へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

世界平和

2017年06月19日 | 日記
しかし雨が降りませんね。
畑にも水をあげないといけません。

ここの圃場は灌水設備があるからまだいいですが
ない畑だと水をあげるのもひと苦労だと思います。

畑を借りたり買ったりする場合、
土の善し悪しは置いといてでも、
まず灌水できるかどうかをチェックした方がよいと言いますが、
今のような状況を想定しての言葉なんでしょうね。

さて本日午前中は、レタスの雨除けの屋根を張りました。
ビニールを被せパッカーで留め、ビニールヒモで押さえつけて完成です。


完成した雨よけ。

その後はキュウリの株周りにボカシを撒き、
すき込みを兼ねてキューホーで除草です。


キュウリの株周りにぼかし。

午後は、メロンの株周りの除草です。
鎌で丁寧に取り除きます。


スベリヒユという雑草がビッシリ。

メロンを播種したこの場所は、去年、根コブセンチュウの被害が大きかった場所です。
あえてこの場所に播種したのは、根コブセンチュウに耐性を持つ個体を見つけるため。

でも、いくつかの品種には根にコブが。。。。





根コブセンチュウ。やっかいなものです。

このように育種によって、根コブセンチュウが寄生できない品種を作ることもできるし、
また、緑肥を播くことで畑にいるセンチュウそのものを殺してしまう方法もあります。
例えば、クロタラリアや赤クローバーなどの緑肥です。

作業終了後、夕方5時から水稲の勉強会があったんですが、
眠くてもうろうとしながら聞いていたので、2時間の講義がほとんど頭に残っていません(^^;)

ただ、その中で一つだけ記憶に残っているお話があります。
それは、

  田んぼには「戦略」が必要である。
  戦略とは戦いを省くことである。
  戦略の略の字は、田に各(おのおの)と書く。
  つまり、田んぼに生息している動物や植物、そのおのおのをよく知ることができれば、
  戦わずにうまく共存していくことができる。

というようなお話だったと思います(私の記憶が正しければ)

そのお話をしてくださったMさんは、以前こんなこともおっしゃってました。

 「畑や田んぼの雑草をよく知り、その雑草と共存していくことができる人は
  世界を平和に導くことだってできるよ」

農業から世界平和にいきなり話が大きくなりましたが、
まぁ、雑草とうまくやっていくことが、それだけ難しいということなんでしょうね。


つづく
  











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