☆☆ IT業界の採用担当者が教える! IT企業の採用事情と内定獲得法and採用担当者向け情報☆☆

IT業界の採用担当。現役就活生に内定獲得に向けたアドバイスを書いていきます。採用担当者向けの役立つ情報も掲載。

SPIノートの会

2005年01月31日 15時13分43秒 | 採用活動
月曜の昼間っから個人的なブログに書き込みしてますが、仕事はちゃんとやってます。

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この前「筆記試験の完全再現」について書きましたが、今日はその本を作っている「SPIノートの会」について。
まさか就活をしていて、SPIノートの会を知らない人はいないと思うけど、もし知らないって人いたら、
「かなり情報に疎くて、すでに相当出遅れている」と思ったほうが良いかも。
SPIノートの会は某大学の就職課の人を中心とした勉強会で社会人と学生のネットワーク。
この会から4冊ほど出てますが、どれも良い内容だと思う。この人たち、相当な情報通だ。
社会人が参加しているということをちょっとだけ書いてますが、本当はかなり年季の入った人事のプロが複数名参加してるんじゃないのかな。
だって、この会の情報詳しすぎるもん(笑)。
学生の頃は「こんなに書いてくれるなんてありがたいなー」なんて思ってたけど、いざ社会人、人事担当の端くれになってみると、今度は「こんなに書いてくれなきゃいいのに」とさえ思ってしまう。
人間勝手なもんです。

さて、今でこそGABだとかCABだとかWebテストだとか、就活中の学生の常識になってる内容を初めて世に公開したのが、SPIノートの会の本らしい。
当時としては衝撃的だった。といっても、たかだか3年位前の話なんだけど。
このときは自分が企業側の渦中にいたわけじゃないけど、人事や就職ビジネスの業界で右往左往する人が多かっただろうなという想像はつく。
自分が人事に関わるようになってからも、この会が本を出すとものすごく気になる。おそらく業界業種に関係なく、多くの企業で結構な反響になってるみたい。とはいっても、それが就活中の学生さんに伝わることはないけど。

自分はSPIノートの会の本を学生のときから見ていて、採用担当になってからも改めて認識したんだけど、やっぱりこの会は分析がすごい鋭い。就職課の人だけが作ってる本じゃないよなーというのがわかる。
就職課の人を悪く言うわけじゃないけど、人事の経験がない就職課の人じゃここまで鋭い分析はできないだろうなーと。
間違いなく、プロの人事が何名か参加してる。なんで複数名かというと、視点が一人の人間の視点じゃないんですよ。上手くいえませんが。これはそのうち考えがまとまったら書くかも。
とにかく、この会の本は我々企業の人事担当者の裏のテキスト。時間ができたら、1冊1冊紹介したいんだが。

そういえば、ちょっと前に就職媒体会社の営業の人と話す機会があったんだけど、SPIノートの会の「この業界企業でこの採用テストが使われている」って、毎年6万部~8万部くらい売れてるらしい。
出版不況の昨今、そんなに売れてるの!?
就活する大学生って確か40万人くらい(だれかこのブログよんでくれてる人で、この数字違ってたら、指摘してください。直しますー。)毎年いるはずなんだけど、仮に営業の言っていたMAXの8万部だとすると、学生の5人に1人が読んでることになるんだが・・・本当ならすごいね。「面接の達人」がピーク時で10万部弱だったらしい。それが就職の本の最大の記録だと。
それに匹敵する数字ってことで、おそるべし、SPIノートの会。

●SPIノートの会の就職本
この業界・企業でこの「採用テスト」が使われている!―主要「採用テスト」のマル秘問題例と〈速解法〉を伝授 (2006年度版)

8割が落とされる「Webテスト」完全突破法!〈2006年度版〉

こんな「就活本」は買ってはいけない!―時間とお金を無駄にしない賢い本選び〈2005年度版〉

そのほか、このSPIノートの会は昇格試験の本も書いてて、これが気持ち悪いくらい正確に実物を再現しているんだな。SPIとも似ているので、練習問題集として就活生が使ってもいいと思うので紹介しておきます。

完全再現NMAT(管理者適性検査)・JMAT(中堅社員適性検査)攻略問題集


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為になる記事だなあ

ITの筆記CABで満点!?とれちゃう方法

2005年01月25日 20時49分23秒 | 採用活動
さて、「筆記試験の完全再現」の2006年度版は人事担当者の間では昨年からものすごいインパクトがあり、超話題になっています。
「あの正解予測は本当なのか?」ということで。
さきに、CABの正解予測と書きましたが、他にもCAB2、GAB2、IMAGES2の正解予測も載ってます。本物のテストの正解予測ですよ!
ある勉強会でおじさん人事に混ざってたら、その話題になりました。SHLに「あの正解予測は本当なのか?」と質問したという人もいました。
でも、SHLは「あれは学生が予測したもので、本当の正解とは違います。」という答えだったそうです。
はっきり言って、おじさん人事たちは頭悪いなーっと思いましたよ。
だって、試しにあの正解予測のとおり、つけてみて採点してもらえばいいんですよ。だって、われわれ人事なんだから。
それで、少し前に実際試してみました。
CABだけですが。
結果、平均して約8割がたの点数がとれました。
これって、はっきり言えば、上位合格です。
おそらく、CABにしろ、なんにしろ、SHLのテストは廃れるだろうな、というのが実感です。
なんで、正解予測がでちゃうかというと、並行版が少ないからです。
並行版というのはテストのジャンルは同じだけど、数値とかがちょっとずつ異なるものです。普通はこの並行版がいっぱいあるんですよ。
SHLのテストの場合、この並行版がゼロなんです。あっても、1つくらいしかない。
これだとすぐに学生が答えを覚えちゃうんですよ。
保健室の視力検査の表を上から全部暗記して、目が悪くても全部答えられる奴っていたでしょ。あれと同じことです。あれは保健室の視力検査表が1つしかないからできるんです。

まあ、頭の良い人事のいる会社はSHLのテストは使おうとはしてません。
うちの会社も去年までは実はCAB使ってたんです。今年からは違うテストを使います。ですので、うちの会社以外ではCAB対策は役に立ちます。
まだまだCABを使ってるIT系の企業は多いので、対策しておくのは良いと思います。



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↑こういうリンクです。

全社員が不誠実な会社は解散すべきだ!

2005年01月24日 16時17分28秒 | 日記
三菱自動車は会社自体を解散すべきだと思う。
三菱自動車は欠陥隠しで会長や社長が責任を取ってすげ変わっている。
確かに、元会長は絶大な権力を持っていたし、欠陥隠しは元会長の指示なのは間違いない。
しかし、三菱自動車の全社員が欠陥のことも、ずさんなチェック体制も、欠陥を隠してリコールしなかったことも、死者が出た責任があることも知っていたはずだ。
ほぼ100%の社員が知っていたはずだ。
どんなに少なく考えても、過半数の社員は知っていたはずだ。
さも、元会長の暴走で、社員は抑圧され、被害者みたいな顔をしているが、社員は知っていたし、責任がある。
なぜ、さっさと告発しなかったのか。
社畜だったからだろう。身も心も売り渡していたのであろう。
そんな客や命や社会に対して不誠実な社員が過半数を占めている会社は、解散し、消滅するべきだと思う。
三菱グループ各社が三菱自動車の支援しようとしているが、大間違いだ。
ああいう不誠実な会社は解散すべきだ。

自分はそう思う。
もしも、今いる会社がそんな暴走をしたら、自分は体を張って止めるし、告発もするだろう。
それが自分の仕事に対する姿勢です。


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センター試験、問題漏洩?就活でも筆記正解が暴露

2005年01月20日 01時02分15秒 | 採用活動
センター試験の英語で前日に情報が2ちゃんねるに載ったとかで世間が騒いでるのを見て、思い出した。企業の筆記試験の答えが2ちゃんに載ったことがあるのだ。それを知ったのは「筆記試験の完全再現」という筆記本。「正解予測」なるものが掲載されていて、確かそこに「ネット上の掲示板に載っていた」ということと、「ほんとうに正しいかはわからない」という補足付きで「CAB」「CAB2」「GAB2」「IMAGES2」の正解が載っていた。
(今、もう一度「完全再現」を見直したので確実な話)

この話を読んで2ちゃんを検索したら、本当にスレが立っていたのだ。うっわーという感じ。これって採用テストの作成業者には致命的だよね。もっと騒ぎが大きくなるのかなと思っていたらそうでもなく終わってしまったみたいだけど。これが大学受験とかのもっと受験者が多いテストだったら今回の騒ぎどころじゃないよなー。

ちなみに、この情報が載っていた「筆記試験の完全再現」という筆記対策本、テストの正解情報以外にもかなりよくできた筆記本で、毎年新しいのが出るので自分は毎年一冊ずつ買うようにしています。筆記試験を具体的に入社後の業務に結び付けて説明してくれるコラムがいくつかあって、社会人になってから「当たってる」と思うことが多かったので。たとえば「英語の試験が測定しているのは、英語の文章を正確に理解する力ではなく英語の文章を大まかに理解する力」とか。実際、海外から来た仕様書を山のように読まなきゃならなくなったときなんか、これを痛感した。

この本の作者はきっと講師とかじゃなくて民間の現場を知ってる人なんだろうな。

人と向かい合おうね

2005年01月14日 01時53分53秒 | 採用活動
去年、OB訪問なるものを初めて受けたときの話。
大学から紹介されて電話でアポ取ってきた学生君がいたんだけど、会った時に速攻でメールアドレスを聞かれた。メールでアポをとりたかったんだけどわからなかったから仕方なく会社に電話したといって恐縮していた。
大学に自分が今使っているメールアドレスがわかるわけもないし、会ったこともない同窓ってだけの学生くんからいきなりメールが来るほうが驚くと思うんだけど、よく話を聞いてみると、どうも「IT業界の人間に連絡を取る手段はメールに決まっている」と思っているらしい。「電話なんかしたら嫌がられるかも」とまで思っている感じ。言うまでもないが、そんなことあるわけないでしょう。メールは確かに効率のいい連絡手段だけど、仕事においてのコミュニケーションツールとして考えるならメインではなくサブということも、まだ多い。仕事関係で初めて会う人なら、まずは声を聞いてから顔をあわせる方が間違いないと思うし、OB訪問なんてその格好の練習の機会だと思うんだけどね。
自分の経験ではこれ位だったけど、最近はOB訪問じたいしなくなっている傾向があるらしい(ネットで会社の情報を集めるとかで済ませる)。就活=コミュニケーションスキルを学ぶ機会なんだけどね。「知らない社会人」と向かい合うのがそんなにいやなんだなあ。

仕事始め

2005年01月07日 00時35分13秒 | 採用活動
年末年始、今年は休みが少なかったなんて思いながら会社で「みんなの就職活動日記」を久しぶりにチェック。さすがに就活中の学生は正月から全力でいってるなあ...。社会人になるとどうしても「休みは休み、オンとオフの区別はつける」みたいな考え方になってしまって、自分もこういう就活生だったんだよなとつい遠い目をしてしまうのだった。