僕のつぶやき

服や音楽が好きな、現代の夢見るフリーターsanboさんがお送りする戯言やイラストなどなどです。

平行世界とパラドックス

2005年02月09日 19時20分42秒 | つぶやき
タイムマシン系第四弾!!

 そろそろ飽きてきたかな??哲学的な内容なので、「そんなことない」「まちがってる」という人もいるかもしれませんけど、しばらくお付き合い下さい。

 さて、今日はタイトルの通り、「平行世界とパラドックス」の関係について書きたいと思います。それぞれの語句の説明は以前にしてあるのでここでは割愛させていただきます。忘れてしまった人は、過去の記事を見てください。タイトルにそれぞれなっているので、そこに説明があります。

 今回はタイムマシンを使って過去へ行った場合を想定して話をしていきたいと思います。過去でも未来でもいっしょじゃないの?と思うかもしれないけれど、いろいろ問題があるので今回は過去に限定して話をします。いきなりですが、真髄を話します。

平行世界が存在するのならば、パラドックスは生じないだろう。

…ということです。と言われてもわからないでしょうから、これから説明していきます。マンガなどでタイムマシンにのって過去の恐竜や自分などを見に行ったりしているのをみたことがありますね。机の引き出しとかにしまってあるやつですけど。そこでのタイムマシンが時間だけでなく空間世界を超え、平行世界へと通じる、レモーバル・タイム・マシンであるとこ、そういう前提ならば自分のいた時空間に戻ることもできるし、過去に干渉してもパラドックスは生じない。つまり、現実に自分が生きてきた過去時空間に戻ることは出来なくて、それに似た過去時空間にならいけるということです。しかし、そうなると過去に戻ろうとも、自分の道を変えることはできない。

 ということは、過去時空間に戻り、そこで干渉をして未来を変えるようなことになったとしても、それは自分が存在した未来には介さないものであり、単に空想上のバーチャルであっても変わらないということになるだろうか。そこで、強盗などをして、その金品や金銭を自分のきた時空間に持ち帰ることができると、実世界にも影響を起こしてしまうが、罪を問われることはない。これはパラドックスというよりも、矛盾といえるだろう。
 そうなると過去や未来の平行世界へ行く場合、持ち込めず、持ち帰れないということが世界を保つ前提となる。その場合、タイムマシン自体は、その時空間から“異物”として認識されることはないだろうか、もしそうならばタイムマシンは排除されてしまうだろうから、時空間飛翔はできない。

 平行世界では、自分に似た存在があり、きっと多くの人が生きているだろう。中にはもう滅びているものもあるかもしれない。その数だけ宇宙があって、この瞬間にも平行世界が生まれているのだ。文明の進んだ平行世界では宇宙に住んでいるかもしれないし、レモーバルタイム(時空間)を超える技術を持っている世界もあるかもしれない。いや、それはないだろう。なぜなら、時空間を越えれるなら、今僕たちが存在しているこの時空間も何者かの手によって変えられてしまうからだ。世界が急に終わってしまうかもしれない。

 ただし、タイムマシンにしても、レモーバル・タイムマシンにしてもその行き先を選択することはできるのだろうか。時間に流れというものがあれば、その中で自分の存在自体が大きく歪んでしまう事だって、十分に考えられることなのだ。時空旅行というものができるかもしれないが、それによって平行世界間の均衡が崩れたら、この実世界はどうなってしまうのだろうか。僕たちがそんな片鱗を見ることができるのだろうか。これは誰にもわからない。