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防災訓練実施しました

 9月21日(土)10:30より高野原町内会主催の防災訓練を実施しました。

 日程調整したはずだったのですが,児童館お祭り行事と重なったり,連休初日で台風が近づいている影響もあり,想定より少ない参加でした。今回は,地震体験車「ぐらら号」の体験と応急手当について学びました。

<開会行事>

 開会行事では,佐々木政一会長の挨拶があり,続いて三浦陽一防火防犯部長(防災アドバイザー)から訓練概要について説明がありました。

 

 訓練開始に先立ち,宮城消防署の方からもお話をいただきました。

<地震体験:「ぐらら号」体験>

 「ぐらら」での地震体験では,震度5弱から6弱の設定でしたが,大きく揺れが始まるとテーブル上の手すりを握っていても動けない感じでした。「揺れ」の体験はできましたが,東日本大震災の時のような「恐怖」までならなかったのは,

 ①事前に揺れるのがわかっていること,②テーブル・椅子が完全固定で手摺り・シートベルトで守られていること,③揺れの時間が短いこと,④家具や食器などが倒れてきたり,割れる音がしなかったこと・・・等々の理由からですが,実際に部屋の中で長時間大きな揺れに遭遇したら・・・と考えると怖くなります。

 待っている間に,消防車の乗車体験もあり子どもたちも楽しむことができました。

<応急処置講習>

 集会所ホールにて,消防署員による応急手当の講習がありました。家庭や職場でけがや骨折などが起きたときどうするか?

<出血対応>

 けがで出血の際は,患部を押さえて止血します。家族であっても「血」に直接触れないことが大事です。ビニル手袋があればよいのですが,なければビニル袋を手にかぶせて処置します。

<ラップ・新聞紙の活用例>

 包帯がないとき・・・,台所にあるラップを巻いて包帯代わりに使用する例が紹介されました。骨折の恐れがあるときには,雑誌や束ねて丸めた新聞紙を副え木にしてラップで巻く体験をしました。

 消防署員の方からは,「新聞紙でなければ・・・」とか「ラップでなければ・・・」ではなく,視点を変えて身近にある物で工夫することが大切とアドバイスいただきました。

 この他,三角巾での腕の固定や新聞紙を使ったスリッパの例など紹介いただきました。

※「新聞紙スリッパ」の作り方:例)「備える.jp」のHPから。→https://sonaeru.jp/goods/handiwork/groceries/g-9/ この他にもYouTubeや各種防災関係HP等で紹介されています。

 日頃から心の準備をしておくこと。防災グッズを備えておくこと,近所で声を掛け合っておくこと・・・大切ですね。

 

 

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