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私は自由気ままに生きている。

―東京暮らし・子無し中年主婦の気ままな日常―

刻み海苔事件に思う。

2017-03-05 07:27:00 | ちょっとした話題
刻み海苔でノロウイルス食中毒なんてと普通は不思議に思うかもしれない。
たしかに、ノロといえば牡蠣などの二枚貝だし、
サルモネラといえば卵だし、
カンピロバクターといえば鶏肉なのだが、
最近はこういった原因となりうる食材からの感染よりも、
人からの感染が問題となることが多いのだ。


どういうことかというと、
感染者が「調理済み」の食品を不適切に扱うことで、
原因菌·ウイルスをばらまいてしまうということだ。
たとえ調理前の食材に菌·ウイルスが付着·混入していたとしても、
温度管理·時間管理をしっかりすることで
菌·ウイルスの増殖を抑え死滅させることが可能である。
けど、調理を終えた完成品というのは、もうこれ以上加熱することもないし、
実はもっとも注意を要する危険な状態。
刻み海苔加工のお父さんは、
ノロの症状があったにもかかわらず作業に従事していたし、
しかも日常的に手袋をしていなかったという。
私からすると到底考えられない行為なのだが、
古い考えだったり習慣だったり、一般家庭と同じ感覚だったりすると
まあまああり得る話なんだろうなとは思う。


つまり、刻み海苔が悪いわけではなく、
海苔を刻んだお父さんが悪かったのだ。
これは本人も認めているようだが、死者が出なかったのは不幸中の幸いである。
学校給食の何が怖いって、喫食者が抵抗力の低い子供だということだ。
大人の感覚で大丈夫だと思っても、子供には命にかかわることかもしれないのだ。


そういえば、私の現場でも刻み海苔の提供が急遽中止になった。
先日、ひな祭りメニューでちらし寿司をつくったのだ。
刻み海苔のないちらし寿司ってけっこう寂しいもんだね。
私の現場では、焼き海苔も加熱対象である。
可能なものは何でも加熱して食中毒を予防する方針なのだ。
そうはいっても、ノロウイルスを死滅させるには85度以上
(できれば90度以上)一分半の加熱が必要である。
そんなことしたら海苔が焦げてしまうんで、
実際は75度まで上げるのがせいぜいである。
だが、これだとウイルスをやっつけた感があまりないのだ。

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