へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

タマネギの収穫など

2017年07月03日 | 日記
本日、雨のためナスの誘引のあと自習となる。


ナスの誘引

ナスの株、同じ品種間でも個体差がある。

元気のいい株と元気のない株を見分けるために、
どんなところをチェックすればいいんでしょうか?

わかりやすいところでは、大きさや色つや、枝数や幹の太さなど。
その他、花房から成長点までの距離(長い方が勢いがある)や、
めしべの柱頭の長さなど。柱頭は長い方がいい。


柱頭短いめしべ(おしべに隠れてる)


柱頭のながいめしべ

その後、ピーマンの摘果を少し。
摘果することで、本体(葉や茎)に栄養が行くようにする。


摘果したピーマン



ところで、昨日は蒸し暑い一日でした。
午前中は、テープナーを使ってトマトの誘引作業。

その後、今後するであろう交配作業のお手本をみせてもらう。

まずおしべを揺すって花粉を採るんですが、
揺らすのに古いタイプの電動歯ブラシを使います。
今時の微振動タイプではだめです。大きく動くタイプを使います。


電動歯ブラシで揺すって花粉を採る。


採種した花粉。


除雄してむき出しになっためしべに、ピンセットで花粉を付ける。

その後は、種取り用のルッコラを刈り取り、
育苗ハウスに運びます。育苗ハウスでしばらく乾燥させると。


種取り用ルッコラの刈り取り


午後は、Q圃場にあるタマネギを掘り出して畑にまとめ置き。
このまま畑において2日ほど乾燥させます(地干し)。


地干しには、乾燥以外に追熟の意味もあるらしい。

2日地干ししたタマネギは、コンテナに入れて冷暗所に保管。

ちなみに、タマネギは扁平型より、転がりやすい丸形の方が出荷場では有難がられるらしい。
もともと扁平型は早生で、丸型は晩生。

しかし最近は品種改良(育種)が進み、丸形の早生が主流になっているそう。
コンテナに詰める時、茎は切るが、その際10cmほど残すこと。
ギリギリまで切ってしまうと肩がやせてしまうそうな。


その後、モチットコーンの原種の4大系統の乾燥果実を並べて写真を撮る。揃いの様子をみるため。


こんな感じ。

トウモロコシの母本選抜の基準
 1.穂長が長い果実 2.先端が詰まっている(尖っていない) 3.虫害の少ない株の果実
 4.タッセルシードが無い(雄穂に果実がつく現象)

などなど。


つづく


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