横浜市港北区日吉本町一丁目の宅地開発事業における記録

日吉本町1丁目30番地は横浜市指定緑化地域のはずれで起こった地元住民対開発業社(株式会社成建)とのリアルな記録

2005-11-09 23:23:18 | 住民側からの情報
  
   (株)コーエーの開発予定地
   
   秋の陽ざしをあびて
   青い空に映える黄葉

   この木々のかわりに
   削り取られた山肌に
   屋上設備を入れて
   高さ20メートルを超える
   ビルが計画されている

2999平米のはなし

2005-11-09 01:48:59 | 住民側からの情報
 新聞等でご覧になった方もたくさんいらっしゃると思うが、
 伊藤忠都市開発のマンションのはなしである。
 
    2005年6月22日新聞社会面TOP記事
 場所は川崎市宮前区 開発面積2999平米
 3,000平米から大規模開発となり敷地の6%相当の公園・緑地の
 提供を義務づけている。
 「絶対、3,000平米のマンション計画にはしません!
  これは、伊藤忠都市開発の方針です」
 これは、地域住民に対する説明会で、開発業者である伊藤忠都市
 開発の担当者から発せられた言葉だそうである

 しかも 2005年6月30日新聞
 この2,999平米の土地は細くて長い(幅2m、長さ50m)
 まさにしっぽ状の土地だけが6.5m幅の道路に接しているという
 
 マンションが建設される広い部分は4m前後の道路にしか接していない
 幅5m以上の公道に接していない場合、このケースでは容積率は
 160%になり、住民側の試算によれば地上3階建てになるという

 しっぽ状の土地によって容積率を200%にしている
 「法律の網の目を抜けるかのような手法」
 「法律の範囲内なら何をやっても良いということにはならない」
 「業者のモラルが問われるやり方だ」という議員からの意見もあり
 川崎市議会委員会でも取り上げられた
 
 日吉あかもん坂では3つに分けて申請することで大規模開発の
 規制を逃れた
 昨年ようやく地下室マンションに対する条例が出来たが
 これも「法の網の目をぬけた 地下室を建築面積に加えなくてよい
 という規制緩和をあえていうなら悪用した」
 結果が地下7階地上3階という信じ難い地下室マンションとなった

 そして(株)コーエービルの敷地面積は999.99平米である
 
 
 法も条例も最低限の規制ではないか
 やむをえないのかもしれないが、法も条例も問題のずうっと
 後おいである