「永年勤続ご褒美海外旅行」の7回目は、コッツウォルズ地方(Cotswolds)中央部の町、バイブリー(Bibury)をご紹介します。(★この記事は現地時間での6月7日のことです。★画像をクリックすると、大きい画像や別の画像が見られます。)
なお、コッツウォルズ地方の地図は宇藤カザン氏のHP内「コッツウォルズ地方の地図」をご参照ください。
コッツウォルズをバース→マルムスベリーと北上、マルムスベリーの庭園を出た後車中で時計&地図と相談の結果、次はバイブリーを目指すことにしました。

車窓の両脇を流れる風景が、一段とコッツウォルズらしくなってきました。片道一車線ですが速度制限は50マイル、かなり速いです。
イギリスの一般道はAナンバーとBナンバーに分かれていて、速度制限はAが60マイル、Bが50、街中の道路は30のようです。

マルムスベリーからドライブすることさらに小1時間、バイブリーの町に入ると、コッツウォルズ地方特産の石灰岩、はちみつ色のライムストーンで作られた家々が現われ始めました。この地方が「はちみつ色の町」と呼ばれる由縁です。
また、バイブリーはインテリア・デザイナーのウィリアム・モリスが「イギリスで一番美しい村」と称して愛した町だそうです。
こじんまりした町なので公共の駐車場がなく、皆川沿いに路上駐車しています。でも町の中心にはスペースがなく...仕方ないので、「バイブリー・トラウト・ファーム」(BIBURY trout farm)の有料駐車場に停めることに。

マスの釣堀「バイブリー・トラウト・ファーム」 (左裏画像)黒鳥

(中央)クロガモではありませんよね? キンクロハジロでもなさそう...何でしょう?
こんなに小さな町なのに、日本人のツアー客がバスで来ていました。ファームのギフトショップには日本語の掲示までが!?

ツタに覆われた建物はスワンホテル(the Swan Hotel)@「バイブリー・トラウト・ファーム」の向かい側
川“River Coln”から少し離れた所で川と並行して通っているパブリックフットパスを歩いてみることにしました。パブリックフットパスとは通行権によって歩行者に通行が保証されている歩行者専用の遊歩道で、イギリス全土に張り巡らされています。詳しくは「イギリスの通行権」@Wikipediaをご参照ください。

フットパスから見える街道沿いの家並み

(左)“ARLINGTON ROW”と呼ばれるバイブリーを代表する軒続きの家並み。元は16世紀にさかのぼり、羊小屋として造られ、後に職工小屋として使われたそうです。
(右)同じ家並みを街道側から見た画像。

(左)趣のある石橋。
(右)格子の窓ガラスがたくさんある建物@裏画像は郵便局。今まで見たイギリスの郵便局は、
簡易なギフトショップを兼ねています。

ここにもバースやマルムスベリーで見た名前のわからない花がそこかしこに...。やっぱりマジョラムかなぁ。

教 会

(左)白鳥の赤ちゃんが! 可愛い!!
(中央)バイブリーで“ARLINGTON ROW”というと、上述の家並みのことですが、
“ROW”には意味がいろいろあり、「並び」や「通り」以外にも、イギリスでは
“right of way”(地権者が存在する土地を公衆の通行が許可されている
通路)の意味もあるようです。
穏やかで静かな佇まいのこじんまりした町、バイブリー。町自体が観光地化を目指していないのに観光客が勝手に押しかけているような印象を、私は受けました。少なくとも、バスを仕立て、大挙して押しかけるにふさわしくない町です。自分のことは棚に上げて、この町をそっとしておいてあげたい気がしました。なんて身勝手なんでしょうね
次回は「コッツウォルズのベニス」と称されている町をご紹介します。
なお、コッツウォルズ地方の地図は宇藤カザン氏のHP内「コッツウォルズ地方の地図」をご参照ください。
コッツウォルズをバース→マルムスベリーと北上、マルムスベリーの庭園を出た後車中で時計&地図と相談の結果、次はバイブリーを目指すことにしました。

車窓の両脇を流れる風景が、一段とコッツウォルズらしくなってきました。片道一車線ですが速度制限は50マイル、かなり速いです。
イギリスの一般道はAナンバーとBナンバーに分かれていて、速度制限はAが60マイル、Bが50、街中の道路は30のようです。



マルムスベリーからドライブすることさらに小1時間、バイブリーの町に入ると、コッツウォルズ地方特産の石灰岩、はちみつ色のライムストーンで作られた家々が現われ始めました。この地方が「はちみつ色の町」と呼ばれる由縁です。
また、バイブリーはインテリア・デザイナーのウィリアム・モリスが「イギリスで一番美しい村」と称して愛した町だそうです。
こじんまりした町なので公共の駐車場がなく、皆川沿いに路上駐車しています。でも町の中心にはスペースがなく...仕方ないので、「バイブリー・トラウト・ファーム」(BIBURY trout farm)の有料駐車場に停めることに。


マスの釣堀「バイブリー・トラウト・ファーム」 (左裏画像)黒鳥



(中央)クロガモではありませんよね? キンクロハジロでもなさそう...何でしょう?
こんなに小さな町なのに、日本人のツアー客がバスで来ていました。ファームのギフトショップには日本語の掲示までが!?

ツタに覆われた建物はスワンホテル(the Swan Hotel)@「バイブリー・トラウト・ファーム」の向かい側
川“River Coln”から少し離れた所で川と並行して通っているパブリックフットパスを歩いてみることにしました。パブリックフットパスとは通行権によって歩行者に通行が保証されている歩行者専用の遊歩道で、イギリス全土に張り巡らされています。詳しくは「イギリスの通行権」@Wikipediaをご参照ください。


フットパスから見える街道沿いの家並み


(左)“ARLINGTON ROW”と呼ばれるバイブリーを代表する軒続きの家並み。元は16世紀にさかのぼり、羊小屋として造られ、後に職工小屋として使われたそうです。
(右)同じ家並みを街道側から見た画像。


(左)趣のある石橋。
(右)格子の窓ガラスがたくさんある建物@裏画像は郵便局。今まで見たイギリスの郵便局は、
簡易なギフトショップを兼ねています。

ここにもバースやマルムスベリーで見た名前のわからない花がそこかしこに...。やっぱりマジョラムかなぁ。


教 会





(左)白鳥の赤ちゃんが! 可愛い!!
(中央)バイブリーで“ARLINGTON ROW”というと、上述の家並みのことですが、
“ROW”には意味がいろいろあり、「並び」や「通り」以外にも、イギリスでは
“right of way”(地権者が存在する土地を公衆の通行が許可されている
通路)の意味もあるようです。












穏やかで静かな佇まいのこじんまりした町、バイブリー。町自体が観光地化を目指していないのに観光客が勝手に押しかけているような印象を、私は受けました。少なくとも、バスを仕立て、大挙して押しかけるにふさわしくない町です。自分のことは棚に上げて、この町をそっとしておいてあげたい気がしました。なんて身勝手なんでしょうね


なぜだか分かりませんが、写真ではなく絵に見えました。
感動ものでした。 ありがとうございます。
ウィリアム・モリスが「イギリスで一番美しい村」と称しただけのことはありますよね、ほんとに情緒豊かな絵になる村でした。
今回の旅行の写真は、被写体が私ばかりであることからもおわかりのように、ほとんど夫が撮っています。私のカメラを往きの飛行機の中で壊してしまった&古いカメラではファインダーを覗いてうまく撮れず、イライラするので夫に任せてしまいました。