横浜市港北区日吉本町一丁目の宅地開発事業における記録

日吉本町1丁目30番地は横浜市指定緑化地域のはずれで起こった地元住民対開発業社(株式会社成建)とのリアルな記録

(株)コーエー個別説明ー2

2005-11-14 00:37:47 | 事業説明会報告
 (株)コーエーの戸別説明
  
 11月12日

 事業者側 コーエー3人清水建設2人設計2人
 
 住民側  戸別3軒 5人

 住民側の意見

 200人収容のビルに駐車スペース2台分は
 
 あまりに少なすぎ 路上駐車の恐れがある

 コーエーの回答

 かなり急な坂道であるがその坂の傾斜に添って

 駐車スペースを増やし約5台位のスペースにする

 結果道路側の植栽を減らすことになるが、やはり

 空地が必要かということになった

 
 日影に関しては 条例をクリアしているが、各戸別

 に作成している

 (役所に届けるための日影図は平均地盤面によって作成される)

 平均地盤面の説明と各戸の宅盤は黙視で作成したと

 説明された 

 
 住民側の意見

 住宅街の夜間は非常に静かである 24時間稼働すると

 思われる空調の室外機(ビルの屋上に林立する)による

 低周波騒音は防音壁で防げるのか疑問である

 コーエーの回答

 騒音については横浜市の規制が時間帯によって決まって

 おりそれをクリアできるものと考える

 また、防音壁は設計によっても効果がかわる

 
 (デシベルで説明されてもわからないが)

 
 住民側の意見

 建物が高いため西側に集中している窓はそのままでは

 見下ろされ観望の恐れが強い

 窓の反射も予想される

 壁面の素材によっては強い反射をする

 コーエー側の回答

 コーエーとして西陽対策及び夜間の照明漏れを防止する

 ため外側に「ガラリ」をつける

 室内にはブラインドをつける したがって観望の心配もない

 壁面については白色系である


 
 隣地の開発についてのコーエー側の発言

 同時期に開発を行う場合は境界から1mは現況でおかな

 ければならないと条例でさだめられているが

 隣も道路と同じ高さで掘るのだから境界上に細い現況の山が

 残るより 両方で平らにして緑地帯を造った方がよいと思うが

 と横浜市に相談したが認められなかった

 
 住民側からの意見

 前回の計画に比べて同じ4階なのに防音壁をいれて5m以上

 高くなっているので日影も圧迫感も増大している

 前回より住民の方々にかける迷惑の軽減を図ったというのは

 口先だけで 実際はより高くより大きくなっている

 ここはビル街ではない 住宅街にふさわしい建物と

 工法を考えるのが建築家のつとめではないか

 工事車輌の回転や駐車が敷地内で出来るようするべきである

 コーエー側の回答

 室内の高さはより快適なオフイス空間をと考えて高くなった

 防音壁はあまり低くすると騒音が防ぎにくいので

 3.5mから約2mほどに低くしてみた

 箕輪側からの工事車輌の通行は現状では道路幅が不足である

 
 工事協定書案の提示があったが 住民側は日影図の検討

 当日あらたに示された図面等の検討を要するため

 また住民側の意見に回答を要求しているためとても

 工事協定書案の検討には至らない

                     以上