燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

見てはいけない

2005-02-01 00:00:00 | クリーニング店での出来事(完)
夜勤や休出には、夫は私服で出勤する。
というわけで、今日は久々にYシャツを持ってクリーニング店へ。

自分の番になったとき、もう閉店間近でほかにお客もいなかったので、
ずっと聞けなかったことを聞いてみた。

ずっと聞けなかったこと、というのは、例のクリーニング泥棒?のことだ。

「あれは詐欺じゃないかと思って…」
「そうなんです」

おおっ! やっぱりそうだったんだー!

わが夫の推測どおり、弁償金目当ての詐欺だったそうな。
後日、紙(おかみさんはそう言った)、つまり、取次店に通達がきて、
詐欺に対する注意が喚起されたそうな。
まったく油断のならない世の中だ。

ついでに、弁償金額はどのように決まるのか聞いてみた。

「服のメーカーとお店、購入日をお聞きして、問い合わせるんです」

なるほど、お客の記憶はアテにならないから、直接、売価を確認するのか。
そりゃそうだ。これに乗じて、上乗せして申告する不心得者もいるだろうし…。
もっとも、私ならメーカーすら答えられないけど。(ああ、ザルのような記憶力)

「でも、買った時点から値段が下がってしまいますけど」

ああ、やっぱり時価なんだ。
でも、メーカーとか、いつ買ったとか、忘れていたらどうするのかな。(該当者=私)

「その場合には、最低価格になってしまうかもしれませんね」

そっかー。
それはまあ、仕方がないかな。(諦めが早いな、私)

とにかく、不審人物には要注意だな。

…と、クリーニング詐欺について学んだところで、おかみさんが新たな情報を!

「時々服を着替えるお客さんがいるんですよ」

え?!

服を着替える? ここで?!

「サラリーマンの方だったんですけど…Yシャツを…。
 見ないようにしましたけど…」


うわぁ…ほんとですか…?!

女性専用車両で着替えをする女性の話は聞いたことがあるけれど(それもどうかと思うぞ)、
クリーニング店で、しかもおかみさんの目の前で、Yシャツを脱ぐ男性って!!

なんてひどいお客だろうか!
おかみさんはとってもピュアな女性なのに!
(ちなみに、脱いだ後は仕上がり品を着ていくらしい…。)

しかし、それだけではなかった。

 
「ズボンを脱ぐお客さんもいます」

 
…!(゜◇゜)

 
…信じたくないです、ほんと。

 
「この仕事って大変だなあと思いました」

 
クリーニングの取次ぎの裏にこんな「セクハラ」が存在するとは。。。

おかみさん…
どうかいつまでもピュアなままでいてください。

(お願いします)


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4 コメント

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ある意味、それはすごいです (燈子)
2005-02-02 14:51:34
パーティといったら、やっぱりドレス…ですよね?

それとも、おしゃれなスーツ、かな?

どちらにしても、タクシーのなかで着替えるのは、人目もさることながら、物理的にすごいことだと妙に感心してしまいました。

着替えにも事情があるものですね~

(あ、ひょっとして、リムジンだったり??)



でも、クリーニング店では遠慮してほしいです(^_^;)

脱いだばかりのほかほかな衣類を渡すのは、あまりにも失礼かと…。

何かのっぴきならない理由でもあったのかなあ…。



あ、そうそう!

ちなみに、おかみさんは、しめっぽい衣類はすぐにまとめずに風通ししてから工場へ送っているそうです。

カビが生えてしまうことがあるんだとか。
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タクシーで着替えるひと (NONNON)
2005-02-02 13:56:44
タクシーのなかで着替えをした、というハナシをあるエッセイで読んだことあります。

海外出張から帰ってすぐ、空港からパーティに直行しないといけない差し迫った?状況なので、やむを得ずだったとか。

タクシーの運転手さんには「着替えをするので、後ろを見ないで」と言って、マイペースでささっと着替えたらしいです。
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もし… (燈子)
2005-02-01 23:42:15
自分もその現場に遭遇しちゃったりしたら…

と思うと、クリーニング店に行くのもドキドキします。

でも…



「しめたっ!日記だ!」



と思ってしまうかもしれない我が身が口惜しい…(←ピュアじゃない人)
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せめて・・・ (NONNON)
2005-02-01 14:58:03
せめてお手洗いを見つけて着替えるとか。

そんなヒマもないくらい、急いでいるんでしょうか?



ピュアなおかみさんの様子が浮かびます。

ああ、お気の毒に~



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