怒りの鉄拳

毎日更新日記

座頭市逆手切り(1965大映)

2005-10-01 11:03:49 | 邦画・時代劇
松竹新喜劇の藤山寛美がニセ市となって勝座頭市と丁々発止やり取りするところは松竹人情喜劇を彷彿させる大爆笑である。座頭市の殺陣は昨今のアジア武侠映画を観ている様に美しい。
(あらすじ)
もぐりバクチの罪で捕った座頭市は、牢内で無実の罪で死刑を宣せられたやくざ島蔵から、彼の無実を証明する兄弟分・黒馬の仙八か荒磯の重兵衛親分をたずねてくれるようにと頼まれた。翌朝牢を出た市は、若いやくざ百太郎と一緒になったが、百太郎は姿をくらまし、偽者座頭市として旅を続ける。数日後大洗の宿で黒馬の仙八を訪ねあてた市は、島蔵の身の上を話して協力を頼んだ。一度はこれをひきうけた仙八だったが、その夜市は黒馬一家に寝込みを襲われた。得意の居合斬りで刺客を蹴散らした市は仙八をしめあげ、役人を買収し島蔵をおとしいれたのは、荒磯の重兵衛であることを聞きだし、さらに黒馬一家に監禁されていた妖艶な女お米を救けた。その後お米は市を慕って、どこまでも後を離れようとはしなかった。それからまた数日、市は百太郎の扮するニセ座頭市に悩まされながらも、島蔵の身を案じて、荒磯の重兵衛の許に急いだ。危機一髪かけつけた市は、必殺の逆手斬りで仙八を倒し、重兵衛に島蔵の無罪を証明させる書付を書かせた。重兵衛たちは罠をはって市を待ち伏せるが、市によって全滅させられる。市は早速重兵衛の書状をお米にたくし、刑場にはこばれる島蔵の許に届けさせた。
(スタッフ・キャスト)
監督 森一生
製作総指揮 -
原作 子母沢寛
脚本 浅井昭三郎
音楽 大森盛太郎
出演 勝新太郎 、藤山寛美 、滝瑛子 、明星雅子 、石山健二郎
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