
レフティのダチのジュードとアカリが憧れている先輩がいた。
高校時代の放送部の部長で、
ルックスもボイスも一級のサヤカという女性で、
高校卒業後も、
特にジュードはLINE交換していた。
このサヤカが動画を通して、
インフルエンサーになると宣言した。
インフルエンサーとは、
人の考えや行動に影響を与える人のことで、
サヤカはそれに適しているとジュードは確信していた。
サヤカは、
YouTubeを確認するようにジュードに念押しした。
が、
いくら待っても、
YouTubeにサヤカの動画が出ないので、
マックでアカリに、
「サヤカ先輩、インフルエンサーになれるのかな?」と言った。
するとジュード達の横席にいた牧カオリが、
「サヤカはインフルエンサーにはなれなかったわ。その代わりインフルエンザになったのよ」と教えてあげた。
ジュードはアカリに、
「インフルエンサーになるよりインフルエンザになる方が簡単かな?」と尋ねると、
アカリは、
「てりやきバーガー食いながら馬鹿なことを言うな!」と叱った。
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