ケイシロウとトークアバウト

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悪夢の中のしあわせ

2024-09-19 00:30:00 | 日記





ホモクロの初恋の白崎くんが、
昔体験した出来事。

白崎くんは、
会社内では、
見た目のイケメンぶりに、
女性社員ばかりやなく、
男性社員からも大人気やった。
そして、
その人気ぶりは一線を超えてしまった。

ある日、
トイレの洗面所にいた時、
先輩社員が来て、
「白崎。一発ヤラせてくれねえか?」と言って7万円出したので、
白崎くんは「ごめんなさい」と言って逃げた。
トイレに行くのが怖くなった白崎くんに、
女性社員たちは親切に、
「これからは女性トイレをお使いなさいな」と言ってくれた。

そんな白崎くんも、
大学時代のマッチョ系の親切な先輩であるシゲさんと絶交したことを後悔していた。
理由は、
5年ほど前に、
酒の飲み過ぎで、
シゲさんのアパートで二人で雑魚寝してたとき、
寝相の悪いシゲさんが、
寝返りした際に、
白崎くんの股間に顔を付けてしまったことやった。
わざとじゃないと知りながらも、
白崎くんは泣きながら😭
「お婿に行けなくなった」と言ってシゲさんのアパートを飛び出し、
二人はそのまま人間関係詰んでしまった。

しかし、
白崎くんはシゲさんの親切さが忘れられない。
そんな時に、
よく読んでいたUFOや超能力を扱う雑誌に、
特殊能力者の巨気サクラという女性が、
夢を操って崩れた過去を元通りにすると広告していた。
費用は千円やったので、
白崎くんは、
巨気サクラの夢操作でシゲさんと仲直りしようと決意した。

巨気サクラに指定された場所は殺風景なボロいビル事務所で、
ナンか、
空き部屋っぽいイメージがあった。
そして、
コンクリートの床に敷かれた布団に入らされて、
巨気サクラと助手のミセスイミテーションによって、
強い眠剤飲まされて、
睡魔襲う中で、
巨気サクラとミセスイミテーションの、
「シゲさん、シゲさん、おいでください」という祈りが聞こえつつ、
眠り込んでしまった。

しばらくして、
目を覚ました白崎くんはショック😨度100%に身を震わせた。
なぜなら、
白崎くんは素っ裸で、
巨気サクラもミセスイミテーションもいないばかりか、
布団まで無い、
ただの空き部屋にいたからやった。
白崎くんの股間が疼いた。
白崎くんはそこに目をやり、
悔しそうに、
「しゃぶりやがったな!」と言った。
当然、
財布も取られているので、
どうしようもない状態やった。
白崎くんは心に、
「もしホモクロが来たら、ぼくは終わる」と恐れながらも、
部屋の窓を開けて、
道行く人に大声で、
「誰か警察呼んでください!ぼくは裸で困っています!」と叫んだが、
道行く人は口々に、
「おい、男芸者だぜ。ぼったくられるのがオチだからシカトしようぜ」と言い合い、
白崎くんが枕商売してると誤解してしまうんやった。
確かに、
いきなり、
裸ですから警察呼んでくださいは無理があった。

白崎くんは絶望で涙を流しながらも必死に、
通行人たちに呼びかけた。
すると、
通行人の一人が、
「白崎トモヤじゃないか⁉️お前、ナニやってんだい⁉️」と叫び返すものがいた。
シゲさんやった。
白崎くんは必死に、
「シゲさん❗️来てください❗️」と叫んだ!

シゲさんが白崎くんがいるビルの空き室に行くと、
白崎くんは素っ裸のままシゲさんに泣いて抱きつこうとしたので、
シゲさんは厳しく、
「およしよ❗️シト(人)に性犯罪させる気かい⁉️」と怒鳴った!
白崎くんが呆気に取られているとシゲさんは、
「お前さんの体の寸法は知ってるんだ!服買ってくるから待ってな!」と言ったので、
白崎くんは、
「NIKE(ナイキ)のスポーツウェアとジーンズ買ってきてください」とお願いした。
シゲさんは、
「贅沢言うんじゃないよ!」と言って飛び出して行った。

その後、
NIKEのスポーツウェアとジーンズに身を包んだ白崎くんは、
シゲさんの新しく住んでいるアパートに連れて行かれた。
シゲさんは、
「お前の体は、オンナにもオトコにも危ないものなんだから、むやみに気を許すんじゃないよ」と言いながら、
味噌汁と大根の煮物を作って白崎くんに食べさせた。
白崎くんは美味しそうに食べながら、
「ぼくはずっとシゲさんと仲直りしたかったんですよ」と言うと、
シゲさんは厳しく、
「食べながらしゃべるんじゃないよ!無作法じゃないか!」と叱り、
そして声を優しくして、
「とにかくゆっくりと食べて、体を休めな。お前さんの為なら、シゲはいつでも飯をこしらえてあげるよ」と言ってくれた。

白崎くんがシゲさんのところから帰ろうとしたとき、
シゲさんが、
きょう限りで引っ越しすることを告げた。
しかもブラジルでピラニアの刺身を提供する店を構えることになってたらしかった。
シゲさんは優しく、
「またお前さんに熱い味噌汁と大根の煮物を食わせてあげるから、人生恨むんじゃないよ。人生こそ夢を提供してくれることを信じるんだよ」と語り、
白崎くんは涙を流しながら帰って行った。

しばらくして、
巨気サクラとミセスイミテーションが捕まり、
刑事裁判が開かれることになった。
だまされた人たちの罵声を裁判官は静めようとした。
しかし、
イケメン系の男性被害者達は、
「金目のものは盗んだばかりじゃなく俺の金目のところをしゃぶりやがって!」と怒り💢が収まらない。
すると白崎くんが大声で、
「巨気サクラさん達を責めないでください!悪い人じゃありません!」と庇った。
すると被害者たちは、
「たまたまタマはしゃぶられてもツイてただけじゃないか、あんたは!自己中にもほどがある!!」と、
食ってかかられた!
そのとき、
巨気サクラとミセスイミテーションは被害者たちと白崎くんに頭を下げて、
「申し訳ございませんでした。私たちは最低の泥棒、底辺の夢淫売なのです!」と言って、
大いに泣いた😭😭