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インフルエンザにご注意ください~仙台市から~

 宮城県ほぼ全域で「インフルエンザ警報」が出されました。仙台市からインフルエンザについての情報が提供されています。

インフルエンザは普通の風邪とは違います 
 普通の風邪の多くは、のどの痛み、鼻汁、くしゃみ、咳などの症状が中心で、全身症状はあまり見られません。発熱もインフルエンザほど高くなく、重症化することはほとんどありません。

 一方、インフルエンザは、普通の風邪と同じように、のどの痛み、鼻汁、咳などの症状も見られますが、38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛など全身の症状が突然現れます。さらに、気管支炎や肺炎などを併発し、重症化することがあります。

 インフルエンザは流行性疾患であり、一旦流行が始まると、短期間に多くの人へ感染が拡がります。日本では例年11月~4月に流行します。

インフルエンザはどのように拡がっていくのか?
 インフルエンザは、インフルエンザにかかっている人の咳やくしゃみに混ざって空気中に飛んだウイルスを吸い込むことや、唾液などとともに周囲に飛び散ったウイルスに触れた手で目や鼻などを触ることで、人から人へとうつっていきます。

 職場、学校、繁華街など多数の人が集まり、頻繁に出入りするような場所では、感染が拡がりやすく注意が必要です。

インフルエンザ予防の基本  自分自身、家族そして周囲の人を守るためには?
◇手を洗うこと、うがいをすること
手洗いは、インフルエンザに限らず感染症を予防するための基本です。トイレの後や料理の前はもちろん、外出から帰った時などには必ず流水と石けんできちんと手を洗い、うがいをしましょう。
咳やくしゃみなどで手が汚れた時は、手を洗いましょう。

◇マスクを上手に使い“咳エチケット”を守ること
咳などの症状がある方はマスクを着用し、感染拡大防止に努めましょう。
咳やくしゃみをする時には、ティッシュで口や鼻を被いましょう。
多数の人が集まる場所へ外出する場合はマスクを着用しましょう。

◇自分や家族の体調を管理し健康な身体を維持すること
疲労などで体力が低下したときには病気にかかりやすくなるため、食事や休息をきちんと取るようにして、病気に打ち勝つ体力を維持しておきましょう。

◇家庭や職場などの環境の清潔を保つこと
下痢やおう吐物などを処理する場合は、ゴム手袋、マスクを着用し、漂白剤などでしっかり消毒しましょう。
室内の換気を定期的に行うとともに、加湿等により適度な湿度を保ちましょう。

◇予防接種
インフルエンザワクチンは、罹患した場合の重症化予防に有効と報告されていますが,ワクチンの効果は、年齢、本人の体調、そのシーズンのインフルエンザの流行株とワクチンに含まれている株の抗原性の一致状況によっても変わります。
インフルエンザの流行は1月上旬から3月上旬が中心であること、ワクチン接種による効果が出現するまで2週間程度かかることから、毎年12月中旬までワクチン接種を受けることが望ましいと考えられています。


インフルエンザにかかったら
◇早めに医療機関を受診し、治療を受けましょう。
◇安静にして、休養をとりましょう。特に睡眠を十分にとることが大切です。
◇高熱により脱水症状になりやすので、水分の補給に心がけましょう。
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