
と横浜市に相談したが認められなかった
住民側からの意見
前回の計画に比べて同じ4階なのに防音壁をいれて5m以上
高くなっているので日影も圧迫感も増大している
前回より住民の方々にかける迷惑の軽減を図ったというのは
口先だけで 実際はより高くより大きくなっている
ここはビル街ではない 住宅街にふさわしい建物と
工法を考えるのが建築家のつとめではないか
工事車輌の回転や駐車が敷地内で出来るようするべきである
コーエー側の回答
室内の高さはより快適なオフイス空間をと考えて高くなった
防音壁はあまり低くすると騒音が防ぎにくいので
3.5mから約2mほどに低くしてみた
箕輪側からの工事車輌の通行は現状では道路幅が不足である
工事協定書案の提示があったが 住民側は日影図の検討
当日あらたに示された図面等の検討を要するため
また住民側の意見に回答を要求しているためとても
工事協定書案の検討には至らない
以上
11月12日
事業者側 コーエー3人清水建設2人設計2人
住民側 戸別3軒 5人
住民側の意見
200人収容のビルに駐車スペース2台分は
あまりに少なすぎ 路上駐車の恐れがある
コーエーの回答
かなり急な坂道であるがその坂の傾斜に添って
駐車スペースを増やし約5台位のスペースにする
結果道路側の植栽を減らすことになるが、やはり
空地が必要かということになった
日影に関しては 条例をクリアしているが、各戸別
に作成している
(役所に届けるための日影図は平均地盤面によって作成される)
平均地盤面の説明と各戸の宅盤は黙視で作成したと
説明された
住民側の意見
住宅街の夜間は非常に静かである 24時間稼働すると
思われる空調の室外機(ビルの屋上に林立する)による
低周波騒音は防音壁で防げるのか疑問である
コーエーの回答
騒音については横浜市の規制が時間帯によって決まって
おりそれをクリアできるものと考える
また、防音壁は設計によっても効果がかわる
(デシベルで説明されてもわからないが)
住民側の意見
建物が高いため西側に集中している窓はそのままでは
見下ろされ観望の恐れが強い
窓の反射も予想される
壁面の素材によっては強い反射をする
コーエー側の回答
コーエーとして西陽対策及び夜間の照明漏れを防止する
ため外側に「ガラリ」をつける
室内にはブラインドをつける したがって観望の心配もない
壁面については白色系である
隣地の開発についてのコーエー側の発言
同時期に開発を行う場合は境界から1mは現況でおかな
ければならないと条例でさだめられているが
隣も道路と同じ高さで掘るのだから境界上に細い現況の山が
残るより 両方で平らにして緑地帯を造った方がよいと思うが
と横浜市に相談したが認められなかった
住民側からの意見
前回の計画に比べて同じ4階なのに防音壁をいれて5m以上
高くなっているので日影も圧迫感も増大している
前回より住民の方々にかける迷惑の軽減を図ったというのは
口先だけで 実際はより高くより大きくなっている
ここはビル街ではない 住宅街にふさわしい建物と
工法を考えるのが建築家のつとめではないか
工事車輌の回転や駐車が敷地内で出来るようするべきである
コーエー側の回答
室内の高さはより快適なオフイス空間をと考えて高くなった
防音壁はあまり低くすると騒音が防ぎにくいので
3.5mから約2mほどに低くしてみた
箕輪側からの工事車輌の通行は現状では道路幅が不足である
工事協定書案の提示があったが 住民側は日影図の検討
当日あらたに示された図面等の検討を要するため
また住民側の意見に回答を要求しているためとても
工事協定書案の検討には至らない
以上
住民側の説明会の要望には決して応えないコーエー
個別個別とそればかり
しかし、ここ日吉本町1丁目の住民も多聞に漏れず
高齢化している。
残念ながら専門用語は解らず理解力も若い時に比べて
落ちているのは確かである。
いきなり7人もの背広の集団に囲まれ「説明します」と
言われるのは気弱な住民には十分な脅威である
こんな住民を相手にするのだから個別にすると楽
なんだろう
多くの住民が集まれば当然若い人もいたり、専門用語に
強い人もいたり 多くの意見も質問も出る
それが面倒なのだろう
条例に定められところの15m範囲に拘り
あたかもそれ以外は邪魔であるかのような
言い方である
しかし何百台何千台という車が往復する
道路添いの人に全て決定してから説明する
というのをおかしいと思うのは間違いだろうか
広い国道のはなしではない
住宅街のはなしである
役所では法と条例を守っていさえすれば
どんな状況も事情も解っていても事業者に対する
強制力にはならない
そして振動騒音等は民民で話し合うようにという
成建とコーエーという2つの開発事業を突きつけられた
住民はやっぱり2つを相手に 民民 でやっていく
しかないのか
すでに住民は披露困憊している
そういえば成建は2回目の説明会に 「説明会なんか
やりたくてやってる訳じゃない 住民のために資料を
わざわざつくり金も時間もかかっているんだぞ」
バタン!!!(手荒くドアを閉めた音)
と捨てぜりふをのこして帰ったことがあった
はからずも 事業者にとっての説明会の位置づけを
住民に鮮明に教えてくれた日であった
個別個別とそればかり
しかし、ここ日吉本町1丁目の住民も多聞に漏れず
高齢化している。
残念ながら専門用語は解らず理解力も若い時に比べて
落ちているのは確かである。
いきなり7人もの背広の集団に囲まれ「説明します」と
言われるのは気弱な住民には十分な脅威である
こんな住民を相手にするのだから個別にすると楽
なんだろう
多くの住民が集まれば当然若い人もいたり、専門用語に
強い人もいたり 多くの意見も質問も出る
それが面倒なのだろう
条例に定められところの15m範囲に拘り
あたかもそれ以外は邪魔であるかのような
言い方である
しかし何百台何千台という車が往復する
道路添いの人に全て決定してから説明する
というのをおかしいと思うのは間違いだろうか
広い国道のはなしではない
住宅街のはなしである
役所では法と条例を守っていさえすれば
どんな状況も事情も解っていても事業者に対する
強制力にはならない
そして振動騒音等は民民で話し合うようにという
成建とコーエーという2つの開発事業を突きつけられた
住民はやっぱり2つを相手に 民民 でやっていく
しかないのか
すでに住民は披露困憊している
そういえば成建は2回目の説明会に 「説明会なんか
やりたくてやってる訳じゃない 住民のために資料を
わざわざつくり金も時間もかかっているんだぞ」
バタン!!!(手荒くドアを閉めた音)
と捨てぜりふをのこして帰ったことがあった
はからずも 事業者にとっての説明会の位置づけを
住民に鮮明に教えてくれた日であった
役所の回答にはマニュアルがあるのでしょうか
法と条例に縛られているからでしょうかね
そう感じてしまうのは
ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
10月26日付でお受けした異議申し立てについてつぎのとおり、
回答させていただきます。
1 住民への説明につきましては、横浜市開発事業の調整等に関する
条例において、戸別訪問によりおこなうことも認めております。
また、開発事業説明状況等報告書の受理につきましては、内容が整って
おれば受理しなければならないことになっいます。
しかしながら、ご指摘の通り、標識に当該報告書の提出についての
年月日を記載しなければならないことになっております。
(注、住民は標識によって報告書の提出を知り、さらに提出日から
10日間の縦覧期間に報告書を縦覧することが出来る)
そのことを事業者に確認したところ手違いがあったことが判明しました。
そのため、10月28日に当該報告書の提出等の手続きのやり直しを
指示しました。再度開発事業説明状況等報告書の提出があり、標識への
記載がなされた日から縦覧が開始されることになります。
2 縦覧に供している当該報告書の表紙の印につきましては、個人情報保
護のため、スミ消ししたものか、予め押印しないものの提出を求めており
ます。
3 工事中の振動、騒音等による向かい側の産婦人科医院への影響につい
ての配慮につきましては特に注意を払うよう申し伝えます。近隣住民への
影響につきましては、事業者側に十分配慮するよう指導して参ります。
平成17年11月4日
横浜市まちづくり調整局指導調整課 課長 松島宏充
法と条例に縛られているからでしょうかね
そう感じてしまうのは
ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
10月26日付でお受けした異議申し立てについてつぎのとおり、
回答させていただきます。
1 住民への説明につきましては、横浜市開発事業の調整等に関する
条例において、戸別訪問によりおこなうことも認めております。
また、開発事業説明状況等報告書の受理につきましては、内容が整って
おれば受理しなければならないことになっいます。
しかしながら、ご指摘の通り、標識に当該報告書の提出についての
年月日を記載しなければならないことになっております。
(注、住民は標識によって報告書の提出を知り、さらに提出日から
10日間の縦覧期間に報告書を縦覧することが出来る)
そのことを事業者に確認したところ手違いがあったことが判明しました。
そのため、10月28日に当該報告書の提出等の手続きのやり直しを
指示しました。再度開発事業説明状況等報告書の提出があり、標識への
記載がなされた日から縦覧が開始されることになります。
2 縦覧に供している当該報告書の表紙の印につきましては、個人情報保
護のため、スミ消ししたものか、予め押印しないものの提出を求めており
ます。
3 工事中の振動、騒音等による向かい側の産婦人科医院への影響につい
ての配慮につきましては特に注意を払うよう申し伝えます。近隣住民への
影響につきましては、事業者側に十分配慮するよう指導して参ります。
平成17年11月4日
横浜市まちづくり調整局指導調整課 課長 松島宏充