愛宕山の麓で気ままに田舎暮らし

「笠間クラインガルテンの日々」からタイトル変更しました これからも笠間の地で多くの人々と触れ合いながら野菜作りを楽しみに

震災からの復興

2015-02-26 09:45:31 | Weblog
2月22日(日)、「午後は雨」という天気予報
そこで、昼前にクラインガルテンを出て、「真壁の雛祭り」を見に


真壁の町については、これまでも何度かこのブログでも書きましたが、
古い街並みが残され、茨城県で唯一「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています
私も、この街並みが大好きで、震災前から何度か訪ねていますが、
震災で甚大な影響を受けました

町では震災前から、町興しの一環としてこの時期1カ月に亘って、町を挙げて雛飾りを一般に公開していますので、
震災以降は、毎年この時期に真壁を訪れるようになりました
そして、少しづつではありますが、文化財の修復が進んでいる状況をみて、ほっとしています

私にとっての震災からの復興の象徴は、笠間の登り窯とこの真壁の町の伝統的建造物の修復といえるかもしれません

今年も、桜川市真壁庁舎の駐車場をお借りして・・・

最初は

暖簾の向こう側に・・・


「下宿鍵の辻」の潮田家

こちらは完全に修復が終わったようです
 
修復された蔵

こちらは高久家

震災後市の所有になったそうですが、こちらも完全に修復されたようです


こちらは毎回お邪魔する「下宿十字路」の村井醸造さん


このような状態だったのですが

  ↓


まだまだこれからの建物も


修復されたお宅
 増渕家   桜井家 

橋本旅館


いつもの「階段飾り」

昨年、300年にもなるという享保雛を見せていただいたお宅です

すぐお隣は

安達家
登録文化財に指定はされていないようですが、築200年の建物で、真壁でも最も古い建物に入るとか
まだ完全には修復されていないようです

2年前にお邪魔したときには・・・足場が組まれ、修復が終るのかと思ったのですが


それでも家の中には、見事な雛飾りが

残念ながらこの奥(手前側)の雛飾りは撮影禁止です

「見芽通り」の西岡商店さんの雛飾り


こちらの敷地内では・・・

押し花の展示販売
安いので私もいくつかいただきました

そして地元の蕎麦打ち会の皆さんの「けんちんそば」

「売り切れ」というところを、お願いして
・・・とても美味しく、体も温まって
1杯500円です

腹ごしらえをして・・・
 川島書店
こちらもきれいに修復されています
中は・・・

販売用の本棚の中に所狭しと吊るし雛が吊るされて

こちらは向かいの川島洋品店の蔵

こちらも以前来た折には壁の修復作業中でしたが、見事に・・・

蔵の中には


更にぶらぶらと街中を・・・
通りの向こうに足場が組まれています


三輪家(現在は藤屋履物店)です

外観上は既に修復済みのように見えるのですが・・・

こちらにも昭和期の雛飾りが


平井家

毎年石の雛飾りを展示販売したりしているのですが、丁度修復中で、今年はお休みのようです
2年前の様子は・・・


こちらは、毎年意匠を凝らした雛飾りを楽しませてくれる星野家の雛飾り

こちらも奥にある雛飾りは撮影禁止ですが、毎年楽しみにしている雛飾りのひとつです

 村上家    市塚家   小林商店
被害の小さかった建物や修復が済んだ建物です
やはり、こうした建物が見られる街並みは大切にしたいものです

一方、これからという建物も

塚本茶舗 

こちらも


2時間30分ほどかけて街を歩きましたが、修復はかなり進んでいるようです
来年来る時には更にもう一段・・・

帰りにはこちらを・・・

今回は、純米酒の一升瓶を
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