ＴＡＭＯＡ韓紙工芸同好会の皆様、来年もよろしくお願い致します。

写真は中に物入れがある三段の針箱です。
今年最後に華やかで大きいものを作ってみました。
皆様に来年も、たくさんの「福」が訪れることを
お祈り致します！！！

蓋の紋様は金色です。
上下がミスマッチ？とも思いましたが、派手なものを
作りたかったので、その結果、このようになりました。

ＦＫ氏の「龍」

来年の干支は「龍」です。天を舞う龍、昇龍、干支の中で「龍」
だけは人間が想像した雄大な生き物です。

韓紙工芸で紋様を選ぶときの一つに「龍」や「虎」があります。
写真の「龍」はその中でも少しユーモラスな「龍」です。
作品によってユーモラスな「龍」を選んだり、本格的な「龍」を
選んだりします。選ぶときの基準はみなそれぞれ異なりますが、
その違いが大変おもしろいです！！

夏の展示会にむけて、今年の前半にこの茶筒を何点か作りました。
皆の競作のようになって、楽しかったですね。

同好会メンバー ＴＮ氏

写真は鏡の三セットです。手鏡ふたつは初級認定のための
作品ですが、ＴＮ氏はとてもお忙しいので資格証を取る
作業をされていません。
でもチャレンジャ－のＴＮ氏、旅行が大好きなＴＮ氏、
そのうち始められるかもしれません！！

ＵＣ氏のデザイン力

韓国イエサラン協会の韓紙工芸初級認定証を得るためには、合計２６の作品を
作ります。中級は３０を超える数になります。
これだけ作るにはかなりの時間がかかります。どのようなデザインにするのか、
悩む時間を入れると、相当な時間です。苦痛ではなく楽しいのですが、次々に
アイデアがわくときと、アイデアが枯渇している時があります。

この時計は、初級認定を得るための一作品ですが、一日の時間をふたつに分け、
昼と夜の時間を時計に表現したＵＣ氏のデザイン力に脱帽しました！
とても素敵な作品です。

ＳＹ氏、紋様に色を入れる

写真は八角形の盆です。ご覧の通り、美しい蓮が咲いています。
同じ紋様を使用しても、蓮に何色を入れるかによって全く印象が
異なります。事実に即して色を考える場合もあり、全く異なる
蓮にしようと思う場合もあります。

ＳＹ氏は細部に渡って慎重に考える方です。紋様の色を決める
まで、写真や本や絵をご覧になっています。
考える作業は本当に楽しいのですが、なかなか決まらなくて困る
場合も多々あります。