
11月28日(日)、宮城県森林インストラクター養成講座で、人工林の枝打ちや除伐・間伐等について作業体験しました。
講義では、間伐等の意義について学びましたが、最近は林業に携わる人が、高齢化などから人手が不足し、間伐の手遅れの山が増えているとのことでした。
間伐が遅れると、林内が薄暗くなり下草は生えないし、下枝が枯れ上がり、被圧木が増え枯れ損木が出るのだとのことでした。
間伐がしっかり行われているところは、太陽の光が良く入り、人工林もシダ類などの下草も見違えるように生きいきしていました。
太陽の光のエネルギーを中心に、植物、動物、微生物と、それを取り巻く大気・水・土が互いに働きあって、森の生態系が作られているということです。
そして、このシステムのもとになるのが植物だというから、いかに森づくりが大切かがわかります。
写真は杉林での、枝打ち・間伐前の荒れている現場から、作業実習後の状況です。