山野の庭園造り

試行錯誤しながら山野草の栽培と庭造りをしています。頭でっかちの草育男子を自称しています。

この紋所が目に入らぬか!(笑)

2012-05-27 00:34:05 | ウマノスズクサ科
今晩は。

フタバアオイ ウマノスズクサ科カンアオイ属の多年草。
水戸黄門で有名な徳川家の紋所の「葵の御紋」のモデルになった植物です。

カンアオイの仲間は色々ありますが、どれも花は地味目な物が多く、また葉の下に隠れて咲くので実際に野山に生えていても花を見ることは殆ど無いでしょう。
しかし、葉の観賞価値は高いと思います。落葉性のフタバアオイやウスバサイシンなどは綺麗な緑色と完成された葉の形を見せてくれますし、常緑性のカンアオイやオナガカンアオイなどの種類は濃い緑の光沢のある葉を見せてくれますし、自然の斑入りの物も多く、楽しませてくれます。


葉の斑の様子

上のカンアオイの花の様子(何というカンアオイの種類かはラベル落ちで分からない)

ただそうは言っても姿形から玄人向けの山野草と言えると思います。
栽培自体は難しいものではなく鉢でも地植えでも通年日陰で管理すれば育ちます。フタバアオイなどは地植えにすると茎を良く伸ばして日陰の良いグランドカバーになります。


今日庭で咲いてた花たち



シラン(白花) ラン科シラン属の宿根草。
シランの白花です。やはり普通の紫色に比べて性質が弱い様に感じます。





ニワフジ マメ科コマツナギ属の落葉小低木。
赤紫の花と白の花のニワフジです。普通のフジはきちんと管理しないと蔦がそこら中に広がって始末が大変ですが、ニワフジは日当たりの良い場所に植えておけば大きくならずに綺麗な花を咲かせてくれるので私はニワフジの方が好きです。
ニワフジの葉は変わっていて、夜は下向きに葉が閉じて、日が昇ると普通に開き、正午頃になると上向きに葉を閉じるといったサイクルをしています。自分で光線の調節や水分の蒸発などの調節しているのでしょうか?



夏ロウバイ ロウバイ科ナツロウバイ属の落葉低木。中国が原産地。
ロウバイに似た黄色の花の周りに薄ピンクの綺麗な花びらを着けるとても涼しげな樹です。ロウバイとは言っても花の大きさはロウバイの何倍もあり直径5cmを超える花を着けます。


まったく最近は気候も気温も安定しませんね。寒くなったかと思ったら暑くなったり、雨が降ったり雹が降ったり・・・
雨だと仕事は休みになるのですが、山野草の作業をしようと思っても気分が乗りません。それでもやっと今週イカリソウの植え替えがひと段落しました。植え替えしていなかった物の株分けをしていたら、土は足りなくなるし、鉢も足りなくなって何度も買出しに出かける事になってしまいました。一度に大量に買い込んでおけば良いのですが何分貧乏性なもので(笑)。
おかげでイカリソウの置き場だけでも畳二畳程になってしまいました。来年また株分けをしたらいい加減誰かにあげるか、地植えにするか、売るかしないと如何しようもなくなりそうです。

ではおやすみなさい。

立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は○○○

2012-05-21 20:52:53 | ユリ科



















ユリの花ですよね。

今晩は、いきなりですいません。
そんな訳で今日の花はユリです。

ジンリュウユリ ユリ科ユリ属の球根植物。ササユリの変種で徳島県内中部の蛇紋岩地帯に稀産する。
ササユリよりも葉が細く葉の縁が白く縁取られる。また強い香りも特徴。


花の正面からの写真です。
先日紹介したオトメユリ(ヒメサユリ)はどちらかというと朗らかで優しげな姿をしていますが、ジンリュウユリはスラっとして凛とした姿をしているとても美人さんな花です。


栽培はチガヤとツリガネニンジン、スミレなどと寄せ植えにして朝の2時間位日が当たって、それ以降は木漏れ日が差すような明るい日影に置いて栽培しています。

今日庭で咲いてた花たち


神津島ヤマツツジ ツツジ科ツツジ属の落葉小低木。ハコネコメツツジとオオシマツツジの自然雑種だとされる。
花がヤマツツジに比べて小さく2cm程の花を付け、とても可愛らしいです。


バイカウツギ ユキノシタ科バイカウツギ属の落葉低木。
皆さんが普段見かけるバイカウツギの殆どはヨーロッパで改良されたセイヨウバイカウツギの品種だと思います。この花は日本に自生するバイカウツギの物です。
ウツギという樹はややこしく、卯の花で知られるウツギがあるユキノシタ科の物(バイカウツギもこの科)と、ラッパ状の花を付けるタニウツギの仲間が含まれるスイカズラ科の全く違う2つの科にあります。ただ花を比べると全然違うので簡単に見分ける事が出来ると思います。


ヤシャビシャク 以前に実が付いたらまた紹介すると書いたので紹介します。緑色のハリセンボンのような可愛い実です。触ってもサボテンのトゲの程硬くは無いので痛くはありません。


ガーベラ 父が育てている原種に近いガーベラたちが咲き乱れていたので撮影しました。この他にも100株程実生から育てているようです。


本日ニュースになった金環日食の影です。私の住む場所ではおかげさまで雲が掛かる事無く観察することが出来ました。日食メガネが売り切れていて直接見ることは出来ませんでしたが、こうして趣のある観察が出来ました。


朝は金環日食のニュースで盛り上がってましたね。こういう平和な話題で日本が盛り上がるのが一番ですね。毎日毎日殺人やら景気が悪いやら・・・そんなことを話題にするから暗くなるんですよね。
偶には散歩でもして道端に咲いている花でも見てやってください。癒されますよ~!
そこから山野草に興味を持って頂けたらベストですけどね(笑)。

ではおやすみなさい。

イワカガミとイワウチワ

2012-05-18 23:50:20 | イワウメ科
今晩は。
先日行った新潟への旅行の際にオオイワカガミの葉が大きくて驚いたと書きましたが、実際に他のイワカガミの種類との大きさの違いを分かりやすくするため写真に撮ってみました。


左からオオイワカガミ、イワカガミ、ヒメイワカガミの葉です。大きさは12.5cm、3.2cm、2.0cmです。オオイワカガミの葉は新潟から葉だけ拝借してきたものです。オオイワカガミは以前から栽培しているのですが、葉は6cm位しかないので今回自生のオオイワカガミの大きさを見てビックリしました。

イワカガミの仲間は気難しい仲間が多く、栽培は難しく、特に山取り品を育てることはとても難しいので採らないようにしたいものです。私も個人が出している店で山取り品と思われるイワカガミを買ったことがありますが、根が貧弱で、地下茎ばかりが長く、結局枯らしてしまいました。


イワカガミのついでにイワウチワの葉の比較です。
左からオオイワウチワ、イワウチワ、コイワウチワ(カントウイワウチワ)です。6.0cm、3.2cm、1.4cmです。
イワウチワはイワカガミほど栽培は難しくありませんが、山取り品は難しく、私も「イワカガミよりは簡単だろう。」と、購入したものを枯らしてしまいました。


今日庭で咲いてた花たち


オトメユリ ユリ科ユリ属の多年草。別名ヒメサユリ。
昨年地植えにした物です。ウイルスが怖いのでオルトランを撒いています。カライトソウやキバナイカリソウ、ワラビなどと混植しています。


アブラツツジ ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。
キバナドウダンとして購入した物です。本当のキバナドウダンが静岡辺りに自生していると小耳に挟んだのですが、ネットや書籍にもそれらしい記述は見つけられませんでした。どなたか知っている方が居ましたら教えて頂けないでしょうか?


鬼怒川ヨウラクツツジ 以前紹介したものとは違う個体です。より壷咲きで可愛らしい花を付けます。


奥多摩コアジサイ アジサイ科アジサイ属の落葉低木。
ガクの無い山アジサイだと思って頂ければ良いと思います。清楚な感じで私は好きな花です。


最近は相変わらず天気が安定しませんね。外での仕事なので、雨が降ると仕事が出来ません。偶になら休みになってラッキーって感じですがあまり多いと給料にも響きますし・・・給料が入ったら山野草も買いたいし、登山靴も欲しいし・・・
ではおやすみなさい。

カローラフィールダーにの~お~て~新潟に出かけ~たら~

2012-05-16 22:29:21 | 趣味
今晩は、随分と間が開いてしまいました。

タイトル通り14日の月曜日に仕事が休みだったので新潟の方にハイキングと山野草を見に行きがてら、ドライブして来ました。(勿論おひとりさまです)

朝早く起きるのが嫌だったので、前日の夜に家を出て高速のSAで車中泊をして行きました。[六日町方面に行って適当にそこら辺の山に登って帰りに長野の野沢温泉で温泉に入ってから帰る]、という大雑把な計画で行って来ました。
六日町の町を適当にドライブしていて、たまたまトイレ休憩に公園に行くと、その公園が先の大河ドラマで放映された直江兼続の公伝世館という建物のある場所でした。そこの受付の方に『ここら辺であまり時間が掛からないで登れる良い山は無いですか?』と尋ねたところ、その公園から登れる国の指定文化財にもなっている坂戸城跡がある坂戸山が丁度山野草が咲いていて良い、と言うので、登ることにしました。高さは今流行の634mです。


山道の殆どが写真の様な階段でした。階段は余計に体力を使うので若干のバテ気味です。
山道の脇には

オオイワカガミや、

シュンラン、

スノキ?かな・・・、

タムシバなどが咲いていてとても綺麗でした。
山頂までは私の足で丁度1時間でした。(山頂からの景色は一番上の写真です)

帰りは違う道を使って降ります。

山頂直下はカタクリの大群生でした。他にも、

エンレイソウや、

イカリソウなどが咲き乱れていました。
登りとは違った植生が見れてとても良い山でした。

帰りは野沢温泉の外湯に入って帰ってきました。何で一々野沢まで行ったかと言うと、学生時代にスキーをしながら住み込みで働いていたのですが、シーズン以外に行った事が無かったので、雪の無い野沢を見たくなって寄って来ました。


今回のドライブで驚いたことが、オオイワカガミの葉の大きさと、数の多さです。葉の大きさは下の写真を見て頂ければ分かると思いますが、大きいものでは15cm近い大きさの物までありました。

数もとても多く田んぼの脇や登山道の脇などの半日程日が当たる様な場所に群生していました。


翌日は声が掠れてしまいました。(ドライブ中ずっと独りコンサートをしていた為。)

本日27歳になりました。もうアラサーですね。私が覚えている5月16日の出来事といえば何故か麻原彰晃(本名:松本 智津夫)が逮捕された日だった、という事くらいです。

ではおやすみなさい。

家の貴婦人

2012-05-11 22:36:59 | 樹木
猫が貴婦人って訳じゃないですよ!男の子ですし。


オオバオオヤマレンゲ モクレン科モクレン属の落葉低木。
ホームセンターなどでオオヤマレンゲとして売られている物の殆どがこのオオバオオヤマレンゲの事です。オオヤマレンゲとの違いは、雄しべが深紅色(オオヤマレンゲはクリーム色に少し赤が差す程度)の綺麗な色で、原産地が中国~朝鮮半島(オオヤマレンゲは日本)という事です。私個人としてはオオヤマレンゲの方が好きなのですが、花の赤と白のコントラストを見たときに、オオバオオヤマレンゲの方が観賞価値は高いと思います。

栽培方法は、晩春から秋の彼岸過ぎまでは午前中1~2時間日が当たりそれ以降は半日陰(木漏れ日が差す程度)になるような場所が適しています。日向ですと直ぐに葉焼けをしてしまいそのままにすると枝枯れをしてしまいます。花付きが少し悪くなったり、枝が間延びするかも知れませんが安全に育つように半日陰に植えてあげましょう。またモクレン科は植え替えを嫌うので、一度植えつけたらなるべく動かさないようにして、どうしても移植する場合は根をなるべく切らないようして、落葉している時期に移植すると良いでしょう。


今日庭で咲いてた花たち



コケイラン ラン科 コケイラン属の多年草、別名ササエビネ。
エビネの花を小さくした物が沢山付いている様な味わい深い花です。いかにも日本の山野草的な佇まいをしていて私はエビネよりも好きかな?

葉は普通2枚で別名の通り笹の葉の様に細くなっています。左の株は葉が一枚になっていますが、これは私が折ってしまった為です。



クサタチバナ ガガイモ科カモメヅル属の多年草。



チョウジソウ キョウチクトウ科チョウジソウ属の多年草。
上のクサタチバナと雰囲気が似た花です。咲く時期も同じくらいで背丈も同じ位です。よく見かける花ですが、絶滅危惧種です。山野草を買う場合その殆どが絶滅危惧種だという自覚を持って大切に育てたいですね。



モッコウバラ バラ科バラ属の多年草。
一時期天皇家のどなたかのお印になったとかで、皆が買い求めた花です。そういった経緯が無ければこれほど有名にはなってはいなかったでしょう。



シラン ラン科シラン属の多年草。
日本の原種のラン科植物でこれほど丈夫な物も他には無いでしょう。株は勝手に増えますし、種からも増えていきます。生える場所によっては雑草として扱われる程です。しかしじっくり花を見るととても綺麗なランの花で、花色も白やブルーなどがあって楽しめます。ただ普通の紫の花ほど丈夫では無いようです。



荒川岳キバナイカリソウ メギ科イカリソウ属の多年草。
荒川岳に自生する高山型の小さなキバナイカリソウです。私が持っているキバナイカリソウの中では一番黄色味が強い花を咲かせます。(実際は写真よりも黄色が濃い)


今月の末に母の実家がある青森の方へ旅行に行くことになりそうです。出来れば山に入って色々な山野草を見て来たいと思います。
ではおやすみなさい。

唐沢山

2012-05-10 02:19:10 | 趣味
今晩は、昨日栃木県にある唐沢山にツツジを見に行ったので紹介します。
唐沢山の上にある唐沢山神社の参道はツツジの名所として知られています。今の時期は、ミツバツツジはもう終わっていますが、ヤマツツジが少し満開を過ぎた頃ですが、とても綺麗に咲いていました。

紅葉などの新緑もとても綺麗で、

少し霞んでいて景色は遠くまでは見れませんでしたが行ってみてとても良かったです。





今日庭で咲いてた花たち


ハクウンボク エゴノキ科エゴノキ属の落葉高木。
漢字で書くと白雲木で、花の咲く様子が、白い雲のように見えるから付いた名前だとか、花を楽しむ高木として私が大好きな樹です。樹形、葉の形、花、どれをとっても素晴らしい樹だと思います。クマバチが大好きな花で、藤の花が丁度終わる頃に咲き始めるので、藤に代わって蜜を集めに来ます。



ガーベラ キク科ガーベラ属の多年草。
この花は私ではなく父が栽培しているものですが、いわゆる原種のガーベラと言うものです。正確には初期の改良種らしいのですが詳しくは調べても分かりませんでした。販売しているガーベラとの違いは、花が大体40cmくらいの高さになり、細弁だということです。家では50年くらい前から細々と生きていたらしいのですが、最近父が凝り出して、実生をして増やしたりしています。他にも、

や、

などの花色があります。



クモイイカリソウ メギ科イカリソウ属の多年草。蛇紋岩地に適応したキバナイカリソウの高山型と言われるが、キバナイカリソウと分けない場合もある。
やっとクモイイカリソウが咲きました。4月18日の記事で紹介したイカリソウはやはりクモイイカリソウでは無かったですね。すいませんでした。
今回ややこしいので似たイカリソウを比べてみました。

左からクモイイカリソウ、荒川岳キバナイカリソウ、4月18日の記事でクモイイカリソウと紹介したイカリソウです。
荒川岳のキバナイカリソウは明日にでも咲きそうです。一番右のイカリソウは色々調べてみた所、白岩岳のイカリソウでは無いかと思います。ネットで白花のクモイイカリソウとして買ったものですが、間違いなくクモイイカリソウでは無いと思います。ネットだとこういったケースが偶にありますけどね。

最近は本当に不安定な天気が続きますね。こんな天気だと逆に梅雨には雨が降らないんじゃ無いでしょうか?
ではおやすみなさい。

シャラシャラ音がします。

2012-05-07 22:45:38 | ツツジ科
秩父ベニドウダン ツツジ科ドウダンツツジ属の落葉低木。チチブドウダンとも呼ばれる。

今晩は。今日の花は秩父ベニドウダンです。ドウダンツツジの仲間では一番赤いのではないでしょうか?寧ろ、赤というよりは濃赤色をしています。ドウダンツツジの仲間は意外と種類があって、ドウダンツツジ、シロドウダン、サラサドウダン、ドウダンと名前は付いていませんがアブラツツジもドウダンツツジの仲間です。(アブラツツジは偶にキバナドウダンとして販売されている)
私はブログを見てもらえば分かると思いますが、ツツジの仲間が好きで、色々と集めています。(あくまで日本の原種であってサツキなどの園芸的な物は集めていません)秩父ベニドウダンは前から探していた樹で、今回大きなものが手に入ったので紹介します。

大体大きさは根鉢を含めずに高さ2.3m、枝張り1.5mといったところでしょうか。これだけ大きくて自然樹形のものはなかなか見ることは出来ないと思います。幹の感じを見るに山取りでも無くとても良い感じです。
花木センターに出ていた物ですが、名前がアブラツツジとなっていて値段もなんと1万5千円でした。多分市場などで、葉だけみてアブラツツジと判断して売っていたのでしょう。秩父ベニドウダンとして売っていたら下手な所では一桁違う値段だったかも知れません。
これからの管理としては、まだ仮植えなので、きちんと植えて、多少剪定をして樹形を少し整え、切った枝は挿し木にして増やせたらと思います。

花はドウダンツツジとは少し違い、先が窄まらずに卵型をしていて、咲き方もブドウのように垂れ下がって咲きます。また揺すったり風で揺れたりすると、花同士がぶつかってシャラシャラと乾いた音がします。



今日庭で咲いてた花たち


先日買ってきたホソバシャクナゲの花が咲きました。シャクナゲの花は日本の樹木の中でも1.2を争う程豪華な花を咲かせる物ではないでしょうか?


花ではないのですが、タヌキです。
先日山野草の作業場で植え替えなどをしていて、終わって帰ろうと振り返ったらタヌキが居ました。近くに空き家があってどうもその家に住み着いているらしいとは聞いていたのですが、行儀良く座ってじっと此方を見ていたのでビックリしてしまいました。
左右は普通の民家なのですが、私の作業場の近くにはコジュッケイや野良猫、蛇などの色々な生き物が出没したり住んでいます。


最近は天気が不安定で、水遣りをするのに神経を使います。「水遣り三年」とはよく言ったものです。本格的な栽培を始めてまだ1年ちょっとの自分ではまだまだ見極める事が出来ません。そのため今まで枯らしてしまった物の殆どが、水の遣り過ぎで根腐れをしてしまった物です。

毎日が勉強です

ではおやすみなさい。

かくも美しき瓔珞

2012-05-04 23:06:35 | ツツジ科
今晩は、本日は鹿沼花木センターへ行って来ました。
高速を使わず車で約1時間半、思っていたより鹿沼は近かったです。
以前から一度は行ってみたいと思っていた所なので、今日雨が降って暇だったので行って来ました。(加須市のジャンボこいのぼりは結局中止でした。)

丁度山草展をやっていたので覗いて見たら

ハッカクレン メギ科 ミヤオソウ属の多年草。
や、

エビネ ラン科エビネ属の多年草。
など色々な珍しい山草が展示されていました。エビネなどはバイオ技術が発達したおかげで、花色や大きさなどが以前では考えられないようなものが増えてきましたね。日本の原種を愛する私としては綺麗だとは思っても欲しいものではないので、購買欲を刺激されずに見れて良いことです。
違う団体が斑入山草を展示販売していましたが、相変わらず斑入りも高いですね。ヤマシャクヤクの斑入りで18万円まー斑入りもさして興味は無いんですけどね。
んで結局山野草展で買っちゃいました。



ウラジロヨウラクツツジ(鬼怒川) ツツジ科ヨウラクツツジ属の落葉小低木。葉の裏が緑白色をしており、花の様子が仏像が身につけている装身具(瓔珞)に似ているためこの名がつけられた。ツリガネツツジとも呼ばれる。
鬼怒川ヨウラクツツジはヨウラクツツジの王様とも呼ばれるほど見事な花を咲かせます。この花は鬼怒川同士を掛け合わせた実生選抜とのことでした。値段は3,500円
安いです。まー安いか高いかなんてさっきの斑入りの話じゃないけど興味があるかないかで全然変わってきますけどね。


花木センターは、今まで行った市営県営の施設の中では一番広く、、一番色々な物を販売していました。
ここでもまた買っちゃいました。

ホソバシャクナゲ ツツジ科ツツジ属シャクナゲ亜属の常緑低木。静岡県と愛知県の山地に自生する。
日本シャクナゲの中では、屋久島と並んで強健種です。とは言っても西洋シャクナゲと比べたら弱いですけどね。樹高40cm位で蕾も付いていて1,200円だったので買っちまいました。
他にもタマガワホトトギスやナツハゼなどを購入しました。

帰りにも 山草店にて また購入 字余り


五葉山ヨウラクツツジ 幻のヨウラクツツジ。
この写真は店内で咲いていた物を撮影したものです。初めて実物を見れて感動しました。勿論小さい苗を購入してきました。


この時期は財布の紐がユルユルでいつの間にかお金が消えています。でもお金を使うことは日本経済にとっても良い事ですよね。(前向き)

明日は仕事かな?
ではおやすみなさい。

佐野ハイキング

2012-05-02 23:54:10 | 趣味
今晩は。皆さんはゴールデンウィークどうお過ごしでしょうか?
私は一昨日佐野にイカリソウを見に一人でハイキングに行ってきました。

佐野の山はもうかれこれ10年位行っていなかったので、道も何も覚えていませんでした。(当時は中学生位)
でも、とてものどかで、いかにも里山って感じの場所だった事は記憶しています。
場所が分からないので、父に聞き、ある程度の場所は分かったのでとりあえず行ってみました。途中北関東道が新しく出来ていて、良く分からなくなりながらも何とか記憶に近い場所にたどり着けました。
山道があったので、山野草を色々見れることを期待して登ってみました。


ホウチャクソウ ユリ科チゴユリ属の多年草。
杉林の中の少し薄暗い林床に咲いていました。


カタクリ ユリ科カタクリ属の多年草。
もう花はとっくに終わり、実が結実し大きくなっていました。家のカタクリはもう地上部は枯れてしまいました。


オオツクバネウツギ スイカズラ科ツクバネウツギ属の落葉小低木。
先日アップしたツクバネウツギの変種で、違いはガク片の5枚ある内の一枚が、ツクバネウツギに比べて小さい事で分かります。ガク片が2~3枚しか無いものはコツクバネウツギとして区別する。


イカリソウ メギ科イカリソウ属の多年草。
少し花の時期には遅く下のほうでは咲き終わっていました。登っていくとまだ咲いている株がちらほらと見られました。イカリソウといえば赤紫色のものが多いですが、佐野の山にはどう言う訳かほぼ白花しか自生していません。イカリソウの白花といえばトキワイカリソウが思い浮かびますが、正真正銘のイカリソウの白花です。


ヤマツツジ ツツジ科ツツジ属の落葉低木。
尾根に出ると、コナラやマツの疎林になり、斜面にはヤマツツジや、ミツバツツジなどが綺麗な花を見せてくれていました。


他にもチゴユリやヤマルリソウ、ヤブレガサ、サラシナショウマ、シュンランなどの沢山の山野草を見ることが出来ました。佐野の山は1時間と少しで行けるので、これからは場所も分かったので、ちょくちょく行きたいと思います。


今日庭で咲いてた花たち



突然ですがこの花たちの名前が分かるでしょうか?
「花だけ見ると良く似ている」と母に言われて今日はじめて気付いたので、問題にしてみました。















上の花はイソツツジでした。
イソツツジ ツツジ科イソツツジ属の常緑小低木で高山植物。北海道の物はエゾイソツツジと呼ばれる。


下の花はウワミズザクラです。
ウワミズザクラ バラ科ウワミズザクラ属の落葉高木。花一つ一つを見るとなるほどサクラだが、花全体を見るとブラシの様に見える。花期はソメイヨシノに比べて遅く、私の住む場所では今年は今頃が丁度満開です。


シャガ アヤメ科アヤメ属の多年草。シェードガーデンには丈夫で常緑なので最適です。(日当たりでも葉は痛むが育つ)ただし、地下茎でどんどん増えていくので、増やしたくない場合には間引く事が必要です。


エビネ ラン科エビネ属の多年草。このエビネは父が20年以上前に植えたものか、エビネとキエビネが自然交配して種から発芽した物だと思われます。エビネやユリの仲間はウイルス病が怖くて、あまり栽培はしていません。


甲斐源平イカリソウ また性懲りもなくイカリソウを買ってしまいました。佐野のハイキングの帰りに桐生の方まで足を伸ばし、知り合いの山野草店で購入しました。もう1つ花は終わっていましたが、赤城桜という赤木山麓で採取された綺麗なサーモンピンクをした花を咲かすイカリソウを購入しました。私はイカリソウの交配種には興味が無いので、野生種ばかりを購入し集めていますが、源平はいまいち交配で作られた物なのか、野生種なのかが良く分からなく手を出していなかったのですが、「多分野生種だろう」と言われたのと、紫の源平咲がとても綺麗で購入してしまいました。
どなたか、色々ある源平咲きの品種で、1つでもいいので、野生種か交配種か分かる方が居たら教えて頂けないでしょうか?


今日明日と埼玉は生憎の天気です。明日は加須市で、日本一の大きさのジャンボこいのぼりが空を泳ぐ予定ですが、この天気では4日に順延しそうですね。私も時間があれば見に行きたいと思います。
ではおやすみなさい。