82歳からの旅

私の記録

 ~ 私を育てた父母や伯父伯母 ~ その1

2014年08月26日 21時34分36秒 | 生活

      8月28日 木曜日     
 
 私が幼い時にとても厳しく育てた父、私が悪い事をすると後ろ手に
縛られて押し入れや・戸袋にいれられて懲らしめられた。

 又こんな事も言っていました「こんな事をしていると,お回りさん
につかまって縛られて、牢屋へ入れられる。」からと。私は父から叱
られる事よりも,おまわりさんの方がこわかったのです。

 其れで悪い事はしていけないない事を、身にしみて知ったのです。

 ところが中学生になると、仕事で忙しく「猫の手でも」借りたい。
そんな時に近所の子供を集めて,野球をしたり山に目白とりにいった
りしていた。其れを父は私を見逃し,きつい仕事を母と遅くまでして
いたのです。

 其れで時時母が私に、「武ちゃん家の手伝いもせんといけんよ。」
と言っていました。
 
 此の事について自分史を纏めていく中で、父の少年の頃について
色々と整理していく中で解って来たのです。

 父は知り合いの家に丁稚奉公に行き、其処から中学校に行っていた
のです。ところが丁稚奉公は生優しい事では,出来ませんでした。朝
は早く起きて御飯炊きや雨戸を開けたり、掃除を済ませて学校へいく
のです。
 学校から帰ったら薪割りや、お使い風呂沸かしをする等々。其れに
耐えられずに丁稚奉公を止めて家に帰ったそうです。

 父は後々に其の事を、自分で大変後悔したと思います。其れで中学
生の私が,近所の子と野球をするのを叱らなかったのだと思います。
 遊びたい私の気持ちと,父が丁稚奉公の時に「遊ぶ時間など・・・」
の気持が重なったのだと思います。お父さん「御免なさい・御免なさ
い。」
 
 私の自分史を纏める意味が,80歳を過ぎてやっと一つが見つかった
のです。80歳のはな垂れ小僧目が・・・ぼんくらのはな垂れ小僧め

                   





     


   
コメント (2)
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