㈱成建とは
昨年6月末、㈱成建と地権者K氏による箕輪の森の開発造成の計画を
標示した
しかし、山をえぐりとるという暴挙ともいえる工事による被害は全て
日吉本町1丁目の住宅と住民におしつけられるというひどい計画である
受益者たる箕輪町のK氏はなにひとつ被害を受けることなく振動も騒音も
何千台というダンプカーもコンクリートミキサー車もみんな日吉本町の
住民におしつけられた
ここから住民の苦悩が始まり説明会を繰り返したがなにひとつ住民の
苦しみが軽減されることはなかった
住民に多くの支援者を得て箕輪の森の保存を模索たどりついたのが
「よこはま協働の森基金」である
そこに㈱コーエーの事務所ビル建設の計画
日吉本町1丁目の住民はいっぺんにふたつの大工事を突きつけられることになった
㈱成建の説明会・㈱コーエーの説明会ともこのブログで公開してきたので
ご覧下さった方もいると思うが、日常の生活に突然押し付けられるふたつの
大工事は、住民から実に莫大なエネルギーと時間とお金を奪うものである
それでも住民の生活を一変させて㈱コーエーの工事は始まった
話し合いに時間とエネルギーを費やしながらやっと工事協定書の締結にこぎつけた
そこに4月7日(金)に㈱成建から4月10日(月)工事開始の手紙が配られた
なんら話し合いをすることなく㈱成建はいきなり工事に入った
多くの住民の願いは「よこはま協働の森基金」の申請に入っていたのだが
それを打ち砕くように箕輪の森のてっぺんの大木から伐採をした
利益追求、住民無視という㈱成建はまさに実力行使あるのみと傍若無人な
工事をすすめる
業者のための横浜まちづくり局の許可という錦の御旗をふりかざす㈱成建
に住民は自衛手段をなにひとつ見出すことができない
横浜市の許可の審査には振動も騒音もまったく関係ないことをご存知ですか
これだけあちこちで紛争がおきるのも当然である
企業にとって利益の前に住民はあってなきがごとしである
日吉本町あかもん坂の地下室マンション問題は余りの企業の悪辣さに
横浜市に条例が制定されたほどであるが、あかもん坂住民は裁判を続けて
地域住民の声を上げ続けている
あまりに強引な㈱成建に恐怖を覚える住民は自衛のために工事協定書を結ぶ
話し合いにはいった
4月29日(土)本日3回目の協議を行った 工事をどんどん進めることで
住民を威嚇しているようなものであるが、我々は㈱コーエー及び清水建設との
工事協定書に準じてせめてふたつの工事から受ける被害を少しでも軽減し協定を
守らせる知恵をさがして模索している
㈱成建との闘いは9ヶ月という長きにわたったが本当の闘いは始まったばかりである
来年の6月まで㈱コーエーと㈱成建の工事は続く
㈱成建被害日記 と名を変えて続く被害者の気持ちを見てください
ゴールデンウイークだけは暦どおり㈱コーエーに準じて㈱成建も休工なので
つかの間静かな日吉本町1丁目です