珠美子的博客    

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再会

2007年07月18日 | Weblog
あいかわらず お知らせできる仕事ネタもなく、ビンボーヒマなし状態で
久々の更新です
その間 スクリーンで観た映画は 二本。
『あるスキャンダルの覚え書き』は レディースデーに新宿武蔵野館で鑑賞。小さい映画館だけど八割の客入り。中国映画以外の 外国映画を映画館で観るのは ほんとうに久しぶり。イタイ女の話は 苦手なので、感情移入は そんなにできなかったが、
女優二人は ほんとうに巧い。日本と違うなぁ、と思ったのは、階級で ひとを区別するところ。
日本も 総中産階級の幻想はとうに破れて 格差社会といわれているが、
なかなか区別もしにくいし、いちいち 「あのひとは労働者階級出身」とか
言わないし。あと 個人的に がっかりしたのは、15歳の少年が、
ただのかわいい子供ではなく、オバサンをおとす術を けっこう計算していたこと。ほんと 淫行して 何もかも失って(自業自得だけど)相手の少年が
純じゃなかったら もう 救いが無いな。
試写会が当たったのは、『傷だらけの男たち』。所沢まで遠征。なんと 女性だけの試写会で、けっこう大きなホールが 老若 女性だけなのは なんか圧巻でした。金城ファンか トニーレオンのファンか。広東語が好きじゃないので 香港映画を 観るのも久々だけど、
やはり中華圏映画、俳優は知ってるひとばかり。『無間道』の監督・スタッフということで 期待して行ったけど、ストーリーは苦手でした。人間って
究極にひどい目にあったとしても、その恨みだけで 生きていけるものなのでしょうかねぇ。最後に トニーレオンが 敵を討つために 結婚した敵の娘(徐静蕾)
に 愛情を感じてしまう、というのが 救いといえば救いなのだけれど、
なんだかねぇー。徐静蕾は 『ヒロイックデュオ』(雙雄) で、黎明(レオンライ)の奥さん役やった時と
似たような役でした。ひたすらかわいそうな被害者。「花瓶」というより、
ステレオタイプ。でも さすが監督やるだけあって、芝居は 過不足なくしっかりしている。北京でホンモノ見た時、顔ちっちゃかったし、アイドル的美人顔じゃないけどキレイな人。
スーチーは ちょっと老けたけど キュートでスタイルいいなぁ。ブス顔で
スタイル抜群ということで サトエリに 似ていると思った。
テレビは 『こんにちは、母さん』の最終回は 泣いたわぁ。
でも ちょっと ドラマというより舞台劇みたいだったけど。
半年 やってる 外国ドラマでは、やはり BS11木曜11時
『北京バイオリン』
木曜日は、朝日ニュースターを観たり録ったりしているので たまに 録り損なってしまうこともあるけど、ほとんど見ています。配役表には載っていないけど、主人公のこれからのバイオリンの先生になる余教授の奥さん役の女優さんは、梁アイチーといって 北京で友だちになりました。軍の劇団に所属する美人さんです。
さてさて、7月は 中国留学中 お世話になった中国朋友の 来日ラッシュです~
写真は 中央戯劇学院留学中 いちばん仲良くなった好朋友、楊佳です!
中戯本科卒業後 3年ほど 日本の劇団四季で舞台に立ち、帰国後中戯の
大学院の三年間を終えた楊佳は、卒業後 上海戯劇学院の先生になりました。
去年八月の出張以来一年ぶりの再会。
今回は 大学の先生方と 劇団四季の視察、自分の教え子たち(上海戯劇学院一年生)が 劇団四季で研修をするので その引率です。
楊佳は ほんとうに 日中文化交流の 架け橋になっているわ。
私も 中華料理食べるだけじゃなくて 架け橋にならなきゃ。
副院長の 張仲年老師は、私が 北京でお世話になった国家話劇院の梁国慶さんや、寧才さんの 恩師でした。世の中狭い
その寧才さんと ナーレンホアさんの ご夫妻も明日来日します。お二人は
モンゴル族の俳優さんで、内モンゴルに 連れて行ってくださった恩人です。
年齢も近いし、魅力的なおふたりで、三年ぶりの再会が楽しみです!