山野の庭園造り

試行錯誤しながら山野草の栽培と庭造りをしています。頭でっかちの草育男子を自称しています。

切っ掛けの山野草

2012-04-26 22:33:03 | ボタン科
ヤマシャクヤク ボタン科ボタン属の多年草。高さは40~50cm。

今晩は、今日は私が山野草を本格的に始める切っ掛けになった花の紹介です。
昨年5月に山野草展を見に行ったときに販売していたものを見つけ、一目惚れしてしまいました。「こんな花を庭に植えたい。」そう思える花でした。

この株はそのとき購入した株で、昨年は3本立ちで花芽は2つでした。今年は昨年種を取り、肥料も少なかったせいか、二本立ち(芽はもう1つあり生きている)で花芽は1つでした。しかし7号鉢に植え替えたおかげか、背丈は昨年の2倍近い50cm位になり、花の大きさも8cm位の大きな花が咲きました。

あと5年程して昨年種を蒔いたものが花を咲かせるようになったら、地植えにし、群生させたいです。



今日庭で咲いてた花たち





ツクバネウツギ スイカズラ科ツクバネウツギ属。日当たりの良い山地に生える低木。
家では午前中2時間位しか日の当たらない薄暗い場所に植えてありますが毎年綺麗な花を見せてくれます。写真を撮っていたら家の猫が通りがかり、偶然ツクバネウツギを見上げている写真が撮れました。



サクラソウ サクラソウ科サクラソウ属の多年草。
我が埼玉県の県花です。とても丈夫で、園芸種は簡単かは分かりませんが、ほったらかしにしていても増えて花を咲かせてくれます。ただ家では増えすぎるといつの間にか衰退していくので、そうなったら植え替える必要があります。



オオヤマオダマキ キンポウゲ科オダマキ属の多年草。
今回ブログを書くまで、ヤマオダマキだと思っていたのですが、写真を見てもらえば分かると思うのですが、距の先端が内側に強く巻き込んでいる為、オオヤマオダマキだと分かりました。家では山野草というよりは花の綺麗な雑草として扱われ、毎年増えすぎると母が草と一緒に抜いています。





ヤマオダマキを撮影する時に足元から出てきたイカリソウです。こんなイカリソウがあったなんて記憶にありませんでした。ラベル落ちをしていて分からないのですが、越冬葉があり、花が白で、距はないので、多分[オオバイカイリソウ]だと思います。大葉ではなく大梅花イカリソウです。バイカイカリソウとトキワイカリソウの雑種起源と言われているそうです。
この写真をみて『これは違うんじゃないか?』という方が居ましたら、なんというイカリソウか教えて下さい。(上の写真の中央の葉は、虫食いです)





もう1つバイカイカリソウとトキワイカリソウの自然雑種の紹介を。スズフリイカリソウといいます。葉はバイカの血が濃く、花はトキワの血が濃い、と言った感じですかね。バイカイカリソウとトキワイカリソウの自然雑種にはもう1つコイカリソウという物があるらしいのですが、私は持っていないので比べることは出来ません。


今回紹介したツクバネウツギ、サクラソウ、オオヤマオダマキは私が作っている庭園とは場所が違う庭の物なのでご了承下さい。

では、おやすみなさい。