愛宕山の麓で気ままに田舎暮らし

「笠間クラインガルテンの日々」からタイトル変更しました これからも笠間の地で多くの人々と触れ合いながら野菜作りを楽しみに

二月三月日遅々

2014-03-12 14:25:50 | Weblog
今回の笠間滞在は、7日(金)からの5日間
本格的な野菜作りのシーズンを前に、かなり畑の準備もできました
ジャガイモ、サトイモ、ネギなどを植え付ける畑を耕し、
人参やレタスの種を蒔く畑の準備も

3月9日(日)午前中は、「クラインガルテンの日」で共同の清掃作業
そして午後は・・・

いよいよ栗の幼木を栗畑に

今年は13本
既に掘って牛糞と化成肥料を入れておいた植穴に植付け

土を戻して、水を与えて終了
品種別には、ポロタンが5本で最も多く、次いで銀寄、筑波、石鎚、国見の5種類
上手く根付いてくれるとよいのですが・・・

栗畑からの初春の夕暮れ




翌3月10日(月)
午前中から、久しぶりの「ぼかし肥料」つくり

小糠、魚粉、油粕を、2:1:1の割合にし、今回はモミガラ燻炭も入れてみました

そこに発酵剤を加えます

上に撒いた白い粉が発酵剤

こちらがホームセンターで購入した発酵剤

商品名は「バイム フード」

これに水を加えて発酵を促します
水加減が難しく、少なすぎると発酵せず、多すぎると腐敗してしまうようです
場所がないので、米袋に入れて発酵を待ちます


ところで、この日は、午後急に寒くなり、強い風と共に風花が

写真に収めることはできませんが、寒々とした感じは・・・

そして夕刻

こちらは、畑に映った私の長〜い影です

午後5時を過ぎても


そして30分後、ようやく夕闇が


ところで、タイトルの「二月三月日遅々」

気象予報官の平沼洋司という方が著した「お天気生活事典」(朝日新聞社発行)の中にこの項目があります
菅原道真の詞の一節にある言葉で、「きさらぎ・やよひ・ひうらうら」と読むのだそうです
「遅々」を「うらうら」とはなかなか読めませんが、古語辞典で「うらうら」を引いてみると、
大伴家持の「うらうらに照れる春日に ひばり上がり 心悲しも ひとりし思へば」
の歌が引用されていました

『「うらうら」とは日の暮れがたいさまで、俳諧の季題に言う「遅き日」である。』
(山本健吉・池田弥三郎著「萬葉百歌」)

まさに、これからの季節を表す言葉なのでしょう
気が付くと、芝生の片隅に
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