へなちょこおやじの自給自足入門

自給自足を目指しておそるおそる農業研修の門を叩いた俺。この先どうなることやら。ちょっと不安。

育苗培土作り

2017年07月01日 | 日記
本日は雨。
一日自習となりました。

農業本を読んだり、そば打ちDVDを観たりして過ごしております。

明日は休日。塩尻でそば打ちがあります。
明日行けば、11回そばを打ったことになるわけで。
なかなかうまく打てませんが(^^;)


で、本題の育苗培土なんですが。

今回作る培土は来年の育苗用に使います。

今回の培土レシピは以下の通り(1000L分)


これは一例。培土のレシピは人それぞれ。


培土の材料(1)


培土の材料(2)草質堆肥

この日の作業は、全ての材料を混ぜるだけ。

ちなみに、材料の割合は、ECの値、栄養面、phなどで決めているそうです。
EC値とは、土壌中に存在している肥料分の含有傾向を数値で表したものだそうです。

難しいことはよくわかりませんが(^^;)
そのECの値が0.7~0.9くらいになるように作ります(それが今まででベストだったそうです)。

そして栄養面では、10.5cmポットで30~40日分の栄養が含まれているように作ると。
そしてPhは7(中性)くらい。


全部の材料を軽いものから順に積んでいく。


積み終わったら、スコップで場所を変えながら、水を加えつつ、切り返す。


切り返し終えたら、また水を加えながら、スコップで元の場所にもどす。


ビニールを被せ、ベニヤ板を乗せてひとまず完成。

この後8月に、切り返しを兼ねながら、ハウスに移動。
その際EM培養液を加えて発酵させ、
その発酵熱と、ハウス内にこもる太陽熱とで、雑菌を完全に死滅させて完成させます。

培土が完成した後、上手くできたかどうかをチェックするのにコマツナを播種します。
発芽すれば培土作りが上手くいったということになると。
ちなみに、コマツナは発芽が早いので堆肥のテストにも用いられるそう。

その後、Dハウスに移動し、除草・整地の後、播種機を使ってソルゴーを播きます。


整地後のDハウス内。

ちなみに刈り取った草は端に寄せておきます。
この草はいずれ堆肥化するわけですが、その前に、
害虫の天敵となるクモを呼び寄せる役目も果たすそうです。
呼び寄せるクモは、巣を張るタイプでなく這い回るタイプのものです。


播種機(溝切って種まいて覆土して押してくれるすぐれもの)

このソルゴーを刈り取った後に、先日播種したキャベツが定植されるそうです。

つづく




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