僕のつぶやき

服や音楽が好きな、現代の夢見るフリーターsanboさんがお送りする戯言やイラストなどなどです。

近くて遠い世界

2005年05月28日 21時38分42秒 | つぶやき

戦争は僕たちが生まれるずっと前に終わった。

でも、最近ニュースで「残留兵」が話題になっている。戦争でフィリピンに行き、終戦を迎えたことも知らずに敵国のジャングルの中で何十年も生きながらえていたという話。

三十年前くらいにも同じ話があって、そのとき帰ってきたのが「横井正一さん」だった。

どんなことを考えて過ごしていたんだろうか。

これだけ電話やインターネットなんかが発達しているのに、何十年も「声」が届かないってことにとても驚いた。約六十年前に戦争は終わり、今回見つかった人はもう80歳を超えている。

人生のほとんどを戦争中だと思い込んで、ジャングルの中で孤独に生きてきた。そう考えるととても切ない。早く日本に帰りたいと思ってるんだろうか。

その人たちは「戦死」扱いになっていて、お墓までできていた。それを見たらどう思うんだろうか。

戦争って恐い。
もし自分が生きてるときに戦争が起きなくてよかったと思う。殺し合い、憎しみあって…そんな世界は見たくないけど、今でもそんなものがなくなったわけじゃない。自分の周りに無いだけで、世界は争いにあふれてるんだ。

今日も日本人が殺されたというニュースを見た。捕まっているという話だったが、亡くなってしまったいたようだ。

今、この瞬間にも誰かが誰かを殺して、誰かが誰かを憎んでる。

悲しい世界が、きれいになりますように。


夏の訪れ

2005年05月26日 12時47分09秒 | つぶやき

最近、昼間は暑い日々が続いている。

なんだか木々も青々として、なんだかとっても夏のにおいがする。

僕の夏のイメージっていうと、アメリカのルート33なんかを赤色のオープンカーでソーダでも片手にわいわい言いながら疾走する感じ。

自分でやるわけじゃないけど…

夏になると、服の色とかも派手になったり、露出が多くなるから女性にとっては戦いの時期なのかもしれないけど、自分にしたらあんまり関係なくて着るものが少なくなるから洗濯が少なくてすむとかそんなもんなんだけど。

夏の昼間に、布団にくるまって昼寝をして、目覚めたときに汗だくだったりするとなんだか幸せだったりする。なんだか気持ちよかったりする。それからシャワーを浴びて一言。

「あー、疲れた」

学生時代の夏休みにはよくそんなことをしていた。それから水でも飲んで、なんか食べて、パソコンに向かったり、音楽聴いたり、ゲームしてみたり。夏休みって今、考えるととっても極楽ライフだったなぁ。だって、休みすぎて体が痛くなるなんてそうそうあることじゃないし。

就職した暁には、そんな夏休みなんてものはさらさらなくて、連休すらろくにない。別に休みだからってどこか行きたいところがあるわけでもないんだけど、でも最近はお金があればいろいろなところにいってみようかなぁって思い始めた。

学生時代にはお金もなかったから、そんなこと考えもしなかったけど働くようになって金銭的に余裕が出来ると思うからそんなことが思いついたんだと思うけど。でも、時間が無い。さっきも言ったけど、介護の仕事じゃろくに連休も無いから「泊まりで!」とも言えない。

好きなロックバンドの全国ツアーを追いかけてみたりしてみたいな。東北から大阪まで… 大阪とか関西メインでやってるバンドのライブを見に行ってみたり。往復何万もかけて、ライブ見に行くなんて、帰ってきたときちょっと後悔しそうだけど、また行きたくなるに違いない!!

今はやりたいことがたくさんある。

全部できるわけじゃないし

やるわけじゃない。

これからゆっくりと自分の趣味というものを見つけてみたい。それは楽器でもいいし、旅行でもいいし、ライブ観賞でもいいし、車でもいいし、ガーデニングなんてのもいいかもしれない。自分が何をするのがいいのか、まだわかんないけど、これから死ぬまでノラリクラリ続けていけるようなやつがいい。子供とか孫とかできたころに

「私の趣味はね…」

なんて話せたらいいな。一緒に旅行したり、楽器弾いたり、庭弄りしたり、ドライブしたり… そんなことができたらいいな。

自分の親は共働きで、あんまり一緒に何かをしたという思い出はない。だからそんな親を反面教師にして、子供に寄り添って育てていきたいなんて思う。まぁ親も自分たちを育てるために一生懸命働いていてくれたんだけど、なかなか小さい頃はそれが伝わらなくて、ただ

「寂しい」

って思っちゃって…子供の頃は、親に怒られたことしか覚えてない。失敗した話しか覚えてない。うれしい話なんてほとんど忘れちゃって、思い返しても悲しくなるだけ。だから自分の子供にはそんな思いはさせたくない。

でも、母親は子供が好きだから孫ができたら溺愛するんだろうな。いろいろ買っちゃうんだろうな。

なんだかそんな未来を考えるのってちょっと面白い。


命の重さ

2005年05月25日 16時12分09秒 | つぶやき

今日も暗いニュースが続きます。

飲酒運転をしていた車に女の子が轢(ひ)かれた。

その子は死んでしまった。

そんな事件はたくさんあって、数年前に子供を事故で亡くした夫婦は飲酒運転の恐さを知らせるための講演を行って、いろんなところを回っているというニュースを見た。
ちなみにその飲酒運転をした男は捕まったんだけど、どれくらい懲役をくらったかわかりますか?5歳の少女を轢き殺して、罪状は「業務上致死」というものらしいけど。

懲役4年

今は刑法も変わったかもしれないけど、その当時は業務上致死は最高懲役5年の刑だったとのこと。そのお母さんは、テレビカメラを前にして涙ぐみながらこう言っていた。

「この子はまだあと何十年も生きられたはずなのに、死んでしまったんです。それなのに懲役四年は軽すぎるんじゃないでしょうか」

確かに子供を失った痛みに比べて4年ってとっても短い期間なのかもしれない。きっと子供を失った悲しみは四年って言う時間じゃ埋まるものじゃなくて、一生背負っていく思いのはずなのに、それをやった犯人は4年。どうもしっくりこないのは僕だけは無いはずです。

そのお母さんは、最後にこう言いました。

「これは殺人となにが違うんですか?」

そしてお母さんは泣いた。静かに泣いた。

酒を飲んで、運転しきれなくて子供を撥ねたなんて、確かに「殺人」と同じだと思う。でも、これは殺人ではなく、もっと軽い罪にされてしまったわけです。両親からすれば「死刑」にしても収まるものでないはずなのに…

その話の合間合間に子供たちの写真が映っていた。あどけない表情で、ピアノを前にしてボール遊びをしているようなものだった。この事故さえなければ、家族で楽しい日々を過ごしていたはずなのに。

僕はその家族とは他人で名前すら知らないけど、とても悲しさと憤りを覚えずにはいられなかった。でも両親はそれ以上に悲しいはずなのに、話すことはとても辛いはずなのにその思い出を各地で講演して回っている。

とても強い

そう思った。親ってこんなに強いもんなんだ。子供のためにこんなに強くなれるんだって思った。他の人にこんな思いをさせたくないから…と、その両親は今日も飲酒運転の危険性を語り、命の重さと罪の重さを比例するように国に抗議している。

僕はニュースを見るまで、そんな事実知らずにいた。

教えてくれて、ありがとう。

そしてご冥福をお祈りします。


靖国神社

2005年05月25日 15時56分39秒 | つぶやき

今日もまた暗いニュースが続く。

中国の偉い人が、小泉さんの態度・対応が気に入らないということで会談をすっぽかして帰ってしまったというニュースが流れた。

ドタキャンだ。

そもそも中国が怒っているのは「首相の靖国神社の参拝」なんだ。別に神社にお参りするくらい、どうでもいいことじゃない??って思うけど、その靖国神社には戦争で中国とかと戦った人たちが納められていて、その人たちの中にはA級戦犯という人たちがいるから中国は怒っているわけです。

A級戦犯って何?

そういう人も多いでしょう。僕も調べるまではよく知らなかったから。

A級戦犯とは戦争犯罪人の処罰を定めたポツダム宣言にもとづき、極東国際軍事裁判(東京裁判)で処罰された日本の侵略戦争の中心的指導者です。もっぱら天皇のために戦死した軍人などをまつる靖国神社は刑死・獄死したA級戦犯を七八年に合祀(ごうし)し、侵略戦争を“正義の戦争”とする立場を鮮明にしています。

なんて説明がネットで調べたらありました。んん~ よく分からない人も多いかもしれないけど、戦争を始めちゃった人の中でも他の国を侵略しようとした人たちが戦犯者ってことになるんだけど…戦犯にもA・B・CとあってAが一番重い罪なんだけど、これは国際的な軍事裁判所で判断されることで、その悪い人たちを神社に合祀して、一国の代表が参拝するのはどうなの?って話。

正直言って、中国の人たちがどうしてそこまでこだわるのか僕にはまったく分からない。歴史教科諸問題とか、中国は歴史につよいこだわりを持っていることはわかったけど、だからって国家間の会談をドタキャンしてもいいものなんでしょうか…

別にその会談で何を話すのかなんて知らないけど。

日本って大変な国だなって思う。とっても敵が多いし、自分が住んでる国だから「悪い国」なんて思ったこともないけど、北朝鮮とか韓国とか中国とか、とくにアジアの人から日本は嫌われてしまってるんです。別に全員が嫌ってるわけじゃなくて、そういう人もいるって話で。

でも、こういうことがあると道で中国の人に会ってもやさしくできるか、考えてしまいます。別にその人にまったく責任があることじゃないんだけど。逆に言えば、小泉さんが外国でなんかやらかしたときに僕が一外国人から責められるのと同じことなんだから…でも、やっちゃう人もたくさんいると思うよ。悲しいけど、それが現実です。

戦争は悪いことなんだろうけど、恐いことなんだろうけど、自分が体験したことないからぜんぜん実感わかない。それが一番恐い問題なんだろうね。これから何十年もしたら戦争の知らない人たちで日本という口が回っていくんです。そう、それで戦争が思い出からもきれいさっぱり消えてしまえばいいんだろうけど、他の国の人からしたらそうも行かないでしょうし…

困った問題です。

僕1人が頭を悩ませても、何一つ解決しないことぐらい分かってるんだけど、この小さな頭は無駄に回って、落ち着く先を今日も探しているんです。


表と裏

2005年05月25日 15時22分13秒 | つぶやき

どんな人にも「表と裏」はきっとあると思う。

みんなでいるときはとっても明るい人でも、いったん家に帰ってしまえば別人のように黙り込んで、ゲームやインターネット、アイドルやコスプレにはまり込んでるかもしれない。

いくら嫌な人がいても、仕事上のパートナーだったりしたら

「あんた嫌い」

なんて言えない。なぜって?言った後も、きっと一緒に仕事するわけだから、そんな一言言ったことによって気まずくなったら仕事がやりづらいから。そうそれは日本人的感覚なのかもしれないけど、僕もそう思う。

友達から他の友達の悪口とかを聞く。でも、その友達同士は普通に話してるし、遊びに行ったりもしてる。でも、裏では悪口とか言ってるわけで。そう考えると、人間って恐いなって思うわけですよ。

今、友達と笑って話していても、裏では自分も悪口言われているかもしれないし。

なんてネガティブなことばかり言ってもしょうがないんだけど、人の表と裏…少なからずあなたにもあるはず。きっと自分では気づいているんだけど、他の人にはぜったい言わないこと。

自分だけの秘密…

言いたいことを言わずに、やりたいことをやらずに。だから、この社会は成り立っているわけなんだけれども。表と裏がなくなって人が、やりたいことをやりだしたらすぐにこの世界はなくなっちゃうんですよ。

・嫌いなやつを殺す

・嫌いなものを壊す

・好きなものを奪う

それをやらないから、僕たちは安全に安楽に生きていられるわけど、そのぶんいろいろな制約を課せられて生きているんです。道路で60㎞/時以上出して走ったら、罰金取られたりするわけだし、人を殺してしまえば、牢屋の中に入ってしまうわけです。

嫌いなものを嫌いと言うのは簡単で、でも素直にそれをできないからこの世界はややこしくって、難しくて、嫌になるけど、それが大事なんだって頭ではわかっているつもり。

好きな人と好きなことだけやっていられたら幸せなんだろうけど、そうそううまくはいかないんだよね。時間もお金も、行動も制限されている世の中で精一杯楽しもうとして、頑張ってる人もたくさんいるんだ。

僕は頑張ってないけど。

頑張っても笑えない人がいて、頑張らなくても笑える人がいて。僕は頑張ってないけど、笑ってるんだか笑ってないんだかわからない。幸せかと聞かれれば、たぶん幸せって答えるだろうけど。

「何が幸せ?」

って聞かれたら、きっと答えられないと思う。何をしてても、それ以上のことを望むし、やりたいことなんて次から次に溢れてきて、尽きることはないし。

僕の表と裏を知っているのは、自分だけで。あなたの表と裏を知っているのはあなただけ。

たまに人の裏の顔を見てみたいと思うこともあるけど、自分の裏の顔を見せたいなんて思わないし…身勝手な僕でした。


辞職

2005年05月21日 21時29分25秒 | つぶやき

たくさんの人が働いているのだから、仕事をやめたいと思う人がいてもおかしくないだろう。

僕は先日、同僚から「仕事を辞めたい」という話をされた。僕と同じ新社会人で、就職して二ヶ月になる。介護の仕事は、普通の仕事と違う部分がたくさんあって、肉体的にも精神的にも疲れて辞めていく人が多い職業でもある。だから、慢性的な人員不足って言われるんだけど。

その子は根っからのまじめで、きっと何に対しても一生懸命にならないと気がすまないんだと思う。まだまだ仕事覚えて間もないわけだから、がむしゃらになっちゃってるんだろうけど、いつまでもそんなままだと力尽きちゃうから、主任とかからいろいろと話するんだけど、それを間違って受け取ったりするんだ。

お金を稼ぐって大変。

働いてみてから、ぐっとそれを強く実感している。バイトしてるときは、ほとんど責任だってなかったから、言われた仕事をやっているだけでよかった。でも今は自分で考えて、自分でやらなくちゃいけない。だから、ときどき嫌になることもあるけど、僕は辞めれない。

その子にもいろいろと話をした。
「仕事辞めるのは簡単だよ」
「新しい道もあるかもしれないよ」
とか、辞めるような選択をちらつかせたりもした。でも、きっと本人も辞めたくはないんだと思ったから、そう言った。「辞めちゃダメ、辞めちゃダメ。頑張ろう」って言うのは簡単だけど、きっとそんな言葉をいくら並べても満足しないだろうし。自分でもどうしたらいいんだかわかんなくなっちゃってると思ったから、いろいろ選択はあると話した。もしかしたら間違ってるかもしれないけど、今はそれがいいと思った。

仕事なんてたくさんあるから、介護にこだわる必要なんてこれっぽっちもない。僕は年寄りの世話が好きなわけでもないし、ボランティアが好きなわけでもないし、文句ばっかり言われるのが好きなわけでもないし。自分でもなんでこの仕事してるんだろうって思いますよ…(笑)でも、どんな仕事でも大変なことには変わりない。

辞めようと思ったそのこがどうなるか。少し気になるところ。
しばらく様子を見守っていこうと思います。


ライバル

2005年05月21日 21時13分29秒 | つぶやき

専門学校に入って、いろいろな人に出会いました。その中の1人(♂)を僕は勝手にライバルとして、勝手に対抗してきました。別に表切ってぶつかるわけじゃなくて、1人の世界で「勝った・負けた」とやっているわけです。だから、本人にも、他の人にも一度も言ったことはない。

でも、やつは強かった。

・人当たりがいい

・友達が多い

・運動神経がいい

・音楽ができる

・かわいい(もてる)

・いろいろ頑張ってる

…何もかも、やつのが上だった。学校のときのテストの点数だけは、僕のがよかったけど社会に出てしまえばそんな点数の差なんて関係なくなっちゃうわけだし、やつに勝てることなんて一つも無い。

やつも僕と同じように「施設」で働いてる。休みだって、勤務時間だって不定期だけど頑張ってる。それだけじゃない。恋愛に関しても充実させてる。休みの日には彼女と遊びに行ったりしている。まだまだある。仕事も恋も充実させるだけでも大変なことだろうに、やつは自分を高めることまでやっている。働きながら、恋をして、自分を輝かせている。

ん~

もうライバルなんて言ってられない。恥ずかしくてそんなこといえないですよ。

仕事だって頑張れてるかって聞かれたら、答えられないし…自分を高めることなんてやってる余裕なんてこれっぽっちもない。同じ年で、同じ仕事をしていながら、どうしてこんなに差があるんだろうって思った。でも、どう転んでもやつにはなれないし、なりたいわけでもないんだけど…

学校に入ったときはこんなに「溝」を感じることは無かった。時間が経つにつれ、溝は大きくなって、やつの背中は遠くなっていった。いつかそれが見えなくなって、僕はぽつりと街灯もないような道で立ち尽くしてしまうんだろう。

どうしたらいいんだろう。もうわからない。

…挫けてしまいそうだ。


魔法

2005年05月19日 18時58分03秒 | つぶやき

魔法って誰もが一度は使ってみたいと思ったことがあるでしょう?

もちろん僕もありますよ。今でも時々そんなことを思ったりします。

・火を出す

・時間をとめる

・空を飛ぶ

・傷や怪我を治す

…そんなものがあればいいなぁっておもう。たまに気を集めて“かめはめは”とか出ないかなぁって真剣にやってみるんだけど、なんの変化も無いんだよね。はぁ。 しょせん人間に魔法なんて仕えないのかな。

昔から、とくに西洋では「魔女」とか「魔法使い」って有名で、語り継がれているけど、本当にそんな人たちはいたのかな? 炎を出すとか、できたらもっと有名になってたりするのかな?

強い攻撃魔法覚えられたら、国を落とすような戦争になれるのかな。戦車とかミサイルとかもぶっ壊して、世界を一つにしたら今みたいにいざこざがなくなって、丸い地球が見れる? どれだけ強い力があっても、それで統一した国なんてすぐにだめになっちゃうんだよ。歴史はいろんな物事を教えてくれるけど、武力でのし上がった国なんてすぐにまた武力で落とされちゃうんだ。

でも、魔法が使えたらお金持ちになれるでしょうね。いつか使えるようになるかな…

ファイアー!!
(ぼわっ)


「頑張れ!」

2005年05月16日 21時01分49秒 | つぶやき

人を励ますとき、どんな言葉を使いますか?

「頑張れ!」

なんてついつい使ってますよね。とくにその言葉の意味とか考えなくても、励ますときとか応援するときなんて自然と出てくる言葉だと思う。

でも、僕は人を励ますときあなりこの言葉を使いたくない。そう考えてます。

理由を述べます。

一生懸命頑張ってる自分が、他人から「頑張れ」って言われて、これ以上どうしたらいいの?ってなると思うから。僕だって昔からそんなこと考えていたわけじゃなくて、自分が一時期うつ病みたいな感じになって、毎日毎日「死にたい」とか「疲れた」とか言っていたころがありました。そのころは毎晩のように友達にメールをしてはそんな言葉を並べては、友達から「頑張れ」とか言われてました。

そんな状況で何を頑張るの?って思いました。

それからいろいろな勉強をしていく中で、うつ病の人への禁句として「頑張れ」という言葉あることを知りました。自分が体験しているだけに、すぐに納得できましたし、一生忘れる事も無いでしょう。

たった一言じゃん!
そう言えばそうですけど、僕は一生懸命やっている人にそういう言葉を使いたくないし、使いません。いろいろいろいろ考えて、その人にあった言葉を探してあげたいから。

とはいえ、あなたが僕と同じことをする必要はないと思う。「がんばれ」って言葉で救われた人もたくさんいるだろうし、ありがちだけど一番気持ちを込められる言葉かもしれないから。もし、僕の言葉が頭のどこかにあったら、相手の気持ちを考えて、「頑張れ」を使うか使わないかを考えてみてください。


新しいこと

2005年05月16日 20時52分25秒 | つぶやき

新しいことに挑むってとっても大変なこと。

今までのこと、今までの自分を変えるということだから。

僕は老人ホームで働いていて、新しくできた施設だからたくさんのお年寄りが施設に入ってくるわけです。入ってくるお年よりもさまざまで自分でなんでもできそうな人から、何もできない人までさまざま…

でもどんな人にも今までの人生があって、大なり小なり家族とか地域とかとの関りがあったわけですよ。それから「老人ホーム」って言うスペースに入ってくるわけです。入ってくる理由はそれこそ人によってばらばらだけど、結局入ってしまえば一入居者、どんな生活をしてこようとも一入居者、それは変わらないわけです。

そうやってお年よりはまた新しいことをはじめていくわけですけど、もしかしたらこれが最後の挑戦になるかもしれないんですよ。人生80年も生きてきて、ここにくるんです。

あなたは新しいことに挑戦していますか? 意識しなくても生きているだけで、たくさんのことに出会い、挑戦していることだと思います。

新しい学校

新しい職場

新しい友達

新しい車

新しいペット

新しい勉強

新しい恋人

新しい生活…

そうやって人は生きていくんだなって思う。僕も新しいこと尽くめで疲れてしまうこともあるけど、今はそうやって頑張るしかないって思うし… 


残りの人生

2005年05月14日 22時25分19秒 | つぶやき

あなたがもし「余命1日」って言われたら何をしますか?

そんなことありえないよって言ったらそれまでなんだけど、そういうことを考えると楽しくなったり、暗くなったりするでしょう?たまにはそういうのもいいんじゃないでしょうか。

好きな人と一緒にいたい

おいしいものをおなかいっぱい食べる

貯金を全部使って豪遊する

友達に会いに行く

…答えは人によっていろいろあって、それがいいとか悪いとかいうのはない。でも、今考えてることと実際やるとときとは変わってくるだろう。そもそも余命一日って言われて、すぐに「時間が無い!やりたいことやらなくちゃ」なんて思えるポジティブな人はそんなにいないと思う。落ち込んだりして、その一日も半分くらい過ぎちゃうんだろうね。人によっては一日、そんなんで終わっちゃうかもしれない。

でもその残り一日に、風邪でも引いたら大変だよねぇ。なんてこんなことを考えるのは、ネガティブすぎるでしょうか?(笑)

そうそうこの質問をこう答える人がいました。
「いつもと同じように過ごす。いつもと同じってとっても幸せなことだから」
なるほど。僕も同じ事を言ってみたいけど、きっといえないでしょうね。いろいろしたくなっちゃうだろうし、死っていうことから逃げたくもなるだろうし…

あなたはどうしますか?


100人の村

2005年05月14日 22時01分12秒 | つぶやき

今日もまたテレビの特番で「世界が100人の村だったら」のドキュメント版をやってました。

予告しか見てないけど、12歳の少女が出ていました。父親は殺され、母親は病気でまともに働くことが出来ず、家族を養うため12歳の少女がごみ山を漁り回っている。周りには大人もたくさんいて、みんなごみの中から鉄やアルミやガラスなんかを拾い集めては、そういったものを買い取ってくれるところへ持っていく。

一生懸命ごみを集めても、その一家がご飯を食べられるのはなんと3日に一回とのこと。それを取材に行った女優は言う「同じ時を生きてるとは思えない」と。

僕は生まれたときから食べるものはあったし、寝るところも、寒さをしのぐところも、愛してくれる人もいた。まる一日何も口にしなかったことすらないかもしれない。蛇口をひねれば、少し消毒臭いけれどきれいな水が出て、コンセントにつなげば明るさを得ることも出来る。

でも、僕はそのことで“幸せ”と感じることはなかった。テレビの中の少女もとんだ空言、遠い世界の話でしかなくて、見ているだけで気分が悪くなってくるから、今日もその本編は見なかった。きっとそういうテレビを見て、食べ物を送ってあげようとか、募金しようとか思う人もいるかもしれないけど、貧しい人は僕たちのようにそうでない人よりたくさんいて、テレビに映っている人なんてほんの一握りでしかない。

困っている少女に食べ物を与えたり、お金をあげたりすることは、とても自分では満足するかもしれないけど、それは一時的なことでしかなくて、すぐに貧しい生活になってしまうんです。しかも、一度そういう思いをしてしまったら、またそうなるんじゃないかっていう期待を持たせてしまいかえって酷なことになってしまうのではないでしょうか。

その人が困ったらいつでも食べ物をあげられますか?

僕にはそんな余裕はありません。自己満足で誤算したくないから、僕は募金とかしません。それは単にお金が惜しいっていうわけじゃなくて、今日はするけど今度はしないとかそういう考えならやりたくないから。やるならちゃんとやりたいし、自分が生活して、それ以外は全部募金する!!くらいの意気込みがないとだめだと思う。僕はね。

街とかで呼びかけしてて、10円20円入れるのは簡単です。でも、その行為の意味、それによって人にどんなことが起こるのかを少しだけ考えてみてください。


音楽のある生活

2005年05月10日 19時36分54秒 | つぶやき

昨日、ひさびさにCDレンタルショップへ行った。

シングルコーナーに並んでいるたくさんのCDの中から「あれでもない」「これでもない」と何枚かのCDを選んで、借りました。

小さなお店なので、あんまり品物がなくてめぼしいものはほとんどなくて、でもなんだかいろいろ借りてみようと思って探し回りました。仕事終わりで、眠くなってきたけど一時間くらいうろうろしてしまいました。

ん~ 思ったよりいいやつがあって。思ってたより残念だったやつもあった。所詮レンタルだからそういうのを楽しんでやっていけばいいのかなぁって思う。

僕は家にいるときは、テレビを見てるか、ゲームをしてるか、漫画を読んでるか、詩を書いてるか…だいたいそんな感じだけど、そのうち漫画と詩の時間は音楽を聞きながら。片手間だから聞き流しなんだけど、いい曲はそうやって聴いててもいいと思える。でも、漫画を読んでるときにずっと聞いていると、その漫画のイメージに結びつく。

自分がこのアニメの監督になったらこの曲をテーマにしようとかありもしないことを毎回考える。その曲を聴くと、その漫画を思い出して、ちょっと読んでみようかなって思う。ほこりかぶらない程度に読んであげないとね…


歩くということ

2005年05月06日 23時57分53秒 | つぶやき

歩くということ。

両足を交互に踏み出して、前に進むということ。

自分の道を進むということ。

歩くということ。

とても難しいこと。

何かを目指して進むということ。

歩くということ。


…簡単な詩を書いてみました。
自分は詩を書くとき「歩く」って言葉をたくさん使います。ただ普通に歩くというよりも、人生を歩んでいくという意味で使うことが多いと思う。人によってその考え方は違うから、生きることを歩くではなく、積み重ねていくだったり、飛ぶだったり、塗り替えていくだったり… でも、僕は歩くと表現する。

どれだけ回りに人がいたとしても、歩くことができるのは自分だけ。その道を歩けるのは自分だけ… そう僕は信じてるから。 あなたの道は一つじゃないけれど、あなたは一つだから。どんな道を選んでも、歩いていくのはあなた。自分の進む道が砂利道でも、坂道でも、泥道でも…それはそれなりに楽しんでいければいいと思うよ。

でわ。あなたの生きる道のどこかに小さな花が咲きますように。


切ない想い

2005年05月06日 23時48分48秒 | つぶやき

僕は少し前から好きなバンドがいて、そのホームページを携帯で毎日のように見ています。そこにはファンの人が書き込むBBS(掲示板)があって、ライブの話やら新曲の話やらで日々盛り上がっています。

今日も仕事終わりに何気なく見ていたら「彼が遺したもの」というタイトルがあり、気になって開いてみました。書き込みをした彼氏はバイク事故で亡くなってしまったそうです。そしてそのバンドを始めて聞かせてくれたのは彼氏で、一緒にライブなんかも行っていた、とのこと。
棺の中の彼に出会って、そのバンドの曲を思い出したそうです。そしてその曲は二人の思い出がたくさん詰まっていて、今でもまだ1人で聞けない…

その書き込みを見ていて、なんだか泣きそうになった。

彼氏が事故で死んだことが悲しいのではなくて、その死を必死に乗り越えようと、彼を忘れんとこんなところまできて想いを書いている健気さのようなものに心打たれた。きっと彼女にとってそのバンドも彼氏と共に一生消えることなく、思い出されることでしょう。

手をつないだり、抱きしめあったり、キスをしたり…
そういうことだけじゃなくて、こうやって深いところでつながっていられるってとても幸せなことだと覆う。自分にできるかって言ったら、できないかもしれないけど。この想いを大切にしていきたいと思う。

作り話じゃないの?と思う人もいるかもしれないけど、うそならうそでも構わない。きっとどこかにはこんな想いをしている人もいるはずだから。うそでも、僕にこれだけ考えるきっかけをくれたことには変わらない。つまらないことを言うようだけど、別に名前も顔も知らない人が書き込んだことだから、それがうそでも本当でも僕にとっては同じことで、それからどう発展するかという部分になれば結局自分自身の問題だから。