横浜市港北区日吉本町一丁目の宅地開発事業における記録

日吉本町1丁目30番地は横浜市指定緑化地域のはずれで起こった地元住民対開発業社(株式会社成建)とのリアルな記録

2999平米のはなし

2005-11-09 01:48:59 | 住民側からの情報
 新聞等でご覧になった方もたくさんいらっしゃると思うが、
 伊藤忠都市開発のマンションのはなしである。
 
    2005年6月22日新聞社会面TOP記事
 場所は川崎市宮前区 開発面積2999平米
 3,000平米から大規模開発となり敷地の6%相当の公園・緑地の
 提供を義務づけている。
 「絶対、3,000平米のマンション計画にはしません!
  これは、伊藤忠都市開発の方針です」
 これは、地域住民に対する説明会で、開発業者である伊藤忠都市
 開発の担当者から発せられた言葉だそうである

 しかも 2005年6月30日新聞
 この2,999平米の土地は細くて長い(幅2m、長さ50m)
 まさにしっぽ状の土地だけが6.5m幅の道路に接しているという
 
 マンションが建設される広い部分は4m前後の道路にしか接していない
 幅5m以上の公道に接していない場合、このケースでは容積率は
 160%になり、住民側の試算によれば地上3階建てになるという

 しっぽ状の土地によって容積率を200%にしている
 「法律の網の目を抜けるかのような手法」
 「法律の範囲内なら何をやっても良いということにはならない」
 「業者のモラルが問われるやり方だ」という議員からの意見もあり
 川崎市議会委員会でも取り上げられた
 
 日吉あかもん坂では3つに分けて申請することで大規模開発の
 規制を逃れた
 昨年ようやく地下室マンションに対する条例が出来たが
 これも「法の網の目をぬけた 地下室を建築面積に加えなくてよい
 という規制緩和をあえていうなら悪用した」
 結果が地下7階地上3階という信じ難い地下室マンションとなった

 そして(株)コーエービルの敷地面積は999.99平米である
 
 
 法も条例も最低限の規制ではないか
 やむをえないのかもしれないが、法も条例も問題のずうっと
 後おいである

(株)成建説明会議事録ー3

2005-11-06 23:57:07 | 全体説明
 (株)第7回成建説明会議事録ー3
     10月30日(日)午後1時~3時

 住   ちょっと確認したいのですが、今までKさんとはずっと仲介の方を介
    して話しをしていたのですか?
 成(中尾) 直接会っていないということですか?いいえ違います。
    前回のときはお会いしました。
 住   じゃなぜ今回は仲介の人が入ったのですか?
 成(中尾) 直接ダイレクトに私どもが連絡を取るということはしない、仲介者の
     方を介していつお会いできますかと連絡を取る、
 住   そういうことしか出来ない状況なのか、
 成(中尾) まだ私どもの所有にはなっていないから、あくまでも仲介業務の
    一環として仲介業者が居ますから、
 住   どうして仲介の人を通さなくてはいけないのか、どうして直接連絡
    できないのか、

 成(中尾) 不動産の売買の間には仲介者が居て、双方の話をつなぐのが
    仲介者の役目で私どもが直接Kさんに連絡することはない、あくまでも
    仲介者を介して連絡を取っている、
 住   今は最初は仲介者が居るが、最終的には売り手と買い手と双方が
    直接話をするのが常識ですよ、仲介者は信用できないということがある、
    それが普通だ、
 住   ここまで話が来ているのに直接話さなくては真意が分からない、
 成(中尾) 今話しているのはあくまでもお会いする段取りだとかのことですよ、
    前も段取りを仲介の方にとっていただいてお会いしている、
 住   それは第6回の前の話で6回のあとはそれをしていないということ
    ですよね?
 成(中尾) そうです、していません、

 住   それが我々はどうしても引っかかるところで
 成(中尾) だからそれはあらためて話をします、もう一度代表の方がこういう方で
    話がしたいと言っていると話をします、お会いいただけないかと話をする、
    連絡を取ります
 住   約束したことをきちっと履行されないということは信頼関係がなくなる
    原因ですよ、
 成(中尾) そうですね、
 住   その点をしっかりふまえていただきたい
 成(中尾) はい、分かりました、
 住   今までで仲介という言葉ははじめて聞いた、何かというと初めてのことが
    出てくる、信頼の上に立たなくてはならない、

 住   住民が心配しているのはその仲介者によって成建がころころ変わるので
    はないかということ、
 成(中尾) それはありません、大丈夫です、今日のKさんとの話し合いが
    必要ないということは私が判断したのです、仲介業者ではありません
    ですから改めてもう一度申し入れをして会いたいという話をして見ます、
 住   最終的にはご本人と会って話をすべきだ、それが普通だ、仲介者を
    隠れ蓑にしてそのつど話が変わるが、ここまできたら仲介の段階を
    過ぎているのではないか、
 成(中尾) 前回のお話でKさんに確認したいということがあるというのは6回目
    以降に仲介者に連絡して、結論としてはお会いしておりませんが、
    お会いするアポイントを仲介者を通して連絡していた、

・・・・・・・・・・・・・・

 住   Kさんの意見は全部仲介者を通した意見なのですか?
 成(橋本) 違います、それは誤解です、アポイントをとるのが仲介者で
 住   崖を見に行ったときも仲介者は居たのですか?
 成(橋本) いいえ居りません、

・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 住   ちょっと聞きたいのですが、今現時点で3者で話し合うということを
    成建さんは必要だと思いますか?
 成(中尾) はい、必要だと思います、私どもを介して説明するよりご本人が
    はっきり代表の方に説明するほうが良いと思う、
 住   すると今、成建と住民とKさんとその3者のうちの2者がその話し合いを
    大事だと思っていますよね?
    我々は仲介業者が入るとKさんにきちんと伝わらないのではないかと
    思ってしまうが、成建も大事だとおもうならきちんと伝えていただけますね?
 成(中尾) はい、


 (・・・成建の橋本さんとのやり取りは聞きにくいため省略)

 成(中尾) そういう場を設けたいとKさんに伝えることを約束します。
 住   それはいつごろですか?
 成(中尾) 代表を決めてお電話いただければいつでもKさんに話をします。
 住   Kさんと会うということは約束していただけますね?
 成(中尾) いえ、それはKさんがどう言うか分かりません、が、話は伝えます。
    今の段階で100%会っていただけるかどうかは分かりません、
 住   それはKさんに来ていただかないと話になりませんね、

  (橋本さんの「罵詈雑言」発言とその後の「馬鹿発言」、その後の紛糾、
   それの取り消しのやり取りは省略します。)

 住   お願いではなくて説得です。Kさんに話し合いを「お願い」するのでは
    なく、Kさんと土地を接している影響のある住民との話し合いは、自分の
    土地だから何をしても良いというわけではないので周りの人の納得の上で
    工事を進めるという必要がある、土地をもっているのだから何をして
    も関係ないとはいえない、崖の工事じゃないほうの部分はここで納得して
    工事を進めなくてはいけない責任が成建にも地主にもあるのでお願い
    ではなく説得をして必ず会わせて下さい、
    私たちは隣に住んでいるのですよ、

   (・・・・橋本さんとのやり取りも非常に聞きにくい省略)

 住   調整条例はこういうところで住民と事業者がきちんと話し合いをする
    ことを目的とするものだ、話し合いが中途半端なままで次の許可申請に
    いくというものではない、15メートルという範囲も10日間という期間も
    色々な議論がされた結果のものだ、だから前回の話し合いのとおり
    3者の話し合いの場を持つというのをやり、その話し合いの中で今まで
    出てきた日吉の風致地区の森を残してほしいという住民の意見、
    基金の問題などをKさんにする、それに対してKさんはどういう意見を
    持っているかを住民代表が聞いて住民のところへ戻って話し合いをする、
    これが普通のやり方だ、今の橋本さんの話だともう時期が来たから
    許可申請の手続きをするというがそれは違う、先ほどの中尾さんが
    言ったようなKさんとの話し合いの手続きに入ってください、そうして
    やっていくのが今度の調整条例の根本精神なのですよ、
 成(中尾) 開発の調整条例の考え方についてはもっと根本にあるのは開発
    を進めていく中でその内容をどうするかという調整を図るのが調整条例
    だと思う、今話しているのは開発をしてはいけないという話だという議論で
    ここが大きく違うと思うがそれはどうでしょうか、

 住   それは業者といえども世の中にぽつんと存在しているのではないの
    だから、横浜市域にあっては開発条例の根本的な目的の中に地域と
    調和して地域の環境の一環として開発を行うというのがある、業者は
    開発をするというのがある、住民のほうは住民のほうで環境という問題が
    ある、だからこそそこに調整という問題が出てくる、先ほどの3者の
    話し合いをしていく、緑を残してほしいという意見、協働の森と言う意見を
    きちんとKさんに伝え、それに対してKさんがどう言うか、Kさんの意思も
    まだ住民の側にきちんと伝えられていない、だから
    そういうことをやってから前に進めたらどうですか?

 成(中尾) 開発の調整条例の件についてはちょっと置いておいて、Kさんに
    対して今の内容のようなことを伝えて代表の方と一度お会いいただき
    たいという話は私のほうから伝えます。
    代表の方を決めていただいてご連絡ください、
 住   橋本さんが第1回目の会合のときに言った15メートル四方の人に
    説明するということ、それは平らな土地に家を建てるというような話だ、
    普通の建売を一般のところに作るという、でもあそこはそのような
    一般的な場所ではない、そういう一般的な話なら討論できませんね
    と一番最初に私は言った、今そのところに戻ってしまっている、
    崖だ緑だというプロセスが省かれ肝心のKさんもなるべくここに
    出したくないという態度が見え隠れする、ここに来たらやはりその
    核心の人と話をするべきだ、それをご納得いただけますか?


 成(中尾) はい、Kさんとの接点は設ける
 住   住民は本当のことを知りたいという欲望はある、それに対して業者と
    地主は説明する責任があると思う、その責任を良く考えてください、

 住   それと大事なことですが、Kさんとの話し合いを設けていただきたい
    のですが、今日の一番最初に成建が言った計画通りに進めていきたい
    というご意見を撤回してください、
 成(中尾) 分かりました、じゃあそれはKさんとお話しするまでは止めて
    おきたいと思います。
 住   手続きも進めないということですね?
 成(中尾) 分かりました。
                                 終了

(株)成建説明会議事録ー2

2005-11-06 23:38:08 | 事業説明会報告
 (株)第7回成建説明会議事録ー2
     10月30日午後1時~3時
  
 住   前回の説明会の一番最後のほうで、住民とKさんと成建の3者で会うと
    いうことをKさんに話をすると成建は言っているのではないか?
    それをしていないのか
 成(中尾) はい、しますと言いましたが、行ってません、
 住   その結果を私たちは今日聞きに来たのだけど、
 住   いつ会えるのか私たちはそれを待っていたのですが、連絡がいつ
     来るかと思って待っていました、
 成(中尾) ですから、そういうことによって計画を変えることが出来るかどうか、
    変えることは出来ないと判断して
 住   あって話してみないと分からないじゃないですか、
 成(中尾) それはもうはっきり全部聞いたんで、

 住   3者で直接会うというのは会ってみなければ、そちらで勝手に結論を
    だされても私たちは納得できないということですよ、道路を掘って宅地
    を造るというのはKさんが全部計画したのですか?
 成(橋本) それは当社で
 住   ですよね、Kさんはお金を得ることと擁壁を造る
 成(橋本) お金を得ることが目的ではなく崖を
 住   それだったらそちらで設計を変更可能じゃないですか
 成(橋本) 変更は不可能ではありません、

 住   今まで何回も話し合ったけど、設計変更をひとつも見ていない、
 成(橋本) 植栽の変更はしました
 住   それって木を一本か二本増やしただけで設計変更だとは思えません
 成(橋本) いや、設計変更です
 住   庭木を増やしただけじゃないですか

 住   緑の場所の地権は買った人にある、ところがいずれにしても住民と
    話し合わなければならないという大前提がある、それは緑の問題と
    いうのはこの日吉の町では住民の熱意が有って、7回話し合いをした
    のだけど結局何も進んでいない、お宅はどんどん一方的に計画を
    進めるからみんな驚いた、緑を増やしたというが緑を消しておいて
    その後に増やしたといわれてもそれは詭弁だ、それだったら緑を
    そのまま置いておいてくださいとそうなるでしょ、
    だから今話は原点に戻ってしまっているから今までの皆さんが要求
    したことについてはどうなったかということの説明は当然必要じゃない
    ですか?もう少し詳しい説明は、あなたは今総論から来ているから
    各論がまだぜんぜん話し合われていない、それは必要ではないか、
    いつまでたっても納得しないと思いませんか?

 成(中尾) 建設的な意見をお互いに出し合うような、本来はそういう場に
    すべきですね。ただ、論点がそもそも私どもは開発を行う、皆さんは
    それはだめだという話に終始している、だから接点が見出せない、
    私どもはその中でどうしたら緑を増やせるかということで植樹を多く
    しようという話をしたが、そんなのは話にならないという、言われて
    しまえばそれまでで、私どもはその方向でやるしかない、
    この計画の中でどれだけ緑を残せるかという提案をしているが皆さん
    はNOという、緑そのものを切ってはいけないという話になっているので
    7回という回ばっかりを費やす、だから私どもはひとつの方向として
    役所のほうに提出して手続きをする、それはどうなるか分からないが
    現時点で別の意見が出てくる可能性もあるが、それは検討する
    こともある、
    今の段階では判断は役所に任せたい、私どもは手続きを進めていく

 住   住民との話し合いはしなくてはならないという行政指導もある、そうし
    なくてはならないという規則もある、緑はこうだけど他はこうしますよと
    いう、具体的な提案はひとつもない、原点に戻っただけだ、何も話を
    しなかったときと同じだ、これでは7回の話はいったいなんだったのか
    ただわあわあ言って最後にこういう風に持ってこようとしてたのか、
    こうだからどうにもならないという説明はひとつもない、たとえば向こう側に
    道路を作ることだって出来るじゃない箕輪側に、そういう代案が出たら
    なるほどそこまで努力してくれたのかという気にもなるけど何も進展して
    いない、
 成(橋本) 南側につきましては技術的には検討しました

 住   第1回目の会合から何が進んだか聞きたい、
 成(橋本) 残念ながらいじりたくてもいじりようがなかった、勾配の関係等もあり
    まして、技術的にも、地権等の関係もあってこうできるという報告は
    出来なかった、
 住   なぜですか、説明してください、どうしてそれが出来ないのか、そういう
    ことも一生懸命遣りましたと言うならまだ次のステップにいくかもしれない
    けど、今の話なら第1回目の会合に戻っただけだ、
 住   口先だけで何も中身がない、中身があるなら見せなさい、
 住   どうして向こう側に道路が出来ないの?何がネックなの?
 成(橋本) こうしていると逆に戻ってしまうような気がする、

 住   住民を納得させるようないろいろな手立てをお宅だって考えなくては
    いけない、手立てが何もなくて最後通告なんてそれじゃ、
 成(中尾) それはおっしゃって居るとおりだ、最初に計画した案から変わって
    いない、それは事実でそれは何回も言っているように、あの敷地の
    中でいじろうと思ってもいじれない、もしそれが代案があるのなら教えて
    ほしい、私どもは検討した、この計画を変えることが出来ないか検討した、
    その中で緑を少しでも多く増やせる計画だとか検討したが、あの敷地を
    うまく利用して宅地開発を計画するのにはあの計画以外にいじりようが
    ない、だから何も変わっていない、もっと効率の悪いもっと皆さんに
    とってマイナスになるような計画をしてれば、今の計画にまで変更して
    良くなったという話になるのだろうが、
 住   あれ以上のマイナスがあるのか
 成(中尾) あるのでしょうね、あれ以上マイナスにしようがあります、計画は
    出来る、私どもはプロとして計画した、あの土地はなかなかいじりようが
    ない土地でだから計画も変わっていない、結局最初から変わって
    いないということになる、その辺はご理解してくれと言っている、
 住   延べ何千台という車を通すことについてあの辺の沿線の人からはみんな
    了解を取ったのですか?そういう努力もするとかそういう条件がぜんぜん
    出てこなくて
 成(中尾) だからその話しに行くのなら結論が必要で、工事という話になれば
    それはそれできちっと話をします、
 住   とにかく原点に戻ったというのは困る、

 住   私も毎回出ているが、中尾さんが途中から出てきたという経過は
    橋本さんが会社に報告して中尾さんが出てきたと思うが、確か4回目
    のときに中尾さんがまだ土地は買っていない、契約はしたけど成建の
    ものではない、中尾さんは成建の全責任を持って判断できる立場に
    居る、Kさんの大きな問題はKさんが貸している借地人の安全の問題、
    つまり崖崩れの問題が大きな問題だと中尾さんは言った、
    住民とのやり取りの中でじゃその崖が心配ならば、崖崩れはきちっと
    手当をする必要があるから住民と会社とKさんとで横浜市を呼んで
    現地調査が行われた、5回目に現地調査の報告もあって、
    あれはKさんが下のほうをコンクリートによる擁壁を作れば解決
    できるのではないかと、県や市に要請すればそれも可能じゃないか
    と話していた、そうしたら中尾さんから出てきたのは崖崩れだけでは
    ないという話、それは何かと聞いたら崖崩れだけではなくKさんは
    他に考えていることがあるという話、それが前回の話し、じゃ、
    成建と住民とKさんと3者で、少数の代表で良いからきちんと話を
    しようというのが前回の話だ、それをあなたが責任を持って3者の
    話し合いをしようというところで前回は終わったのですよ、その
    3者の話し合いがKさんにきちっと伝えられて、Kさんが
    「その話はいやですよ」といったのならば分かるけどKさんの意思は
    加わっていないであなた方が今日出したのは最初の計画通りやると
    いうこと、これが駄目だというのですよ、ちゃんと場数を踏んで、
    Kさんにだって色々と考え方があると思うのですよ、住民の代表の人
    と成建とKさんの3者の話し合いを出来るだけ早く実現して、Kさんの
    直の声を住民も聞くということが行われて住民が納得して、その後で
    成建の計画はこうなんだと、こうならなくては話は前に進まないでしょ?
    そういう話は時間のかかる話ではない、前回の話に戻してあなたがたが
    その努力をするということがことの円満な出発点だ、そこを間違えないで
    やってもらいたい、前回はそういう約束で別れたはずですよ、そのことを
    何で仲介の業者に話をしなくてはならないのか、
    成建と住民とKさんの話し合いを今からでも遅くないから実現して
    やったらいいじゃないですか、

 成(中尾) 分かりました、今おっしゃっていることはもっともだと思います
    私どもは確かに売却の確認だけでそういう話は必要ないという結論を
    出しましたが、それはまずいかもしれませんから、今言ったようなことを
    私が直接話をします、
    Kさんにお会いしたいという話をします、
 住   そのときに住民の代表も一緒に
 成(中尾) それも申し上げます。住民の代表をどなたにするかそれを決めて
    いただければその方が話もしやすい、
 住   それは決めます、いつ行くかということが決まったら決めます、
 成(中尾) 代表の方が決まったらご連絡ください。
                                 続く


(株)成建説明会議事録ー1

2005-11-06 23:22:38 | 事業説明会報告
 第7回成建説明会議事録ー1
   (・・・部分は紛糾または聞き取りにくいところ)
 平成17年10月30日(日)午後1時より3時まで
               於て 日吉地区センター
               成建 中尾次長、橋本課長、山田賢介氏
               住民 21名

 成(中尾) 第6回の話し合いの中であった陳情書の件、情報開示
    請求して拝見しました。Kさんの売却動機もさらに確認し、
    社長を交えて話をしてきました、結論から言うと方針を変えると
    いうつもりはありません、今の計画で開発の許可に向けて
    手続きを進めたい、社の方針で決めておりますのでそういう形で
    報告します、

 住  Kさんはどうだったんでしょうか、住民の代表とKさんと3者で会うと
    いう話はどうなったのか、
 成(中尾) 今回直接Kさんとは話は出来ていません、人を介して話をして
    いるのですが、基本的に売却をすると言う方針は変わっていないので、
    そういう手続きをする必要も無い、会う意思はありません、
 住   直接話していないのですか、
 成(中尾) 今回は話していません、
 住   何故
 成(中尾) 仲介に入っている方との話の中で、Kさん自身が売却しなくては
    ならない事情になっていることも初めから分かっていることで、
    今更変更して目的を達成することはできないから、それが前提になった
    話になっているから今から計画を変えるとか見直しをするとかの話は
    無いと、それがKさんの結論ということです、
 住   Kさんの目的と言うのはお金を得ること、崖の防護策のお金を得ること、
    それについてあなたは聞くと言ったのですが、
    それはやっていないのですか?具体的にその金額はいくらかと聞いて
    くれと、そうでなかったら我々が聞きに行きますよと、で、私ども(成建)は
    そういう立場にあるから聞いてきますとあなたははっきりおっしゃたん
    だけど、それは聞いていないのですね、
 成(中尾) 直接は聞いていません、でも内容は確認しました
 住   どういう内容?
 成(中尾) 金額的なことは申し上げられません、個人の問題ですから
    あの土地を処分することによって当然金額は発生しますが
    聞いておりますが申し上げることは出来ません、
 住   そうするとじゃあもうこの話はどうすることも出来ないじゃない、なんら
    糸口がなくなる

 成(中尾) ですから私どもは開発の許可に向けて手続きをしたいと言う結論に
    なってます、
 住   強引にやると言うことですか
 成(中尾) 強引って言うか、手続きをしますよと言うことです、それを強引と
    とられるかは分かりませんが、私たちは開発許可の手続きを進めると
    言うことです。
 住   この話し合いもその手続きのひとつなんですよ、手続きではないという
    ことですか、そういうことではないということは強引にやると言うことですよ。
 成(中尾) 強引かどうかはそれは役所がどう判断するか分かりませんが、
    私どもはこうして説明会を行って、今日は7回目ですけども、それは
    役所のほうには当然報告してますし。
 住   7回目と言うのは住民側に理由があるわけではないですよ、そちらの
    いろいろな提案だとか意見だとか、そちら側にほとんど理由があるの
    ですよ。
 成(中尾) 私どもがこの計画を進めるのに対して強引だと言うが、強引で
    違法性があるとかしてはいけないことだとかならそれはそれで私どもは
    真摯に受け止めます、
    でも今のままでは方向性が見えないから私どもは進めると言うことです、
    それがなんか強引な話なんでしょうか、いけないのでしょうか、

 住   話し合いをして一定の合意に達した中での開発についてどう進めて
    いくのかと言う調整の場がこの話し合いです、そちらは調整は終わった
    と言う判断なのですか?
 成(中尾) 私どもは終わったと言う判断で、こういう方向で決めますと言いました、
 住   途中経過のこちらの話とはちょっとギャップがありますね、
 住   最初に協働の森をあなたのほうから提案してきた、それに対して金額は
    いくらだと聞いたら金額には答えずに今のままの計画でなければ目的は
    達成できないと、Kさんの目的は崖の崩れを防止することだということ、
    それに対して5回と6回のところでその防護工事については県の
    費用で出来る道もあると、以前にそういう申し出があったのにKさんが
    断ったと言う経緯があるくらいだから、だとすればそれはそれで片付くと
    思ったら前回、そのほかにお金を動かさなければならない理由があると
    言う話しだった、だからそれは具体的にいくらなんだと言うのを聞いて
    きてくれと言ったのをあなた方はしていないわけですね、いたずらに
    時間を延ばしただけだ、反論ありますか?やるといったことをしていない、
 成(中尾) 聞いておりますが、それは開示できません、その内容については
 住   であれば前回聞いてくると言ったのは聞いてきました、だけど言えません
    と言うことですか、

 成(中尾) だから本当にKさんが売却しなくてはいけないという理由は私どもは
    明確に判断でできる、そこで内容を聞いてそれであれば売却しなくては
    成らないですねと言う判断です、そういうことで私どもは確認しました
    無理にKさんはお金を残して自分の遊びに使うとかそういうことではないと
    いうのがはっきりしました、いくらお金が残るというのも確認しました、
    その上でKさんが土地を売却しなくてはならないというのもはっきりした、
 住   理由はどうでもいいんですよ、別に遊びで使おうがそれも個人の自由です
    理由じゃなくてそれがどのくらいの費用なのか、一億数千万と聞いては
    いるが、実際に必要なのはいくらなのか、それを何かで解決できる方法は
    ないのかと
    いうことを考えようとしているんじゃないのですか、協働の森基金だったら
    10%で済むが10%にしても我々がそれを負担するわけだから本当は
    いくらなのか、そういう話をするべきではないのですか?それを聞いた上で
    乗れるのか乗れないのかということを判断すべきじゃないのですか?

 成(中尾) その件については再三申し上げたようにそんなに時間が取れない、
    今の段階で非常に危険を感じているというのが一番大きな理由でそういった
    手続きを踏んで別の形で工事出来たとしてもそれを実施するためには非常
    に長い時間がかかり、その間待てないということ、後は基金に対するいろいろ
    な評価がありますが、私どもがKさんから買うような金額に見合うような金額が
    出るかというとそれは非常に疑問です、そんなことを考えるとこの事業その
    ものを見合わせて別の方向で考えていくのは見えない、そんなことは待って
    いられませんと、一刻も早く崖の崩落の防止をしたい、あとその後のいろいろ
    なKさんの処理したいことをやってしまいたいというのがKさんのご意見です、
 住   じゃ、Kさんの処理したいことを教えてください、
 成(中尾) 細かいことは個人のことなのでそれは出来ません、
 住   個人じゃないですよ、崖の問題、森の問題の話をしているのに話がその
    たびに変わってくる、そのたびに我々は振り回されている、
 成(中尾) 個人の方がたとえば自分に借金がありますというようなことを皆さんに
    開示しますか?それを開示する義務があるのですか?
    ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 住   そういうことを言い出したらすべてぶっ壊しです、あなた方は今まで我々と
    どういうことを話してきましたか?どういうことを検討しましたか?
    我々からいろいろと要望が出ているでしょ、どういう形で検討してその結果
    どうだということを、何も検討していないじゃない、検討したのなら言って
    みてください、
 成(中尾) はい、宅地の中に少しでも緑が多く確保できるように植栽計画を増や
    しました、それは皆さんに図面を配りました・・・
 住   住民のほうはそういうことを言っているのではない、あの風致地区の緑を
    残してもらいたいとそういう意見が圧倒的多数なわけです、そのことに
    ついて設計変更云々と言ったでしょ、そのことはどう話をしたのですか

 成(中尾) それはKさんとも話をしました、わたしどもがそれをKさんに投げかけて
    Kさんの同意が得られてそれがそうですねという話になるのであれば
    抜本的に見直す必要があると思うが、Kさんの同意が得られない以上今の
    計画を変えることは不可能だ、緑を残すということでは売却そのものが
    成り立たないので不可能だとだから計画そのものを変えることは不可能
    だから計画の中でどうやったら緑を残せるかということを検討しました、
    そこまでは出しました、
    それに対して皆さんが言っているのはその工事そのものをやめろと、
    開発そのものをやめろという話なのでそこには話の接点が見出せない、
    で、ずっと来ているから私どもは今の開発の計画そのままで工事を
    進めていきたいという報告をしました、
    それがいいか悪いかは分かりません、行政がどういう判断をするか
    わかりませんが、

 住   Kさんと成建と住民が人数を絞って話し合いをしたいということで話を
    するといいましたよね、それはどうしたのですか、
 成(中尾) それは仲介の方に話したが、その必要はないという風に判断をしました、
 住   それは仲介業者の言葉ですか?
 成(中尾) いえ、仲介の人の言葉ではなくKさんとの話し合いの中でその気は
    ないと判断された、
 住   誰が判断したのですか
 成(中尾) 私どもです、
 住   じゃ、Kさんと会ったのですか?
 成(中尾) 前に会って話をしました
 住   会ってもいないのに何でそんな判断が出来るの
 成(中尾) 以前お会いして内容を確認しております、
 住   それは前回の説明会の前のことですね、
 成(中尾) そうです、
                       続く

坂道でL字型の曲がり角

2005-11-05 23:23:36 | 住民側からの情報
 
 坂道の写真を撮るのって本当に難しい。

 坂道の途中のL字型の曲がり角の前が(株)コーエー
 開発の入り口、巨大ビルの建設予定地である。
 写真の右側先月までコインパーク4台であった。
 写真左側曲がり角1段下がって産婦人科の玄関が
 ある。道路の幅は5m。
 
 
 計画によれば入り口はここだけである。
 山林の伐採の車も木も削り取る山の土もみんなここ
 から10t車が入り出て行く。
 工事用車輌は全て綱島街道から日吉駅そば東急の陸橋を
 わたり駐輪場横、線路脇の道を往復する。
 何百台もの車が入り木を載せて、泥をのせて、石をのせて
 出て行く。
 ビル建築では基礎工事でも土を運びだす。
 
 建築にはいると1日に何十台ものコンクリートミキサー車が
 産婦人科医院の前でビルができあがるまで騒音をだす。
 資材を運び入れる車など完成までの車の数は余りに多く
 想像の域を超えている。
 
 振動も騒音も塵埃も遠慮はしない。
 あかちゃん、お母さん、これからお母さんになる妊婦さん、
 一緒に来る幼児、お父さん、おじいちゃん、おばあちゃん
 みんなどうしたらいいんだろ。
 建築主は赤ちゃんのこと1度でも考えたことあるのかな。
 
 
 

(株)コーエ開発の入り口

2005-11-01 23:39:55 | 住民側からの情報
 11月1日撮影

 10月28日にコインパークが撤去された。
 コーエービルの建設予定地の入り口である。
 箕輪の山林を開発する入り口である。
 森の木々にも少しづつ秋色が加わっている。

 普通車4台のスペースであった。
 東側はずっと下の方を東横線が走っている。
 西側はのぼり斜面、南側の山林も下り急傾斜
 北側に産婦人科がある。
 
 巨大なコーエービルの計画に、住民は日影
 騒音、振動、塵埃そしてダンプカー、
 コンクリートミキサー車のあまりの多さに
 恐怖を覚えている。