今日は朝から新幹線で名古屋に行き、オム・ミギョン先生(韓国イエサラン協会 韓紙名人)にお会いしました。
講習会は夕方まで続き、たくさんのことを教えてもらいましたが、全部覚えているかどうかとても不安です。
今日はひとつだけまず紹介いたします。
先生がお持ちの韓紙は、下のような順序でわたしたちが作った物です。
韓紙を何枚も(わたしたちは4枚、薄い韓紙と普通の韓紙を2枚ずつ)重ねて分厚い韓紙を作ります。
水をたっぷり吸わせて重ねていきます。
少し濡れている感じまで水をしぼりますとこのようになります。
何度も手のひらでこねてしあげますと最初の写真のようになります。
この厚い韓紙は、昔々、下着にして寒さをしのいだり、戦場で兵隊の鎧に使われもしたそうです。
わたしたちが何に使うかはそれぞれの工夫によると思います。
オム・ミギョン先生は相変わらず作品製作にとてもお忙しいそうです。以下のドラマに韓紙工芸作品をたくさん
作っておられると今日、聞きました。
イ・ジュンギの「アラン使道伝」/ キム・ジュヒョクの「武神」/ チョ・スンウの「馬医」
などです。ドラマを見ながら、先生の作品を同時に楽しみたいと思います。