旅のささやき

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合掌造りの家   ( 白川郷 )

2009年12月31日 | 旅行
   

    富山県南砺市相倉

1995年12月ユネスコの世界遺産に登録された
相倉には20棟の合掌造りが現存してますが約100年~200年のものが多く
古いものは400年前に建造された
屋根の勾配は急で60度、断面は正三角形に近く雪の滑りやすい形になっている
この大きな屋根を支えるのは根元の曲がったチョンナといわれる太い梁
斜面に自然に曲がったナラを用いている
合掌造りの組み立てには釘を使わず縄とネソと呼ばれる
マンサクの木を使っている
屋根の葺き替えは15年~20年ごとにおこなわれ
今は森林組合が中心になって行われている
雪深いという厳しい自然に対応する強固な造りで
さらに生活の場と生業の場をひとつにした合理的な建築といえる