好奇の風★TAKT

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枯露(あんぽ)柿

2007年11月30日 | 山梨

今日、エコキュート工事立会中にお客様から
山梨独自の干し柿を頂いた。


通称「あんぽ」「枯露柿」というそうなのだが、、、
お歳暮シーズンには、小箱8,9個入りで3,500円以上
もする高級な定番ギフト(山梨県では)だそうだ。

皮を剥き、干してから1.5ヶ月、、、毎日太陽に向け
ひっくり返しながら吊るす結構手間の掛かった者だ。

まだ、干して1ヶ月で、私には外見上どこが悪いのか
分からないが
「ちょっと、失敗したものだけど、、、」
と言われながら、2つももらった。


ちょうど、せんべいでいうと濡れせんみたいな状態で、
外は干し柿より柔らかく、
中半分から濃厚な甘い汁がトロッと出てくる。
味は、生で食べれるもっと平べったいのよりはるかに甘い。
中から、細い種が1個出てきた。

元々、この品種「甲州百匁柿」は生では渋くて食べるのに
向かないそうだ。
そして、商品として完成するのは、まだ2,3週干してから
とのこと。


古くは戦国武将・武田信玄の時代から冬の保存食として、、、
よくよく考えてみると日本独自のドライフルーツの一種と
考えても良いかもしれない。

甲州市塩山の「W農園」様、ご馳走様でした。


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