「Inner Views」

音楽家として逝こうと思う。

印礼(完)。

2006-10-27 | Archtop Guitar
 ネックの表に「Marchione」と彫って、そこへ前回パールで作った「Marchione」を埋め込むのです。ここはいわばギターの「顔」。製作家の名前が入る、とてつもなく重要な行程なのです。

 スキアラバサボルを使いつつも、


完成。


 製作もこのあたりまでくると、各パーツからオーラが出てくる。やっぱりマルキオーネだよ。王者の風格がプンプンしてる。今までいろんな製作家のギターを観てきたり、一部、その製作にも関わってたこともあるけど、ここまでのギターはないです。ちょっとスゴいことだな、と。ギターを触ってる時の「ワクワク感」がケタ違い。こういうギターはないですよ、ホントに。

 そんなコトを考えてた雨の日でした。


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
久々。 (Ryo)
2006-10-31 20:45:22
パールを作るより、彫りこむ方が神経使いそうですね!それもスゴイ精度!!
さすが、マルキオーネ☆

あれ!?
でも・・・Morochioneじゃないのは??(笑)
返信する
彫り物。 (Taka)
2006-11-14 12:37:37
これ、目が疲れます。失敗は絶対に許されないですし。緊張しますよ。
返信する

コメントを投稿