Truth Diary

パピルスの会暑気払い

個室には蹲のある内庭があり風情がある作り。

会では現在清少納言のエッセイー、枕草子を読み進めて二百段を超えた。千年前の貴族社会の日常を清少納言という、才女が風刺を効かせた鋭い感覚で宮人らを痛快に切る心地よさ溢れる文章に酔いしれる。約千年前の宮廷でも人の感覚生業には現在に通じたものがあり共感させられる。こうした世情を離れた古典文学を常日頃読み進めている輩には息抜きも必要と思われ、会での久しぶりの食事会。
 仙台市広瀬通り電力ビル裏の「ゆずね」という料理店で開催した。
 暑気払いと銘打ったにふさわしく夏日のように気温が上りビールにはうってつけの日和、ビールで喉を潤してきれいに盛り付けられた懐石風料理を味わった。
 話題はもっぱら往年の仙台学生気質など。講師は仙台2高出身東北大出なので当時憧れた高校は学生服がカッコ良かったと理由で常盤木だったとか。”頭の一女、顔の二女”などと世間では言われたとかくだらない話で青春の若かりし頃を偲んだりしたひと時だった。

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