スマイル 番外編

「これは壮絶な生きざまを見せた男の愛と正義の物語だ」

毎週毎週、見終わった後はものすごい気持ち入っちゃってて、
感情のままに一気にぐわ～っと書いてしまいます。
書きたいこととかいっぱいあるのに、まとまらないし、
長すぎちゃうしで、省くしかないこともいろいろ。
なもんで、ちょっと書いてみます。

「ディフェンスの笑顔」
ビトはいつでも笑顔だねって言われて答えたことば。
町村フーズに来る前は、そういう笑顔だったって。

　　笑ってるとね、何事もなく終わるんだよ。
　　どんなにつらい思いさせられても、
　　どんなにひどいこと言われても、
　　笑顔でいれば、それ以上にはなんなかったから。

それはまさに、いじめられっ子が自分を守るために見つけ出
した処世術そのもの。
どんなにひどいこと言っても、やっても、ニコニコしてたら、
「こいつバカじゃねぇ」くらい言って、終わりになりそうだよね。

でも、それは笑顔に似せたバリアみたいなもんで、外からの言葉で
傷つくことを防いでくれるけど、自分の想いを外に伝えることも
遮断してしまうんじゃないかな。
本当の笑顔は、きっと、相手の心にまっすぐ届くもの。
だからこそ、笑顔は周りの人も幸せにできるんだよね。

それじゃあ、2015年のビトの笑顔はどうなんだろう？
一馬と刑務官の人が話してたよね。
「あの笑顔、どう思います？」って。
私には、いいことも悪いこともすべてを受け入れた上で、なにかを
心に強く持った、穏やかな笑顔のように見えるんだけど…。
そんな、「外に出たってどうせいいことなんてない」なんていう
あきらめの笑顔であってほしくないな。
どんなにつらいことがあったとしても、それを乗り越えて、
その先の未来に希望を持っているビトであってほしいな。

これは、見てる側の願望なのかな。
これから先も、きっと、ビトにはつらいことがいっぱい起こる
だろうけど、最後は、幸せであってほしい。
ほんのささやかなものでも、不幸の上に成り立つものであったと
しても、最後には、「あぁ、よかったね」って気持ちにならせて
ほしい。
ビトのまっすぐな心が伝わるようなあたたかい笑顔を見せてほしい。
できれば、となりには花ちゃんにいてほしい。

どうぞ、よろしくおねがいします。