愛宕山の麓で気ままに田舎暮らし

「笠間クラインガルテンの日々」からタイトル変更しました これからも笠間の地で多くの人々と触れ合いながら野菜作りを楽しみに

木村武山ゆかりの「大日堂」拝観

2015-06-09 08:06:53 | Weblog
6月6日(土)、午前中は花の苗の植替え
アサガオ


ヒャクニチソウ


ケイトウ


マリーゴールド


ナスタチュウム(キンレンカ)

以上5種類
いずれも種を購入して育てたものですが、まずまずの発芽でした
花壇や花畑に移植します

そして栗林の管理

やはりカミキリムシの被害で、なんとなく花の数も少ないような・・・

それでも・・・


こちらは雌花


そして、見つけたのがこちら

多分・・・アケビの実
他にも沢山生っています・・・大きくなるのが楽しみ

午後は、クラインガルテン事務所のKさんのご案内で、木村武山の生家へ
2月の末、鶏足山へハイキングに出かけた帰りに寄らせていただいたのですが、お留守で
今日、改めてガルテナー十数人でお邪魔することに
前回お邪魔したときにも拝見した二つの池



この季節も、苔をはじめ緑がいっぱいで・・・

早速、大日堂へご案内いただき・・・

大日堂は、カエデの新緑に映えて

武山のお孫さんに当たられるご当主自らが扉を

こちらの大日堂は、廃寺となっていた箱田吉祥院の本尊大日如来像を安置するために、武山が昭和十年に建立したものだそうです

そして、中へ
中央に、「智拳印」を結んだ大日如来像を収めたお厨子
そして、天井を含め一面の壁画!!!
奥の壁には大日如来像、そして、その左右に日光・月光菩薩像?
右手の壁には虚空蔵菩薩像
左手の壁には、椅子に坐した僧侶の図

「写真、よろしいですか?」とお訊ねすると、
「どうぞ、撮影してください」とのご返事

ということで、写真を撮らせていただいたのですが、この写真、ブログに載せてよいものやら
ブログへの掲載の可否をお尋ねするのを失念
個人で所有されているものですので、軽々には扱えません
今後、確認が取れましたら、是非ブログでご紹介したいと思います

それにしても、見事な画です
色彩が色あせることなく、最近描かれたもののごとくでした
そして、虚空蔵菩薩像は左手で、いわゆる「左武山」の手によるものだそうです
また、厨子の板に線描された仏像の見事さは・・・まさに息を飲むすばらしさです

武山は、晩年病をえて当地に帰り、この大日堂の壁画作成に取り組んだそうです
左手のみで描かれたとはとても思えない細密な仏画に、武山がいかにこの制作に打ち込んだかが偲ばれるようです

拝観後は、武山が生前制作の場として使っておられたお部屋に通していただき、お茶をご馳走に
こちらは、そのお部屋にかけられた、武山のご子息の絵だそうです


いろいろとおもてなしを頂き、30分ほどで辞去
その後、Kさんのご案内で笠間稲荷美術館へ
 
現在こちらでは「六古窯展」を開催中

クラインガルテンに帰って、直ぐに「畑がっこう」へ
今日はサツマイモの植付け

その後、家に持ち帰るタマネギを収穫

半分ほど茎が倒れましたので、来週には本格的に収穫の予定

そして・・・18時45分

山際に太陽が

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