燈子の部屋

さまざまなことをシリアスかつコミカルかつエッセイ風に(?)綴る独り言的日記サイトです

お鮨屋さん 4

2005-02-02 14:16:17 | 食べるたのしみ
我が家の「旨い店リスト」に載って間もないお鮨屋さん。
間もないというのに、すでに6回目。
そう、先月だけで2回も出かけてしまったのだ。

お鮨を月に2度…。

ラスベガスでさえ年に1度しか行かないのに!(←比較が間違ってる)

このままいくと、我が家のエンゲル係数はあなご…いや、うなぎ登り。
いかんなあ…と思いつつ、魚好き(で酒好き)な私たちは、
それでもつい、いそいそと暖簾をくぐってしまうのである。

 
先月上旬―

少し遅かったのか、カウンター席はすでにいっぱい。ちょっと残念。
すると、板長さん、2階は空いているというものの、

「広い席になってしまいますが」

なってしまいますが…って、あなた、私たちにいったいどうしろと?

「相席」だというならわかるけど。
上がってもいいのかどうかを聞いても同じ返事だったので、
私たちは遠慮なくその「広い席」に案内してもらった。
ここの板長さんは話術にもっと磨きをかける必要がある、と私は思う。

そして初めての2階席。

ここで1つ、訂正が。

2階は「お座敷」だと思い込んでいたけれど、実は「テーブル席」だった。
カラオケボックスのように狭い、でも妙にしっとりと落ち着いた細長い空間で、
一方の端に6人席(8人だったかも)、他方に4人席と2人席が用意されていた。
6人席は長距離列車のボックスシートのような感じなので、
奥の席に座ると、トイレに立つのは気が引けるかもしれない。

さて、4人席と2人席には先客がいて、私たちは6人(あるいは8人)席についた。
なるほど確かに「広い席」には違いない。
そのスペースに見合うだけの注文を出さないと悪いかな?

 キリン一番絞り
 鬼若 特選本醸造
 白子
 お刺身盛合せ
 真鯵と貝のぬた和え
 自家製さつま揚げ

いいものがなかなか入らないらしく、ようやく口にすることができた白子。
しっかりとしたコクと甘味があり、今まで食べたなかでは一番おいしい白子だった。
そのほかもまずまずのおいしさ。お酒もおいしい。
遠慮なく座った甲斐があるというもの。
それに、この日の目玉はなんと…

 
大間の鮪!

 
大間…それは魅惑の響き~

というわけで、締めには「まぐろづくし」を注文。
大トロ、中トロ、赤身が2貫ずつ握りで、ネギトロ巻きが4つ。
はたしてそのお味は…

中トロ、美味~♪

本当においしかった~(*^_^*)

でも…

中トロ以外は普通のおいしさだったような…?

夫は「大間のは中トロだけだよ」と言う。
私もなんとなくそんな気が…なんとなくだけど。
値段もお手頃だったし。。。

その後、下旬に行った時、板長さんに「大間の鮪」がまた入らないかなあと言うと、
やはりそう簡単には手に入らないらしい。
本数が少なく、ほとんど料亭へ行ってしまうのと、価格の問題。
この次はいったいいつになることやら…。

それにしても、どうしてこんなに鮪好きなんだろう?

好きになるのに理由はない、か。

 
 
(さかなくんならそう答えるかなあ…)


(次を読む)

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