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燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

フラグを立てたくない(2/1 追記)

2021-01-29 22:37:39 | 脳出血関連
 久々に日記を書いて気づいたけど、採血検査よりもっと大事なことを書き忘れてた。
 それは、そう、今更だが、MRI検査だ──昨年8月に受けていて、こちらも結果は異常なしだった。
 年齢的に個人的に密かに心配していた脳の委縮は見られなかったので、普段のやらかしはやはりポンコツの範ちゅうなのだな。
 しっかし、出血ダメージの部位って、本当に取り戻せないのね。画像上そこだけ黒く抜けてて、なんか悲しくなった。
 でも、大勢のプロフェッショナルな人たちの処置と連携のおかげでほとんどの脳細胞が生き残ったのを見ると、何とも言えない気持ちになる。
 倒れた日にちが日にちなので、あの日のことは、いろんな意味で決して忘れないと思う。
 なんか今日は感傷的だなぁ……。

 退院後しばらくは、というより今でも、疾走する救急車を見かけると心中で手を合わせたくなる、というか、お辞儀をしたくなる。 夫は意地悪なので、救急車が通りがかる度に私を見やっては「ほら、手を振らなきゃ」などと──いたいけな5歳の女児ならともかく、人通りの少ない歩道で50代のミセスがそんなことしたら脇見運転事故を誘発しかねないわよね。

 ちなみに血圧は、たまに計るといつも正常値に落ち着いていて、高血圧から抜け出せたようで嬉しい。
 安定したら、降圧剤をやめられるかなあと期待しているのだけど、実際に減らせたのはてんかんの発作を抑制する薬だけ。

 入院中はイーケプラ錠を朝食後と夕食後に1錠ずつ処方されていて、これで副作用が出た。私はそれまで薬による副作用は未経験だったので、徐々に症状が出ていたのに、それが薬によるものなのか気づくのが遅れてしまった。
 どんなものかというと、毎朝起きると両手が強張っていて拳も握れない、というか、どうにかして起き上がろうにもベッドに掌を付けられないほど痛い。まるで両手に薄氷が張ったか、ガラスコーティングされたのかという感じで、動かすと両手がパリパリ、バリバリと砕け散るのではないかと思うような。
 はじめは、関節炎かリウマチかと思った。愚かにも私は、その異常を主治医に伝えなかった。回診の時にいくらでも話せたのに。
痛いのは起床直後だけだったので、私は、漠然とそれらの症状が一時的なものだろうと決めてかかっていた。
 そして、そのまま私はリハビリ科に転院してしまった。

ところが、その症状は一向に治まらず、ますます痛みがひどくなったので、とうとう担当看護師に相談すると、主治医は怪訝そうにしながらも、処方薬をデパケンR錠に変更した。(飲み方は同じ)※
 その結果は劇的で、たった一晩で痛みがほとんど消えて、うそみたいに清々しい目覚めを迎えたのだった。
 結局、「感覚異常」という副作用に該当するようだ。まあ、確かに、その通りではある。
 こんなの、滅多に出ないんだろうけど。
 ん、何か変化があったら、すぐに担当医に言うべきだね。

 ただ、このデパケンR、ほかの降圧剤やコレステロールを減らす薬などに比べると、かなり大粒で、私にはやや飲みづらいのが難点。
 一度に4粒もまとめて飲むのがいけないのかもしれないけど。
 1粒だけでもなんか飲みにくい。服用補助食品を試してみてもいいかも?
 てんかんについては、リハビリ科の主治医から「私のカンですけどね、あなたはたぶん大丈夫だと思いますよ」とお墨付きを得ていた通り、今のところ、一度も発作を起こしたことはないので、現在の主治医に薬を減らしたいと相談してみると、「え? 減らしたいですか?」といささか驚かれてしまった。
 そうね、毎朝食後にたった4粒だもんね。
 本当は、ほとんどいつも寝坊して、朝ごはんじゃなくてブランチなんだけど……。
 いや、まあ、安心のために飲むという選択もあると思うけど、エビデンスがわからないのに、飲み込みにくい薬を続けるのはなあ、と思う私。
 つまるところ、これまで発作が起きていないのは、服薬の効果なのか、脳のダメージ部位によるのか、先生にもわからないとのことで、ひとまず朝食後の1錠だけにしてみましょうということになったのが昨夏のことだ。
 ということで、ありがたいことに、てんかんの発作はいまだ起きていないので、このままやり過ごせるかなと思っている。

 なんかね、駄文一つ書くにも下手にフラグ立てないようにびくびくするのって、一種の後遺症なのかな?


 ※追記と覚束ない訂正(2021.02.01)
 ・顔文字の削除(危ないのは使ってなかったと思うけど、念のため)
 ・それとね、あとから気づいたんだけど、薬の切り替えって、そんな急にできないと思うのよね。
  イーケプラ錠は1日2回朝夕飲んでたので、1錠でたぶん12時間以上は成分が効いてると思うし。
  だから、最初はとりあえず夕食後の服用をやめて、様子を見たと思うのよね。
  やめてすぐ翌朝に両手の強張り症状が治まったことは鮮明に覚えているので、デパケンR錠に切り替えたのは、そのあとだと思う。
  当時の自分の入院メモを見ても、ちゃんと記録してなかったのできちんと訂正できない上に、読みづらくなってしまって申し訳ない。




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