愛宕山の麓で気ままに田舎暮らし

「笠間クラインガルテンの日々」からタイトル変更しました これからも笠間の地で多くの人々と触れ合いながら野菜作りを楽しみに

インド旅行Ⅷ エローラ① ジャイナ教石窟寺院

2016-12-16 19:46:54 | Weblog
いよいよ最後の宿泊地オーランガバード
こちらでは「ホテル アジャンタ アンバサダー」に連泊
 

朝からプールで泳ぐ宿泊客も


写真前方がホテルの入口

結構な広さのホテルですが、警備は厳重で、ホテルに入る車両はすべて入り口でチェック

ホテルの周辺を散歩に


こちらは何教の寺院でしょうか?


塀にはこのようなレリーフが


きれいな街です

高級住宅街でしょうか

何か朝食を販売しているようです


こちらは朝早くから路上販売

焼き物の壺でしょうか

そして、いよいよエローラに向けてバスに
インドは宗教の国
圧倒的にヒンズー教徒が多く80%、次いでイスラム教が10%強、そして、キリスト教、シーク教、仏教、ジャイナ教、ゾロアスター教
仏教発祥の地ですが、仏教徒は意外に少ないようです
こちらは珍しく、キリスト教の墓


道路舗装中


そして、相変わらず路上販売が・・・
 竹製品?



デカン高原らしい風景が広がってきました

標高500mほどのデカン高原は、主に太古の火山溶岩である玄武岩で成り立っていて、
およそ800もの石窟があるそうです

そして、遠くに見えてきたのは、ダウラターバード要塞

残念ながら今回の観光コースには入っていません
世界遺産級の城塞だということですが・・・

エローラに到着
エローラ石窟寺院群には34の石窟があり、
古い順に1〜12窟が仏教寺院、13〜29窟がヒンズー教、30〜34窟がジャイナ教
ジャイナ教寺院は少し離れているため、電気自動車に乗って・・・


こちらがジャイナ教の石窟寺院

右から左へ、32窟、33窟、34窟
石窟は中で繋がっています

早速、32窟へ
門を入ると・・・

ジャイナ教では、象は富の象徴であり、神聖な動物なのだとか

そして2階建て?の見事な石窟が・・・
 
これ、すべて手で彫ったということです
最初から圧倒されます
まず2階を掘って次、に1階を掘ったそうです

石窟の中へ

仏様のように見えます

次から次と見事なレリーフが

ティールタンカラというジャイナ教の始祖だそうです

象に乗るヤクシャ(ヤシャ)


そして、何も身につけない始祖像


「無所有」がジャイナ教の大切な教えなのだそうです


瞑想にふける姿も


ジャイナ教の祖師といわれるマハーヴィーラのレリーフ


まだ赤い彩色が・・・


32窟の2階は広々として

それにしても、これだけのものを玄武岩から削り出すというのは、人間技とも思えませんが・・・
因みに、ジャイナ教徒はインドでも比較的裕福で、宝石商などの商人が多いそうです

豪華ともいえる空間です

石窟は夏は涼しく、冬は暖かいのだとか
瞑想するには最適だったようです

こちらも、男真のヤクシャ像

象に座り、頭上には菩提樹?

こちらは女神ヤクシニー?

獅子に乗っています

柱の細密なレリーフ


こちらは・・・?


こちらも、マハーヴィーラのレリーフ
 

体にツタを絡ませる聖者ゴーマテーシュヴァラ?


天井に大きく彫られた蓮の花


こちらも獅子に乗った女神ヤクシニー


額縁に納まった絵のようなレリーフ


33窟の天井には一部壁画が残っています

ガイドのラジュ―さんの説明に聞き入るツアーの皆さん

こちらがその壁画

大部分剥落していますか、彩色も残って・・・

こちらもティールタンカラでしょうか


壁に掘られたレリーフ


まだ彩色が一部残って

台座のレリーフもきれいです

ヤクシャの頭上の彫刻

とにかく細密で生き生きとしてます

これでジャイナ教の石窟寺院32窟、33窟の観光は終了
信仰の力を思い知らされたような・・・
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« インド旅行で見かけた生きもの達 | トップ | 早めのクリスマスパーティー »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事