武田じゅうめい 旅人は風に向かって進む

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人にはニッポンが足りない

日本のテレビ界はジャニーズの性暴力に加担していた共犯者

2023年09月16日 | 事件

昨日の続き、

ジャニーズ事務所と故ジャニーを告発し、裁判で戦った元週刊文春の編集長・木俣正剛の思い。

 

一般企業の社長就任会見なら、大荒れになったはず。 
先日、ジャニーズ事務所と一人で戦った芸能リポーターの梨元勝さんを振り返る思い出を書いた。

実は、売れっ子芸能レポーターだった梨元さんが、故ジャニー社長の少年タレントに対する性加害を知り、告発し始めてからテレビ界からパージされたが、もし今生きていたとしたら、記者会見で東山新社長にこんな質問を投げかけたのではないかと思う。

「東山さんは森光子さんと非常に親しく、彼女のことを神様であり恋人だともお話になっていました。それは、メリーさん(故ジャニーの姉)の命令だったのですか?

もしそうだとしたらパワハラを受けていたことになるし、違うなら46歳の年齢差を考えると、大組織の社長さんとしてはギネスものの大恋愛事件ですね」

さて、ある意味救いだったのは、ジュリー前社長が、私財を投げ売ってでも補償をすると示唆したことです。
強すぎる母(メリー)の下でお嬢様として育った彼女にも、もちろん責任はあります。
しかし故メリーも、兄の性癖を娘に聞かせたいとは思わなかったはず。
彼女(娘のジュリー)が現実を知らなかったというのは事実でしょうし、これを機にすべてを投げ出し、株を売って、静かな余生を送る選択もあったはずですから、これはいい意味での「お嬢様の判断」だと思って、信用したいと思いました。

 

それ以外は、ほとんどの言葉が私には疑問に思えたし、また未来が見えないものでしかありませんでした。最も課題を感じたのは、現役タレントの「被害告白」がないことです。
会見でも東山新社長は「私の方から聞くわけにはいかない」などと苦しい発言に終始しました。しかしBBCが火をつけ、世界が今ジャニーズと日本のメディアを見続けている視点は「Me Too」なのです。

同僚や後輩のために、海外で女性たちが勇気を出して声を上げたのは、自らの人権を守るための行為であり、それは結果として、彼女たちや女性全体の地位向上を促しました。

 

私(木俣)は提案します。
今後、キーテレビ局と大新聞だけでも、ジャニーズ事務所やタレントに関する報道に対して事務所から圧力をかけられるようなことがあった場合、それに一丸となって適切に対抗するための「共同宣言」を出してほしいと。そうでなければ、解決に向けて前進することなく、半年もたてば元の木阿弥に戻ってしまうだろう。

既にそれなりの数の大企業が、スポンサーを辞退する宣言を出し始めました。
通常、ここからのスピードは速いものです。ジャニーズの今の体制では、失ったスポンサーに復帰してもらえるまでに信頼回復することは、不可能のように思います。
ジャニーズ事務所が発表した改革の実効性には疑問符が付くと言わざるを得ません。

事件の当事者であるジャニー喜多川が故人となった今、これから性加害が起こる可能性はないわけですが、この機に自らの体質を抜本的に改めていくことを、肝に銘じるべきでしょう。

(元週刊文春の編集長・木俣正剛の発言)

 

(じゅうめいコメント)
いつの間にか、顔を見なくなったと思っていたが、売れっ子の梨元さん(法政大卒)がジャニーズを追及し始めた為にテレビ界から追放されたということだったのか。
そして病死とは。
日本のテレビ界はジャニーズの性暴力に加担していたということです。


(じゅうめい)


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